2017-01-19

日高の馬のWinter Life【JRA日高育成牧場】

 涼夏少雪の気候といわれる日高地方は、冬でも-10℃を下回ることは少なく、北海道のなかでは比較的過ごしやすい・・・。はずなのに、なんと今朝の気温は-17℃!手袋をはいていても(あっ、北海道では手袋をつけることを「はく」って言うんですよ)、指先が凍えてしまいます。こんな厳しい環境のなかで、日高の馬はどんな暮らしをしているのでしょう?と言うことで、今回は日高育成牧場の馬たちのWinter Lifeを紹介します!

Photo写真1.-17℃は今年一番の寒さ。

 それでは、まず年が明けて2歳となったJRA育成馬から。現在、JRA育成馬は4月25日(火)に開催されるブリーズアップセールを目標に、基礎体力を養うためのトレーニングの真っ最中です。外は雪に覆われ一面の銀世界ですので、屋内のトラック馬場(一周800m)と坂路馬場(直線1000m・最大勾配5.5%)が主な鍛錬の場。育成馬たちはトラック馬場の騎乗調教をベースに、週2回坂路を駆け上がっています。その甲斐もあって、随分走行フォームがしっかりとし、肩や腰回りも立派になってきました。

 ちなみに、研究部門を持つ日高育成牧場のウリの一つは、科学的トレーニング。定期的に育成馬の乳酸値や心拍数を計測し、効果的なトレーニング強度の設定などに役立てているんです。すごいでしょ( ̄^ ̄) ドヤッ。

Photo_2写真2.屋内坂路を一気に駆け上がる育成馬。

Photo_3 写真3.トレーニング直後の血液を採り分析

 次は、昨年当場で生まれた1歳馬、ホームブレッドの生活です。この頃の1歳馬は集団で放牧管理され、馬同士の相互関係から社会性を学ぶ時期。したがって、お兄さんたちのようにトレーニングは課せられません。人に例えれば、友だちと遊ぶことが仕事の小学生といったところでしょうか。えっ、今どきの小学生は塾通いで忙しく、そんなのん気な生活はしていない!ですって。確かに、そうですね。でも、当場の1歳馬の暮らしもこの季節は楽ではありませんよ。なんせ、当場は昼夜放牧。雪の降る日も、凍てつく夜も野外にいるわけですから。昼夜放牧のメリットについては、移動する距離が増えるので運動量が増える、様々な環境変化に馴化適応することで精神的に成長する。あるいは、換気の悪い屋内に比べ病気になり難いといったことが言われています。また、馬は-15℃までは、馬服がなくても夜間屋外で問題なく過ごせるといった研究報告もあるようです。1歳馬は、この冬の昼夜放牧を乗越えることで心身ともに鍛えられ、逞しく成長できるのですね。がんばれ、ホームブレッド!

Photo_4 写真4.雪の降る日も・・・、

Photo_5写真5.凍てつく夜も、タフな競走馬に成長する糧なのです。

 最後は、繁殖牝馬。彼女たちは、写真6のように明かりの灯った馬房で過ごしています。馬は、日長時間が長くなることによって排卵・発情が起こる「長日性季節繁殖動物」。もうすぐ来る交配シーズンに備え、馬房内を人工的に明るくし排卵発情を早めようとしている訳です。この方法はライトコントロールと呼ばれますが、人工的な光をあてて開花時期を遅らせる電照菊に(早める、遅らせるに違いはありますが)よく似ていますね。繁殖牝馬が、予定通り妊娠してくれるかどうかは生産牧場にとって死活問題。当場の繁殖牝馬たちも、みんな元気に健やかな子を宿してくれることを祈っています。

Photo_6写真6.明りが灯った繁殖牝馬の馬房。この明りは午後8時まで。

 以上、日高育成牧場の2歳馬・1歳馬・繁殖牝馬のWinter Lifeをご覧いただきました。それぞれ馬が、春に向けて少しずつ歩みを進めていることを感じていただければ嬉しいです。それでは、皆さん。寒さに負けず、元気に過ごしてください。

追伸、日高ののWinter Lifeも楽しいですよ。美しい日高山脈に星空、楽しいスケート。

    日高は、ここでしか味わえない魅力に溢れています(⌒ー⌒)ノ。

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2017-01-17

皆様、こんにちは。コスモヴューファームの神楽です。

改めまして明けましておめでとうございます。

寒い日々が続いておりますがいかがお過ごしでしょうか?

