コスモヴューファーム

2015-02-04

皆さんこんにちは。コスモヴューファームの山口です。

局地的な大雪や、雪害などが全国で相次いでおり、

北海道内でも吹雪や大雪の被害といったニュースをよく耳にしますが、

雪の多い札幌や旭川に比べ、新冠町に位置するコスモヴューファームでは、

例年にも増して降雪が少なく、とても同じ北海道とは思えません。

Photo芝生も出ており、積雪は0になっています。

おかげさまで、騎乗などの育成業務もスムーズに行えます。

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何日か前の画像です。

例年ですと、降雪の影響で冬の間は、あまり行っていないゲート練習も行えました。

この馬は、ここの発馬機を見るのが初めてで最初は警戒していましたが、

普段、厩舎横に常設しているゲートをくぐらせて駐立に慣れさせていましたので

同じ発馬機だと納得するとすんなりと入れるようになりました。

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中には、普段のゲートに慣れているので、最初から

駐立、扉の開閉が出来る馬もおります。

写真を見てお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、

ゲートの扉が開く音に驚かない様に、消音構造の扉もあります。

この消音機能などを使い、徐々に慣れさせていきます。

当然ですが、競走馬になりレースに出るには、ゲートから発馬しなければいけません。

この馬達も、春にはこのゲートから勢いよく飛び出して行けるように練習していきます。

2014-08-01

皆様、こんにちは。コスモヴューファームの山口です。

夏競馬も中盤になり、続々と2歳馬達がデビューしている中、

当牧場のまだデビューしていない2歳馬達も暑さに負けずに

最後のトレーニングに励んでおります。

デビューを目指している2歳馬達は毎日の調教にゲートからの

発馬練習を織り交ぜて調教しております。

馬達も体力がついて来たのか、難なく調教をこなしており、

騎乗者の方が少し夏バテ気味です。

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ゲート内での駐立から、発馬を行いトラックコースを周回する調教です。

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手前の馬は、コスモヴューファーム生産馬のウインティアラです。

母は、2009年のマーメイドステークスを制した、コスモプラチナです。

ゲートでの駐立も発馬も上手にこなしており、体力もついてきましたので、

そろそろJRAの施設への入厩が見えてきました。

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競走馬と言えども、元来、馬はとても臆病な動物です。

最初から人を乗せて走れる訳ではありません。

調教終了後も毎日ゲートを通過させて、ゲートという物に慣れさせます。

牧場で生れて、1歳の夏に初めて人を乗せてから、1年近く調教を行い、

色々な事に慣れさせて、日々積み重ねた調教があり、馬も人も一緒に成長しました。

ここまでの調教過程を無事に乗り越えられた馬が、JRAの施設に入厩し、

各地の競馬場で、ブログをご覧の皆様の前で、初めてレースをする事が出来ます。

このように、自分たちの手がけた馬がレースに出る事、さらにはレースに勝利する事は、

牧場で働く、私たちの喜びに繋がっています。

2014-06-06

こんにちは。コスモヴューファームの山口です。

晴れた日が続き、先日、北海道内でも最高気温が35℃を超える真夏日を観測した

場所がありますが、コスモヴューファームの本場は、海沿いのため、比較的

涼しく感じます。とは言っても、ここ新冠町の内陸にある観測地点では30℃を観測したそうです。 

コスモヴューファームから車で10分ほど、内陸に向かうと新冠町東泊津地区に到着します。

ここには、コスモヴューファームで4番目に開場した分場

コスモヴューファーム イーストがあります。

この分場を含めたコスモヴューファームの総敷地面積は約190haになりました。

Photoここまで来ると海風が無く、少し暑く感じます。

これから夏競馬が始まると、休養や、北海道シリーズの参戦に向けて

短期放牧などで現役馬の入退厩が活発になります。

暑い日などは、昼夜放牧に出す時間帯を夕方の涼しい時間に、

馬房に入れる時間は午前中の気温が高くなる前に変更して、

日中は馬房の中での暑さ対策を行い鋭気を養います。

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ウインエフォートです。現在リフレッシュ放牧中で広い放牧地を

