2019-09-05

JRA日高育成牧場のあしはらです

サマーセール サマーセミナー 北見にて

 秋風が吹きはじめ、浦河の夏も終わりました。つい最近まで、暑い暑いと騒いでいたのが嘘のようです。このまま寒くなっていくのでしょうか・・・。

 さて市場。先月下旬になりますが、サマーセールが予定どおり開催されました。私も4日間通して行ってきました。昨年に引き続き売却率、売り上げともに好調だったようです。JRAも当初の予定の頭数を購買し、残りは新設のセプテンバーセール等で揃える予定です。この原稿がアップされる頃には馴致も始まっているはず・・・。本格的な育成のシーズンに突入したという感じです。

 また、毎年恒例の獣医系大学の学生向けサマーセミナーも先月末に実施しました。今年も全国から選抜された6名の学生が来場し、私も講義などを行いました。実習は繁殖牝馬、子馬の収放牧、手入れ、厩舎作業、乗馬体験など、馬取扱いの皆さんの仕事と共通するところが多い内容のものでした。大学では馬に関する講義や実習はほとんどないことから、私たちが頑張っていろいろなことを教えていかなければ・・・と感じています。

Photo_3  そして、例年9月に開催される北海道獣医師会の地区学会ですが、今年は8月28,29日の日程でオホーツクの北見での開催でした。オリンピックなどですっかり有名になったカーリング、そして焼肉、ハッカ、帆立などが美味しい町ですね。帯広の学生の頃に何度か訪れて以来なので、本当に久しぶりでした。あの頃はまだ、ばんえい競馬が旭川、岩見沢、帯広、北見の4場で行われていましたから、北見も馬とのつながりは深い土地柄です。学会では馬に関する発表も盛りだくさんでした。また、北見工業大学が会場だったため、今話題のAI・人工知能と医療に関係したシンポジウムも行われ好評でした。内容については、学会に参加した皆さん馴染みの獣医さんにお話をうかがってみてくださいね。得する情報もあるかもしれませんよ。

 子馬たちですが、3回に分けた最後の離乳もスムーズに行われ、これといったトラブルもなく、親子それぞれで落ち着いて過ごしているようです。なお、子馬たちは今月中旬には別の放牧地に移動させて様子を見る予定です。繁殖牝馬も来年の出産に向けてのコンディション作りに入り、1歳組は育成厩舎にすっかり溶け込んでセール購買組とともに初期馴致の真最中・・・。環境が変わる中で、今後いろいろなことがあると思いますが、どの馬も寒さに負けず頑張ってほしいと思います。

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Photo_2 創傷(ケガ、キズ)を見極めよう

 今回は、創傷について少し考えてみたいと思います。

 顔、手、体、肢、蹄・・・馬に限らず、動物は様々な場所を怪我します。多くの場合、血を流すため、中には「血を見るのが苦手」という人もいるかもしれません。現場で慌てたり、あせったりすることもあるかも・・・。馬の怪我を見つけたら、すぐに獣医師に見せて治療を受け、指示に従ってその後のケアをするのが鉄則であり、決して勝手な判断で処置をしてはいけません。しかし漫然と頼りきるのでは進歩もありませんから、自分でも

 直るまで時間がかかるひどい怪我なのか

 見た目はひどそうだが、適切に処置することによって早く治る怪我なのか

など、ある程度の予測をすることは大切です。

毎度のことですが、私独自の見解で語ることを許していただくこととして、以下参考にしてもらえればと思います。

キズを観察するポイントとは

 ランダムに解説していくことにしましょう。

・まずはキズの場所に注目

 ポイントは皮膚がよく動く、伸び縮みする場所かどうかです。例えば前肢なら球節、腕節などの関節が当てはまります。馬房の中を少し歩くだけでも、傷口が刺激を受ける部分ですね。早く治すには、第一にキズの部分が速やかにつくように動かさないことが大切になりますが、関節はどうしても治りにくいです。その関節と比較すると管部や前腕では、動いてもあまり伸び縮みしないので早く治る傾向にあります。まずはどの部分にキズがあるのかをチェックしましょう。