暦は大寒、一年でもっとも寒い時期、牧場の仕事も厳しい季節でもあります。

寒いは寒いのですが、例年と比べ今年の新冠は雪が少なく、

除雪作業などにあまり時間をさかれずに済んでおります。

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Photo_2 遠くに見える日高山脈は冠雪しております。

積雪や凍結があると転倒の恐れがあり馬にも人間にも危険です。

いつものこの時期だと除雪をして馬道を整えそれから騎乗に入って行くのですが、

今年はその手間が掛かってないですね。

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Photo_4明け2歳馬の調教もスムースに進んでおります。

ただトレセンから帰って間もない馬はさすがに寒さが応えるので馬服を着せて放牧させたりしております。

Photo_5休養中のウインガニオン号

また来月からはいよいよお産が始まってきます。

繁殖牝馬もお産に向けてお腹も大きくなってきてます。

Photo_6日中はのんびりと放牧しております。

今年もトラブルなく元気な仔を産んでくれること祈ります。

2017-01-13

あけましておめでとうございます【セールスプレップサービス】

あけましておめでとうございます。

と言っても、牧場に年末年始は関係ありません!

いつもと変わらず、集牧をして、飼い葉をつけて、手入れをして、ウォ-キングマシンに入れて、放牧して、寝藁をあげて、と・・・。パートさんが休みの分いつもより忙しいくらいで。

馬たちも当歳から一歳へと1つ大人になったわけですが、

そんなに急に変わるはずもなく、相変わらずのヤンチャぶりです。

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約半年後にはセリをむかえることになります。

先輩たちのようにきちんと大人になってくれよ~。

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2017-01-10

明けましておめでとうございます(岡田スタッド)

明けましておめでとうございます。

今年からこのブログに参加させていただくことになりました岡田スタッドと申します。

日々の牧場での出来事を赤裸々にお話させていただけたら…と思いますので宜しくお願い致します。

先日、岡田スタッドでは鏡開きが行われ、今年もスタッフと馬が事故やケガなく健康に過ごせるよう祈願しました。

(地域によって時期などが異なるかもしれませんが、鏡開きとは、お正月に神様、仏様に供えていた鏡餅を下げ、それを食べるという風習です。 神様に供えた食べ物には力が備わると考えられており、神様に感謝しながらそれを食べることによって、無病息災を祈願するというものです。)

Photoこの鏡餅は、昨年末に行われた餅つき大会で作って頂いたものです。 餅つき大会は毎年の恒例行事の一つ。 私も今年初めて参加させていただきましたが、皆で願いを込めてついたお餅は格別に美味しいです♪

Photo_2また1月からは出産のシーズンとなります。 夜中の出産となることも少なくはなく、繫殖スタッフにとっては一年の中で最も忙しく、 そして最もやりがいや感動を感じる時期なのだと思います。

岡田スタッドでも、間もなく今年の第一子が産まれる予定となっています。

出産予定日 1/22 キョウハツラツ(配合種牡馬:ジャスタウェイ)

Photo_3出産予定日 2/24 スマティーコジーン(配合種牡馬:スピルバーグ)

Photo_4種牡馬としては新人の父たちは、現役時代に活躍していた姿が、まだ真新しい記憶としてよみがえります。

今からどんな子が産まれて成長していくのか、楽しみで仕方ありません。

それでは、また暖かくなったころに遊びにきます♪

2017-01-08

BTC第34期生の初乗り!

 BTC軽種馬育成調教センター教育係の小守です。

 今年もどうぞよろしくお願い致します。

 先日BTC軽種馬育成調教技術者養成研修生は、初乗りを実施しました。今年の初乗りは例年より降雪量が少ない為、覆馬場では無く角馬場で行いました。雪上での騎乗訓練は、雪面や降雪量等のコンディションによって実施できる機会が少ない為、研修生は非常に良い経験ができたと思います。  

 今後の騎乗訓練は、覆馬場で鐙上げ騎乗や障害飛越といった基礎的な訓練と並行して、BTCの調教施設での走路騎乗やJRA日高育成牧場での育成馬騎乗実習といった応用的な訓練が主体となっていきます。BTC教育用馬で基礎を確認しつつ、JRA日高育成牧場の育成馬でしっかりとした調教と正しい取り扱いが実施できるように、残り3ヶ月半の研修期間を過ごしてもらおうと思います。

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