独り占めしています。イースト分場でしっかりリフレッシュさせてから

育成施設のある少し涼しい本場に移動、調教後に体制が整ったら

競馬場に送り出します。

2014-04-14

こんにちは。コスモヴューファームの山口です。

日中の気温も上がり、ここ北海道でもようやく春を感じる事が

出来ていたのですが、朝起きると放牧地にうっすらと雪が積もっていました。

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朝は冷え込みますが、太陽が出てくるころには、すぐに放牧地の雪も無くなります。

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事務所前の芝生です。

まだ枯れている色ですが、少し緑に色づいてきました。

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こちらの写真は事務所前の桜の木です。

関東では、すでに見頃を過ぎていると思いますが、

北海道ではまだまだつぼみが見えているだけで、

咲く気配がありません。早ければ5月のGW後半だと思います。

ここコスモヴューファームがある新冠町の隣町、

新ひだか町静内には有名な桜並木の名所【二十間道路】

があります。例年はGWが過ぎてからの開花ですが、

今後の天候次第ではGWが見頃になるかもしれません。

北海道の中には、GW期間中が桜の見頃の名所が

数件ありますので、桜の名所と馬産地を巡る北海道旅行などに

出かけてみてはいかがでしょうか?

2014-02-26

こんにちは。コスモヴューファームの山口です。

関東地方でも記録的な大雪が降り競馬開催が中止になったり

交通網が遮断されたり、色々と大変であったと思いますが、

先日ここ、日高地方でも今シーズン一番の大雪に見舞われました。

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 これは、除雪で集めた雪の塊です。

重機で雪を集めるまでは、場内の道路が

車で通行出来ない状況でした。

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何だか分かりますか?

馬のお尻に積もったふかふかの雪です!

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大雪の後は、晴れた日が続いていますが朝晩は

北海道らしい冷え込みを見せています。

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こちらの写真は、朝に放牧地から撮影した物ですが、

奥に見える海の中に白い霧がかかっているのが

わかりますか?

放射冷却によって冷やされた空気が、川から流れだした

比較的暖かい水の水蒸気を凍らせて出来る霧です。

冷え込みの厳しい日には、海や川にこの霧が見られます。

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こんな寒さの中でも夜間放牧をしている馬たちは

とても元気にしています。

ふかふかの雪の上では元気に走り回り、

草が出ている所では青草をつまんでいます。

寒さに負けず、このまま元気に成長してほしいと

願っています。

2013-12-26

コスモヴューファームから今年最後の投稿

 皆様、こんにちは。コスモヴューファームの山口です。

 有馬記念が終わり、2013年も残すところ残りわずかとなりました。皆様の一年間はいかがでしたか?

 さて、北海道の玄関口、新千歳空港付近は、最近降雪が多いようですが、今年の日高地方は、例年より雪が少なくまだ放牧地にも積雪はありません。それでも北海道ならではの凍てつく寒さは体の芯まで冷えて来ます。

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何週間か前に一度雪が積もりましたが、あっという間にとけて現在は、アスファルトも緑地帯もしっかりと出ています。

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この日の気温は氷点下。俗にいう真冬日です。調教が終わった馬達は、うっすらと汗をかいて体が温まった様です。乗っている人間は、厚着をしていますが、とても寒そうです。

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雪が無いので、ゲート練習も進められます。

 コスモヴューファームは、海沿いの高台にありますので、風が強い日に、ゲートで駐立しているととても寒いです。

 これからが本格的な冬で、まだまだ寒い日は続きますが、馬達も夏から始まるデビュー戦に向けて頑張っています。

 コスモヴューファームからは、今年最後の投稿となります。

 皆様、年末に向けご多忙のことと存じますが健康にお気を付けてお過ごしください。来年も、どうぞよろしくお願いたします。

 

2013-09-18

皆様、こんにちは。コスモヴューファームの山口です。

 最近の北海道は、朝晩、冷え込む日もあり、大分秋らしさを感じてきました。
 太陽の沈む時間も以前より早まり、夕方には、幻想的な景色が見られるようになりました。

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 太平洋の方向に日が沈んでいきます。写真では、少し分かりずらいですが、薄い雲に夕日が反射して、七色に輝いています。

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 高台に登ってみました。

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 現在18:10分頃。ここまでの写真の撮影時間は5分ほど。
 今日の夕日は、薄い雲のおかげで、数分違うだけで、色々な光を見せてくれます。
 右奥に見える町明かりは、新冠町の光です。
 競走馬たちに、この景色はどのように映っているのでしょうか?