・出血の多さで勝手な判断をしない

 皆さんご存知のとおり、体中の血管には動脈と静脈があり、それらは皮膚にも当然あります。キズの部分にたまたま動脈があって切れると、見た目よりも出血が多くなることがありますが、浅く狭いキズなら以外に問題なく治ることが多いです。逆に出血が少ない場合ですが、傷口が小さくて、外に血が出てこないことがあるので注意が必要です。皮膚の下の組織内にその血が溜まって、後で面倒なことになる場合もあります。なので、決して外見の出血量だけで状態を判断してはいけません。

・キズの深さを知る

 私たちの生活の中でも、怪我をした時に

「深そうだね、病院行って縫ったほうがいいんじゃない?」

なんて会話すること・・あると思います。馬の場合も一緒で、深いキズ、浅いキズ・・・判断の仕方は似ていると思います。皮膚の表面だけのキズか、皮膚の下の組織まで達するキズか、それを通り越して骨まで見えるキズか・・・判断が難しい場面も多いと思うので、獣医師に見てもらいながら観察して覚えるのがいいと思います。

・見える部分だけが怪我ではない

 先ほどの出血のところと関連がありますが、衝撃が大きいわりにキズが小さいばあいがあります。外から見ると1~2cmくらいの小さなキズがあり、その周囲を注意して触って違和感(例えば、水を含んだゴム風船を触ったような弾力のある感触、泡を触るような感触)があるときは要注意です。何らかの強い衝撃で内部の組織まで損傷を負っている可能性が高いです。このような時は、単にキズの表面に消毒薬を塗って包帯するだけでは治らず、場合によっては穴を開けて抜き通しするなどして、洗浄が必要なケースかもしれません。傷のある部分は、人でも馬でも触られると痛いのは共通なこと・・・蹴られないように十分注意してキズの周囲の様子を詳細に観察しましょう。獣医師に治療してもらったあとは、その後に気をつけなければならないケアの方法をよく聞いておきましょう。

・キズが広がる向きをよく見る

 向き、と言われてもなかなかピンと来ないかもしれませんね。先ほど、たとえ1~2cmの小さなキズであっても損傷は周囲に及ぶといいましたが、その損傷が傷口を中心として上下左右どの方向に広がっているかで、治るスピードが変わってくるという話です。キズができると、それを修復しようとする体の反応が起こります。皆さんがよく聞く血液の中の成分で白血球がありますよね。細菌などの有害物質と戦うやつです。その後は血小板の働きなどで傷口を修復しようとするわけですが、その時、全力で戦った白血球の残骸が膿となって外に排出されます。この膿は速やかに外に排出されるべきで、もし傷口が下向きに開いていれば、重力も手伝って自然と外に出ますが、上向きだと出るに出られず、ポケットのように残骸が溜まりやすくなるため修復が遅れます。獣医師はその状況を判断し、下向きに膿が排出されるように処置をするでしょうから、よく観察してみましょう。

・汚れ具合はどうか

 例えば、障害飛越などで馬がバランスを崩し、腕節の部分を強打する場合がありますよね。多くの場合、傷口から砂などの異物が混入するため、修復に時間がかかることが多いです。キズは綺麗なほど治りやすい傾向があり、例えば刃物のようなものでスパッと切れたようなキズは、汚れていなければ治りは早いです。傷口からの異物の混入がないかよく観察しましょう。

当てはまる条件が重なるほど

 いろいろ並べてみましたが、上手く伝わったでしょうか?少し難しかったかな?当てはまる項目が重なるほど治りが悪くなる可能性が高いと考えてください。たとえば、

「傷口は小さいが、中に異物が溜まっているようで、損傷も大きく、傷口が上向きだから、治るのに少し時間がかかるかな・・・」なんていう風にね。

事前に知識として持っておくと、見てもらうときに、伝えるべきことが的確になってきます。獣医さんの処置を見ながら、どうしてそうしているのかの意味を理解しやすくなります。そしてあなたが適切なケアをすることで、愛馬の怪我も早く治るかもしれませんね・・・。

