2018-01-16

BTC教育係の平野です。

騎乗訓練に、JRAでの実習などあわただしく毎日を過ごしている研修生ですが、大きな怪我無く毎日頑張っています。

Photo 現在行われているロンジング実習にて…

今はまだ大人しい教育用馬が多いですが、今後どんな馬でも扱えるようになるよう練習しています。

今回は、研修生全員に2018年の目標を聞いてみました!

・研修もだんだんと終わりに近づいていて、ここまで早かったなと思います。あとわずかな期間しかないので、就職して即戦力として、そしてBTCの卒業生として恥ずかしくないように騎乗や作業、そして人として成長できたと思えるように一生懸命頑張ります。(D.I)

・牧場で戦力になる人材になる(S.Y)

・昨年の入講式で掲げた「1年間怪我や遅刻をせずに無事にやり通す」という目標を守れているのでそれを卒業まで守り抜くことです。就職してもこの目標で職務を全うしていきたいと思っています。(T.I)

・素直に生きる(R.N)

・今年一年、体調管理を徹底し、病気やけがをしないようにする(T.Y)

・安全第一(Y.A)

・一日一日後悔しないよう励む(R.A)

・勇往邁進(S.T)

・誰よりも楽しんで騎乗をし、誰よりも愛情をもって馬に接する(M.I)

・1鞍1鞍を大切に、集中して騎乗に取り組む(R.H)

・ケガをしない(H.T)

・安全第一(H.I)

・常に向上心を持ち、常に好奇心を持つ(T.K)

・馬乗りをもっと上達させ、就職した際即戦力になれるようにしたいです。騎乗だけでなく馬の管理や、作業面でも怠らないようにしたい。(A.Y)

・関わる全ての人、馬への感謝を忘れない。(M.E)

・前向きに(I.A)

以上、全16名の研修生の目標でした。

残り3ヶ月弱となった研修、それぞれの目標を忘れずに研修へ取り組んでください…

今後の進路も見据えて、騎乗のみならず作業や学科についても頑張っていってもらいます!

Photo_2

BTC教育係 平野

2018-01-15

2017年度(第39期)軽種馬生産育成技術者研修の現況報告⑥【JBBA静内種馬場研修課】

 あけましておめでとうございます。JBBA研修課の藤田です。

 さて、本研修も10ヶ月目となり、冬休みを終えた研修生たちは今月より種馬場実習を開始いたします。

 この種馬場実習では、2名ずつ3日間の実習を行い、種付けシーズン前の種牡馬の管理等を勉強いたします。その中でチャンスがあれば種牡馬に騎乗いたします。

 研修生たちは、種牡馬の騎乗に期待する一方、昨年の6月に一度実習を行っているので、また違った緊張感があるようです。(馬の取り扱いはもちろん、プロの目から馬の手入れや厩舎作業等の厳しいチェックがあります!)

 しかし、どんな状況であっても平常心をもって、頑張ってもらえたらと思います。

 研修修了まで残り2か月強、精一杯頑張ってもらいたいところです。

2018-01-12

JRA日高育成牧場のあしはらです。

平成30年 今年もよろしくお願いいたします!

暴風雪

 今シーズンは本当によく雪が降りますね。道北の留萌では、平年の4倍の雪が降ったとか。天気予報を見ると台風のような等圧線の狭い、いわゆる爆弾低気圧のニュースを見ることが珍しくなくなってきました。昨年末も浦河は強風が吹いて大変な天候でした。倒木や飛来物など、馬への影響も少なくないですから、皆さんも十分に気をつけてください。そんな中でも日高育成牧場の馬たちは、悪天候に負けず頑張っているようです。室内坂路や室内トラックを使ってしっかり調教を進めています。ゲート練習も実施していますが、こちらも各馬の調教の進み具合にあわせながら順調に行われているようです。

生産地疾病等に関する調査研究

 昨年末に日高地区およびJRA競走馬総合研究所の獣医師が中心となって実施している生産地疾病等調査研究の報告、打ち合わせ会議が実施されました。聞きなれない言葉ですが、馬の発育に影響を及ぼす病気の調査や研究を行うもので、3年ごとにテーマを決めて実施しているものです。