2013-08-09

放牧地に虹がかかっていました【コスモヴューファーム】

 こんにちは。コスモヴューファームの山口です。先日、放牧地に虹がかかっていました。

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 放牧地の中にいる馬は、ウインレーシングクラブの募集馬たちです。虹を駆ける程の名馬に育ってほしいです。

 

2013-04-26

皆さん初めまして!コスモヴューファームの松尾篤と申します。

 皆さん初めまして!コスモヴューファームの松尾篤と申します。高校を卒業して北海道に来て早12年。未だに寒いのには慣れませんが、年々早起きになってきています。職業病なのか、年のせいなのかどちらかは解りませんが(笑)

 さて今日は、デビューを間近に控えた、二歳馬達のゲート練習を紹介したいと思います。

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 皆さんご存知かと思いますが、競馬場でレースに出てくる競走馬達は、「ゲート試験」と呼ばれる試験に合格しなければレースに出ることはできません。一度合格した馬でも実際のレースで悪癖(暴れる、発馬しない、ゲートに入らないetc.)を見せてしまった馬には、再度試験を行なう場合もあるくらい厳しいものになっています。当牧場ではデビューを控えた馬達をゲートに馴らすことでトレセン入厩後のゲート試験がスムーズに合格できるように、しっかり練習をしています。

 馬は本能的に危険を察知すると逃避する動物なので、得体の知れないものに対して最初からすんなりゲートに入ってくれる馬はなかなかおらず、ビクビクしているのをなだめながら、練習用の幅が広いゲートから通していきます。慣れてきたら少し狭いゲートを通し、それも平気になったところで、レースで使用するゲートと同じ幅で馴らします。その後は扉を閉めてゲートの閉塞感にも馴らしていきます。ゲートの中は安全で敵もいないのだと馬に思ってもらえれば一番ですね。そしてゲートの開閉も十分馬に納得させた上でスタートの練習に移っていきます。

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 ざっと文章にすると簡単そうですが、中にはゲートで立ち上がる馬や頑なにゲートに入るのを拒絶する馬も出てきます。馬が納得してくれていれば問題ないのですが「ゲートは怖い」「ゲートに入ったら走らされる」などなど。一度歯車が狂ってしまうとそれを直すのは時間も労力も掛かってしまうので馬の仕草や動きから馬の気持ちを察し、その場その場で適切な対応をするようにしています。経験を積んでくると対処の仕方も上手くできるようになってきますが、初めのころは僕も四苦八苦でした。それでも試行錯誤していくうちに上手にゲートが出来た時の達成感は忘れられません。

 今年の馬は例年に比べて苦労する馬はいませんが、いつでも対処できるように日々心がけています。厳冬期もようやく終わりを告げ、春の訪れを実感する毎日。寒い日々を共に頑張ってきた馬達の勇姿を見る日が、今から待ち遠しいです。

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2013-02-06

こんにちは、コスモヴューファームの山口です。

 突然ですが、この写真の真ん中の群れ、何かわかりますか?

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 そうです。馬ではなく鹿の群れです。まだ若い小鹿たちの群れでしょうか?我が物顔で徘徊しています。

 冬場は、山に食べ物が無いのか、この時期になると頻繁に見かけます。放牧地に置いてある、競走馬用の置き草も、時には全部食べられてしまします。また、牧柵を壊したり、調教中、トラックコースの脇から突然あらわれて、馬が驚いたり。
牧場にとっては、少し困った存在です。

 鹿たちも、生きる為に必死だと思いますが、うまく共存できる方法があればと、いつも思います。