今回もお付き合いありがとうございました。

2019-08-22

BTC 軽種馬育成調教センターです。

先日、サマーセールの見学に行って来ました。

今後自分たちの関わっていく若馬たちがどうのように売買されていくのかわかったようです。研修で行っている、馬の立たせ方や見せ方等も見ることが出来ました。今は大人しくしてくれている教育用馬での練習をしているところですが、若馬の展示に活かせるように頑張ってもらえればと思います。

Photo 馬の価格などもわかり、牧場にいるお客様の馬の取扱いを慎重にしなくてはならないということを再認識できました。

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2019-08-16

BTC教育係の平野です。

先日、札幌競馬場の見学に行って来ました。その際、開催でお忙しい中、JRA職員の方々に各所の説明をしていただきました。

装鞍所では馬体重計測・個体識別・装具の確認等の様子を見学させていただきました。下見所、馬場、検量室においてもそれぞれの担当の方からお話を頂きました。3Rの発走前には発馬機の仕組みについて教えていただき、実際にゲートを切らせていただくことも出来ました。どの場所でも時間・ルールの厳守が大事であることを説明して頂き、普段の研修においても就職したあとでも忘れないで欲しいことと感じました。

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2019-08-08

皆さん、こんにちは。ビッグレッドファームです。

8月は暦の上では立秋。季語の挨拶では『残暑の候』や『残暑見舞い』。

言葉としては夏の終わりを感じさせますが、各地まだまだ茹だるような暑さが続きます。

7月中は涼しかった北海道の日高地方も本格的な夏の暑さが到来し、馬も人も少しバテ気味です。

熱中症や体調を崩さない様に小まめな水分補給や休息を、自分自身はもちろん、周りへも促しながら今夏を乗り切りましょう! 

さて、先日8月1日(木)、BOKUJOB「牧場で働こう体験会」の参加者の方々が本年も新冠のビッグレッドファーム明和をご見学されました。毎年、体験会のスケジュールの合間に見学を組み込んで頂き、牧場の実態や弊社を知っていただく有り難い時間とさせて頂いております。

今年も例年同様に場内のご案内を30分、スタリオン厩舎での自由見学を30分の計1時間。参加者は皆さん、とても元気で明るく積極的で、こちらの案内や説明・問い掛けには元気よく反応を返してくれて、自由見学時はバスを降りた瞬間から駆けていく勢いで種牡馬を放している放牧地に向かっていき、炎天下も気にせず時間いっぱい見学エリアを渡り歩いていました。

参加者の皆さんがこの度の体験・見学を通して牧場の仕事の魅力や遣り甲斐を感じてもらえていたら有り難いですし、将来の夢に繋がる機会になっていると幸いです。

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Photo_2 また、このような見学会の対応に就くスタッフの勉強の場にもさせて頂いています。通常の牧場業務では経験する事が少ないお客様や対外的に人との会話をする事で、「自分たちの取り組みを説明出来るように」「疑問や質問を理解して答えられるように」といったコミュニケーション力を培ってもらえると思いますし、同時に牧場の方針や考えをより深く理解する機会にもなります。

今回の対応に就いたのは、今年5月に入社した新人、JBBA生産育成技術者の卒業生で入社2年目の比較的若い年齢のスタッフの2名。社会人としても牧場従業員としても経験の浅い二人でしたが、日頃から誰に対しても臆することなく、テンポの良い会話ができるスタッフなので、対応前は少しばかりの緊張は伺えたものの、参加者との時間を重ね、見学会の終わり頃には日頃同様に会話が弾んでいました。手前味噌で恐縮ですが、初めての対応としては合格点だったと思いますが、引き続き対応に臨める様に経験の場を設け、本人たちの成長に繋がればと思います。

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Photo_5 なお、対応に加わった5月入社の新人は7月中旬からスタートした乗馬練習の真っ最中です。

当牧場ならではの騎乗スタッフ育成のカリキュラムで、乗馬未経験者でも短期間で騎乗調教に関われる様に取り組んでいます。恐らく、8月中には現役馬で騎乗調教に携わっている事でしょう。

