2018-05-24

BTC第36期生の八木 飛雄伊です。

 私がBTCに入構してもう2か月を迎えようとしています。入講してから厩舎作業や寮生活、騎乗訓練など段々と慣れてきました。

 騎乗訓練では3つのグループに分かれて行っていました。軽速歩、鐙を外しての正反動、前傾姿勢をメインに訓練に取り組んでいます。以前までは覆馬場の中を2つに分けて5頭ずつで訓練を行っていたのですが、最近は3グループ一緒に馬場全体を使って10頭くらいで部班運動を行うようになりました。最初は馬に跨ることから大変でしたが、今は慣れてきて余裕をもって訓練に臨めるようになってきました。ただ、頭数が増えた分難しくなった部分も出てきましたが、やりがいや達成感を感じられる部分が多くなってきたので、失敗もバネにしてうまくなれるよう頑張りたいです。

 また、研修の中で馬装コンテストも行っています。馬装コンテストは正確にかつ綺麗にスピーディーに馬装を行い、それぞれの項目の点数の高い人から順位がつけられます。馬装は騎乗するためにとても大切なことなので、皆で競い合いながら頑張っています。

 騎乗も大切ですが、馬装や厩舎作業などの基本的なことも大切なのでこれからももっと色々な事を覚えていきたいです。研修生一同立派なホースマンになれるように切磋琢磨して頑張っていきます。

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2018-05-19

ファインニードル、祝勝会!【ダーレー・ジャパン・ファーム】

少し前の話になってしまいますが、ダーレー・ジャパン・ファームの生産馬ファインニードルが、3月末に行われたG1・高松宮記念に優勝し、その祝勝会を実施しました!

当日は、北海道にいるスタッフを中心に90名ほどが参加。ゴドルフィンのレーシングネームで走るようになって最初の重賞勝利だったので、イメージカラーである青と白の風船を座席につけて彩ってみました。が、身体を使う仕事で若いスタッフも多いので、そこは花より団子。席に着くやいなや、「早く乾杯を」「お腹すいた」といった心の声が今にも聞こえてきそうなムードが漂ってきていました。

Photo その気持ちをぐっとこらえてレースを映像とともに振り返ると、結果を知っているにもかかわらず、最後の直線では「差せ!」「交わせ!」と思わず声をあげるスタッフも。きっちりハナ差とらえてゴールしたところでは、改めて歓声と拍手が沸き起こりました。

お待ちかねの食事はビュッフェ形式で用意したのですが、「ご自由にお取りください」の声がかかるとすぐに行列ができ、あっという間にほぼ完食。

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Photo_3 お腹も満たされてきたところで、今度はファインニードルの写真やダーレーのロゴをあしらったケーキが登場。こちらも十分な量を用意したつもりが、瞬時になくなってしまいました。

お酒やトークに夢中だったスタッフのなかには、食べそびれてしまった人もいたようです。

Photo_4 会場には、高松宮記念の優勝レイやゼッケンなども展示。生産馬かつ所有馬でJRAのG1を勝つのは初めてだったこともあり、なかなか目近に見ることのないG1優勝の記念品に写真を撮る人も多くみられました。

Photo_5 代表のハリー・スウィーニィも、スタッフ全員の仕事をねぎらうとともに、「また近いうちにこういう場を持てるように頑張りましょう!」と挨拶。このように全員で同じ目標に向かって頑張って、結果が出たら一緒になって喜べるのは牧場で働く醍醐味のひとつですね。

今後もさらに大きな結果を残していくべく、ダーレーでは積極採用中です。未経験者からでもスタートできるプログラムを開始していきますので、ご興味ある方は以下のページから詳細をご覧ください!

https://job.mynavi.jp/19/pc/search/corp218274/outline.html

2018-05-18

2018年度(第40期)軽種馬生産育成技術者研修②【JBBA静内種馬場研修課】

 こんにちは。JBBA研修課の藤田です。5月も中旬となり青葉が美しい季節となって参りました。

さて、2018年度(第40期)生産育成技術者研修でございますが、開講式より1か月半が経過し、研修生たちは生活のリズムもつかみ日々の研修に励んでおります。

 前回の投稿では、騎乗準備を進めているといったところでしたが、現在は基本的な騎乗姿勢から始まり、停止・発進・左右への回転、そして速歩(軽速歩)練習まで進んでおります。

 また生産に係る研修として、JRA日高育成牧場の協力をいただき、当歳馬の取り扱い方や繁殖牝馬の管理方法等について実習をさせていただきました。6月には本場内において、種牡馬の取り扱い方や飼養管理、運動方法等について勉強するため、種馬場エリアで実習を行う予定です。