 研究は大きく2つに分けることができて、1つは馬の中で流行ると困る伝染病に関する調査研究です。生産地では例えば子馬の下痢や繁殖牝馬の流産が大きな問題になりやすいです。ロタウイルス病、馬鼻肺炎と言った病気の名前を聞いたことがないでしょうか?発生状況はどうなっているか、早期に発見して診断をするにはどうすればいいか・・・そんなことを調査する研究です。もう1つは若馬の成長期に発生しやすい外科的な疾患に関する調査研究です。馬市場を見に行く人も多いと思いますが、最近は脚部や喉のレントゲン写真や内視鏡ビデオを撮って開示することが当たり前になっています。馬が成長する過程で発症しやすい骨の病気や喉の病気については、これまでの研究の積み重ねの中でいろいろなことがわかってきていますから、その時々でテーマを決めて調査研究を行っています。馬の病気は、理解することが難しい疾病も多いですが、生産者の立場で必要な知識を吸収していくことも大切ですから、機会を見つけて少しずつ覚えていきましょう。

寒さと昼夜放牧

今回は冬の寒い環境と昼夜放牧に関することをテーマにして少しお話してみようと思います。

Photo

 もう25年ほども前のことになりますが、JRAの育成業務は函館競馬場、福島競馬場でも実施していました。時間も経過したので、知っている人も少なくなったでしょうね・・・。実は私も函館競馬場で執務した経験があり、育成業務にも携わっていました。残念ながら私自身、馬に乗る技術はないので、裏方専門ということで、収放牧と治療を担当していました。その頃はまだ若かったので、薄着でも寒さなんて感じなかったですね。風邪も引きませんでしたし。函館の冬は浦河や札幌とは少し違って、海と海に挟まれた場所に競馬場があるので、雪が真横から降ります。(おかしな表現ですが私はこう言います。)「そんな格好では寒いだろう。」と、よく周りからアドバイスされたものでしたが平気でした。放牧されている馬たちは・・・というと、こちらも若いせいか、放牧場を駆け回って元気に見えました。まあ、いずれにしても北海道の冬は厳しい環境であると言えます。

 一方、日高の牧場では、近年昼夜放牧が当たり前になってきました。昼夜放牧とは1日のうちに馬房に収容して飼い葉を与えたり、手入れをしたりする数時間以外は、外に放しておく管理方法のことです。真夜中の予想もつかない事故の心配もあり、慎重な牧場もありますから、その良し悪しについては議論の真最中と言った方がいいでしょうか・・・。昼夜放牧の効果については、いろいろな角度から研究されていますし、また経験に基づいて様々なことを教えてくれる人がいると思うので、皆さんそれぞれで勉強して、効果について判断をしてもらえばいいと思います。

 さてその昼夜放牧ですが、日頃、牧場関係者と話をする中で・・・

「昼夜放牧といえば暖かい季節・・・でも冬もやっている牧場もあるよね」

という話を耳にすることが多くなった気がします。

「冬は氷点下になるし、あまりよくないのでは?」

「冬は放牧時間が短い分、運動不足になりがちだから、意外といいかも。」

「馬は運動も大事だけど、寝ることも大事。そういう意味で冬は昼放牧でいいのでは?」

「放牧時間が短いとストレスもためやすいし、冬に昼夜放牧していいならやってみたい。」

いろいろな声が聞こえてきます。どれも正しいように聞こえたり、どうかなあ?と思うこともあったり・・・。日高育成牧場では、研究目線でいろいろなことを調べていますが、冬の昼夜放牧の効果についても調査しているところです。まだまだ、その有用性については検討中ですので、ひとまず横に置いといて・・・ここからは私らしく、馬はそもそも外に出るのが好きなのか?ということ意識しながら語ってみたいと思います。

馬は外が大好き

 まずは、放牧直前の馬房での様子から・・・。健康診断の目安にもなると思うのですが、ほとんどの馬は小窓から顔を出しているはずです。その顔は「早く外に出たいなあ」「外は今どうなっているかなあ」と言っているかのようです。もし、顔を出していない馬がいたら気づかれないように覗いてみてください。投げ草を食べたり、うとうと眠ったりしているのもいると思うのですが、たとえば座って首を後ろのほうに向けて元気がなければ病気の兆候かもしれません。また、立っているけど、首がなんとなく下を向いていて目に元気がないときは、熱があるかもしれません。普段の様子との違いを知っておくべきでしょう。

 さあ、ドアを開けて、引き手をつけて放牧の準備です。外に行きたい彼らはいろいろなパフォーマンスを見せてくれるでしょう。首を上下左右に振る、馬房の中をくるくる廻る、遠くを見て今か今かと思いつつじっとしている。中には、とてもプライドの高い馬もいて、自分の馬房に一番に入っていかないと壁をバンバン蹴ってアピールするのもいます。(馬房の前を通るだけでも「バンバン!」。そんなときは、「まず、誰よりも先に俺のことを第一に考えて、外に出せ!」言っているのだと思います。)