これから若馬の馴致(ブレーキング)が始まり調教頭数が増えるため、1人でも騎乗者を確保したい時期になります。1鞍でも多く調教を行えるように、新人を含め騎乗経験の浅い若いスタッフの騎乗スキルを早く引き上げて、タフな競走馬作りに繋げていきたいと思います。

2019-08-01

JRA日高育成牧場のあしはらです

暑さと長雨

 8月になりました。今年の北海道は場所にもよりますが6月は天気も良く、雨が少ない日が続きました。このまま暑い夏かと思いきや7月は曇りや霧雨の日が多かったですね。そしてここにきて異常な暑さ・・・体が参っちゃいます。一方、西日本に目を向けてみると、梅雨の時期から災害級の豪雨のニュースを聞くことが多かったですね・・・。そして8月は35度以上の猛暑が続くようです。このようにここ数年、偏った気候の年が目立ちますが、北海道では5月の暑さと少雨の影響で、また九州方面は相次ぐ長雨により農作物にも影響が出ているようです。

 関連があるかは別として、北海道の牧草の収穫は、昨年に比較して、今年は早めに進んだようですね。少し待って、収穫量を多くしたい、でも待ったせいで雨に当たると後悔するなんていう、微妙なところがあるものですが、気候が不安定な中、このような判断はとても難しくて、これからの経験が大事になってくるかもしれません。台風のニュースも例年に比べてあまり聞かない気もしますが、油断禁物ですよね。日頃からできる範囲での備えをしておくのが無難でしょう。

 さて市場は、セレクト、セレクションまで終わりました。両市場とも昨年に負けず劣らず盛況でした。セレクトセールは例年どおりに高額の取引馬が続出し、記録的な売り上げでした。またセレクションセールも売却率、額ともに好調でした。JRAも事前の下見を実施するなどして、予定どおりの頭数を購買することができました。なお、セレクトの当歳については、下見の時間帯に興味のある産駒を中心に見せていただきました。

 また、毎年盛り上がりを見せる馬フェスタも天候に恵まれ、多くのお客様を迎えてこちらも盛り上がりました。馬上結婚式では例年どおり2組のカップルが選ばれて実施されました。その中の1組は、ご両親もこの浦河の地で馬上結婚式を行ったとのことで、会場のお客様を感動させていました。そして子供たちによるジョッキーベイビーズですが、こちらも緊迫感のあるレースが繰り広げられました。

Photo_3  子馬たちはいよいよ離乳の季節をむかえることになります。今年は8月から9月にかけて3回に分けて実施する予定です。1歳馬は、すでに育成エリアに引越しを完了。セレクト、セレクション入厩組との共同生活が始まりました。サマーセールが終われば、いよいよ馴致が開始となります。

若手職員研修

 さて、今年は20代後半のJRA若手職員(入会5年目)が生産地研修で日高育成牧場にやってきました。ようこそ日高へ・・・なんてのん気に出迎える予定でしたが、日高の生産と育成に関する講習会を実施してほしいと言われたので、急ピッチでスライドを仕上げて講義を実施しました。久しぶりに大勢の前で講義をしたので緊張しました。一般のお客様ではなく、競馬の専門家相手でしたので・・・(汗)。普段の業務が事務所や競馬場での執務中心の職員にとっては、種付、妊娠、出産、育成の現場を見たり、話を聞いたりする機会は限られているということで、できるだけ興味を持って聞いていただけるように頑張りました!妊娠から離乳までの約17ヶ月間について、コンパクトにまとめて話すことにしたのですが、時間帯も19時30分スタートと遅かったこともあり、旅の疲れのある研修生相手に上手くできるか心配したものの、有意義な講義(自己満足?)ができました。翌日には懇親会も行われ、地元牧場の青年部の方も交えての意見交換会にもなり、充実の2日間となったようです。将来の競馬を支える、立場の異なる人が交流する様子を見るのはいいものですね。今後もこんな機会が沢山あるといいなと感じました。皆さんも機会があれば、是非同じような経験をしてもらいたいです。その際は、将来の競馬について大いに語り合ってください!