 まだまだ研修は続きますが、1つずつクリアして安全第1で頑張ってもらいたいところです。引き続き応援をお願いします。

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2018-05-10

入講して1ヶ月経って

 BTC第36期生の森祥子です。

 わたしがBTCに入構して一ヶ月が経ちました。入講した時は、今までとは全く違う世界に入ること、他の全20人の研修生との共同生活などたくさんの初めての事に不安でした。しかし、教官や先輩たちに、厩舎での作業から馬装の仕方、ボロの取り方、掃き掃除の仕方まで一つ一つ丁寧に教えてもらって毎日頑張っていきました。

 先輩が研修修了して、自分達だけでの厩舎作業が始まり、騎乗訓練も始まりました。最初の方は、流れを忘れてしまったりして教官に聞いたり、まだ作業にも慣れていなかったので時間がかからなかったりして、先輩の大切さを知りました。騎乗訓練では、馬に乗れる喜びと、出来なかったことが出来るようになったりして、楽しいこともあります。しかし、教官が教えてくれたことがすぐにできなかったり、色々な苦労もありますが、自分の失敗から学んでいきながら、馬との信頼関係を築けるように毎日頑張っています。

 最初は、自分の事だけで精一杯で意識してなかったけれども、最近ではどうしたら効率よく作業を進められるか少しずつわかってきて、他の研修生とどのようにコミュニケーションをとりながら協力していくことが大切だとわかってきました。

 これからもみんなと協力し合い、頑張っていきたいと思っています。

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2018-05-02

JRA日高育成牧場のあしはらです。

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 ようやく「今日はあったかいね」という言葉が会話の中で聞かれるようになった陽気の北海道。例年桜の開花は5月ですが、今年は早くて、浦河優駿道路の桜も4月中に開花しました。北海道もようやく春がやってきました。

Photo  先月24日、中山競馬場ではブリーズアップセールが開催されました。快晴とはいきませんでしたが、概ね穏やかな天候のもと、前日の下見、当日の公開調教、事前下見と予定どおりに実施され、セールも会場が満席に近い盛況のもと開催されました。成績についても、上場された育成馬は完売で、売り上げも好調だった昨年と同じくらいでした。今回、上場されなかった育成馬も何頭かいましたが、こちらは今月22日に札幌競馬場で開催される予定の北海道トレーニングセールに向けて調整していくことになります。その経過や市場の様子については、また来月報告することにします。

研究評価委員会

 何だか堅苦しいタイトルですいません・・・。毎年4月は研究関連の節目となる月。研究評価委員会とは、昨年実施した研究および来年度から実施する予定の研究の内容について説明してもらったり、評価してもらったりするものです。それにあわせて、現在実施している研究の経過報告も行ってもらい、意見交換などもする会議になります。私も評価委員として参加してきました。生産育成に関する研究を実施している日高育成牧場からは、現在行っている研究の進捗状況の報告を行ってきました。生産地で抱える問題は多岐にわたっていますが、その中で皆さんが日頃疑問に思っていること、悩んでいることがあると思います。今後、我々育成牧場のスタッフと交流する機会があれば、意見交換などしながら、できることからいろいろなことに取り組んでいきましょう。これからもよろしくお願いします。

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見えて怖い、見えなくて怖い

 さて、今回は、「怖がる」をテーマに書いてみます・・・。いろいろな視点で考えることのできるテーマですが、ここでは「視野」に焦点を当てて考えてみることにします。

 馬は臆病な動物だ、怖がりだ・・・馬を語るときによく聞き、よく使う言葉ですね。馬は見慣れたものには動じないですが、初めて見るものや、予想外の動きをするものに想像以上に驚くことから、そんな風に思うのかもしれません。自分の身を守るため、子供を守るために、後ろ足を振り上げるなどの防御姿勢をとることから、「馬は蹴る動物」と思い込んでしまう人も少なくありません。