脈をとる

 以前にも触れたことのある話題ですが、脈の取り方に関して、あらためて簡単にですが触れてみたいと思います。

 みなさん、体育の時間や健康チェックのときなどに、手首の手のひら側やや外に指を当てながら脈拍数を計った経験があると思います。人だと、一般的には65~75回/分くらいの人が多いのではないでしょうか。陸上などスポーツをやっている人だと40回/分くらいの人もいるかもしれません。個人差があって面白いですよね。また韓国の時代劇などを見たことのある方ならピンと来るかもしれませんが、ドラマの中で、医師が病気の王様や妊娠の可能性がある女性の手首の脈を取る場面がよく出てきます。脈を取りながら、感じる拍動の強さ、血液が流れるさらさら、ザラザラというような微かに指に伝わる感触から、病気の種類や妊娠の有無を言い当てる・・・。「本当にわかるのかな?ドラマだし・・・」と大いに疑いたくなるのですが、後で調べてみると、本当に脈の強さや打ち方、感じ方で診断をしていたようです。

 実は馬でも似たような診断が今でも使われていて、よく行うのが、馬の球節の裏側に指をあてて「指動脈」と呼ばれる部分の拍動をみるもの・・・。

Photo_6 たとえば若馬でも競走馬でも、蹄の炎症が原因で跛行することがあると思うのですが、そのとき指動脈を触ってみると、正常時と比較して拍動を強く感じ取ることができます。日常の馬の管理の中で、脚部を触って状態を確認する作業は多くの場合ルーチンとして行われていると思うのですが、例えば蹄が熱っぽいとき、球節から下が腫れているときなどに(くれぐれも蹴られないように十分注意しながら!)是非脈を取ってみてほしいです。最初のうちはわかりにくいと思うので、毎日取ってみるのがいいでしょう。次第に感覚がつかめるはずです。また、いろいろな馬の脈をとって、違いを感じ取るのもいいでしょう。

 身近に脈を取れる部分は他にもあります。心拍数は聴診器を使い胸の部分に当てないと聞くことができないと思っている方・・・以外に多いと思います。人に触られることに慣れていない、顔を触られるのを極端に嫌がる馬では少し難しい(こちらも十分に注意して!)と思いますが、馬の顎の部分で脈を感じ取れるところがあります。

Photo_5  写真を見ていただければと思います。やや強めに押すように指を当てると感じる場所があるはず・・・。時計を見ながら心拍数を計ることができますよ。私たちが手首で心拍を取るのと同じような気持ちでやってみてください。

装蹄師や獣医師と話をしながら

 跛行の診断は獣医師や装蹄師に任せるべきですが、自分なりに何らかの異常を感じとれるようになったうえで、装蹄師や獣医師に相談すると、いろいろな面で理解を深めやすくなると思います。蹄に原因があるようなら、装蹄師さんによる削蹄などの処置でよくなることもありますし、触っただけでは原因がわからないときは、獣医さんが指動脈の状態を確認した上で、適切な方法で診断してくれるかもしれません。こういったことは、お互いに話ししながら原因を探ることで早期解決につながります。

そしてプラスα

 今回のように、獣医師や装蹄師と話をする機会ができたら、日頃疑問に思っていることを直接聞いてみるといいと思います。例えば、

「先生、診察のときに肢を触るけど、どこをどんな風に触っているんですか?」

などと、聞いてみるとか・・・。優しい先生なら、いろいろ説明しながら、例えば関節の曲げ方とか、屈腱部の触り方を実践してくれるかもしれませんよね。

「競走馬と育成途中の馬では、骨折するところは微妙に違うものなの?」

なんて質問すれば、指差ししながら骨折する部分の説明をしてくれるかもしれません。

 常にプラスαを狙っていきましょう。もちろん病気のことだけにこだわらないで、日常管理に関する素朴な疑問でもいいと思いますよ。

 あなたの気持ちしだいでいろいろ得することが増えるでしょうね・・・・。

 今回もお付き合いありがとうございました。