 皆さんの中で、馬の蹄鉄をお守りにして持っている人はいませんか?馬は、理由もなく動物や人に危害を与えません。また、どんなに小さな動物であっても人でも、たとえそれらが馬の足元にいても、正しく認識さえしていれば、自ら踏みつけることはないのです。そんな理由で、交通安全のお守りとして蹄鉄を車につけている人がいます。馬はとてもやさしい動物ですから、決して誤解することのないようにお願いします。まあ、あの大きさで迫られると確かに「怖い」と思う人もいるかもしれませんが、変にこちらが驚くと、それに馬が驚きます。うまくコミュニケーションが取れていると判断したときは必ず、「よしよし、かわいいやつだ!」と鼻を撫でたり、首を軽くたたいたりして褒めてあげましょう。きっと喜ぶと思います。まあ、いたずらされることもありますがね・・・。で、今回は、馬がなぜ「怖がる」のかを考えてみるのですが・・・。そうですね・・・自分が怖いと感じるときと、馬が驚いて怖がっているように見える姿を想像しながら、比べて考えてみましょうか・・・。

 私が小学生の頃の話ですが、超常現象などを取り扱った特集番組が流行ったことがありました。たとえば、謎の飛行物体とか心霊現象などのスペシャル番組ですね。私はこのうちの「心霊現象」が怖くてね。毎日、耳をふさがないと寝られないとか、豆電球をつけないと寝られないとか、そんな感じの怖がりな子供だったと思います・・・。まあ、今では平気になりましたけど・・・。人は、見えそうで見えないものとか、あるはずもないのに見えている気がするとか、後ろから何かが迫ってくる、突然何かが現れるなどが起こったときに、予想以上の驚き方をするものです。

馬が見える風景を想像してみる

 では、馬はどうでしょう。

 唐突ですが、皆さん、人差し指を立てて、腕を顔の正面にまっすぐ突き出し、視線は前方で固定し、人差し指を肩と同じ高さを保ちながら、ゆっくりと左右に開くように横に動かしてみてください。どこで指は見えなくなりましたか?だいたい左も右も丁度水平に腕を横に広げたくらいの位置で見えなくなりますよね。つまり、真正面を向いているとき、前方180度の範囲はよく見えるものの、後方180度は直接見えないはずです。人は時にこの見えないところに何かいるのではないかと想像して怖くなりますよね。では、見えていれば怖くないのでしょうか?360度全部が24時間見えている世界を想像できますか?全部見えているんだから安心と思う人もいるかもしれませんが、全部見えると落ち着かないのでは、不安になるのでは?と思う人のいるのではないでしょうか?私は馬は後者だと思うんです。24時間まわりが見えすぎて不安を感じるのだと想像します・・・。科学的な根拠はないんですけどね・・・。

 馬は私たちと違って、目が顔の横についています。馬の視野は実に広くて、真正面と真後ろに死角があるといわれていますが、少なく見積もっても全景360度中340度くらいはしっかり見えていそうです。しかもその目の奥「瞳」をよ~く見ると、私たちのように円形ではなくて、横に細長い楕円形をしているのがわかります。

Photo_4 一般に草食動物は視野を広くして、敵を早く察知できるように目は横についていて、肉食動物は、目前の獲物を狙って確実に捕らえられるように、目は前についていると言われます。草食動物である馬も例外ではなく、油断すると敵に襲われると言う本能的な感情を持っているため、予想もしないようなことに過剰に反応するのでしょう。

馬とおしゃべりをしながら

 私は小心者なので、最初はできなかったのですが、馬の手入れや治療などをするときは、たえず独りごとを言っているかのように馬に話しかけながらブラシをかけたり、注射をしたり、包帯を巻いたりしていました。例えば注射が嫌いな馬がいたとします。馬によってとる行動は違います。立ち上がる、首を振る、肢でたたく、噛み付く、頭突きをする・・・

 「わかったから、嫌いなの知ってるから、ちょっとだけだから、よーしよしよし・・・」もう適当な言葉で、声を大きくして、ごまかしながら注射します。音に敏感なら、逆にそうーっと近づいて、小声で、

 「よしよしよし・・・じっとして・・・」

 なんていいながら注射します。まあ、頭がいい馬もいて、上手くいかない場合も多いですけど、怖がらないようにと思って、黙っていきなり近づくほうが逆に怖がると思います。

自分が怖がらない

 繰り返しになりますが、最悪なのは自分自身が怖がることで、この人間の行動が一番馬を怖がらせます。視界が広い分、どこから人が近づいてくるかを常に見て様子を観察しています。怖がっている人を見ると、馬は自分に何かするのではないかと思って警戒するのです。たとえ、自分が馬取扱いの初心者であっても、自信をもって堂々と馬に接することです。そうすれば、馬は安心します。

 見えるほうが怖いのか、見えないほうが怖いのか・・・わからなくなってきましたね~(笑)。皆さんはどう解釈しますか・・・。今回もお付き合いありがとうございました。



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