 そして放牧場に・・・多くは集団で駆け回るでしょうね。狭い馬房から出られたことが何よりもうれしいのかもしれません。繁殖牝馬の場合は、お腹がすくのか、まずは牧草に群がるときもあります。また、放牧中の様子ですが、夏の暑い日、冬の寒い日で違いがあるのかと言われると、私は大きな違いはないと答えます。例えば、寒くなると冬毛が伸びて、暖かくなると自然と毛が抜けて、体温を調節しています。寒くて雪が降り風も吹いけば、彼らは無駄な動きをせずジッとしています。木陰やシェルターがあれば絶好の位置取りで避難して体力が消耗しないようにしています。夏の日差しが照りつけるときも同じで、湿度も高く暑くなれば、無駄な動きをせずに、日のあたらない絶好の場所に避難し、脱水症状にならないように水を飲む回数を増やします。繁殖牝馬は体が重たいのに足取りは軽やかで、大きなお腹をゆすりながら駆け回ります。まあ、出産1ヶ月前にもなると流石に動かなくなりますが・・・。季節に合わせて都合よく行動するようです。間違いなく、馬は夏だろうが冬だろうが、外が大好きだと私は思います。

冬の利点を見つける

 馬が外に出るのが大好きなら、冬の厳しい季節ものびのびと放牧してやって、有効に利用したいものです。今後の研究の進み具合にもよりますが、何らかの形で科学的に「冬の放牧はこんなところが効果的!」と証明されれば面白いと思います。ポイントは幾つかありますが、繁殖牝馬の場合は、順調にお腹の中の胎子が発育しているかを客観的に診断できるか・・・が重要でしょう。今後は獣医学も進んで、簡単な検査で馬の成長具合がわかる環境が整い、冬はこうすれば大きく丈夫に育つという証明ができれば、放牧に対する考え方も変わってくるかもしれません。当歳馬の場合は、バランスよく成長しているかどうかが大切だと思います。明けて1歳となり、最終的に同じ大きさに育ったとしても、たとえば、初期に体重の増え方が早いものと遅いものでは、足元への負担が変わるので影響の仕方に違いが出ると思います。性差もあるかもしれないし、早生まれと遅生まれでは、生まれたときの自然環境が違うし・・・。個々の馬にあわせた適切な管理方法が考えられていくでしょう。冬の馬の管理の経験の積み重ねで、どんな些細なことでも、丈夫な馬をつくる、適切な分娩体制を整えるヒントになると思います。冬には冬のいいことがあるかもしれないので、否定から入るのではなく、普段の会話の中で、冬の放牧の良さについて話あってみてくださいね。

 毎回、中身は薄いですが、今年もこんな感じで綴っていきますのでよろしくお願いします。今回もお付き合いありがとうございました。

2018-01-06

ジス・イズ・ニッポン【岡田スタッドグループ】

松の内も明け、平成ラストイヤーが本格的に始動しました。

本年もどうぞ宜しくお願いいたします。

少々ネタが古くなってしまいましたが、オカダスタッドでは古き良きニッポンの正月行事を大切にしています。

Photo 薪ストーブでもち米を蒸し、昔ながらの杵つき餅

Photo_3 食品衛生上好ましくないとか何とか面倒臭い世の中になり、こうした光景もほとんど見られなくなりました。

Photo_4 一般的に29日は語呂合わせが『二重苦』となるため、餅をついてはいけないと言われていますが、当牧場では『福』と解釈し、あえて29日を選びます。

昨年末は社内行事の関係で27日に行いましたが・・。

Photo_5 おしるこや雑煮でスタッフの胃袋を満たしたあと、次は鏡餅作りへ。

Photo_6 今や真空パックが主流。鏡開きで青カビが生えた部分を削って食べるのもまたいとをかし。

Photo_7 北海道では門松はポピュラーではありませんが、場内の立派な松の枝を調達し玄関前に飾ります。

岡田スタッドグループの方針は、古馬になって数多くレースへ出走させること。

今ひとつ目立たなかった2歳馬達も、明け3歳となる2018年はエンジン全開といきたいところです。

2018-01-01

BTC軽種馬育成調教センターの平野です。

 あけましておめでとうございます。本年度もよろしくお願い致します。

 BTC第35期生は昨年末には毎年恒例チカ釣りを行いました!

 天候に恵まれ、暖かい中で(北海道にしてはですが…)釣りを行うことが出来ました。針の付け方や餌の付け方のレクチャーを受け、いざスタート!でしたが、なかなか釣ることが出来ず…毎年スタッフの方がたくさん釣っていたのですが、今年は1匹も釣ることのできないスタッフもいたほどでした。

 そんな中1番釣ることのできたE君☆最多勝で5匹釣っていました。

Photo_2 たくさん釣ったE君には懇親会にてお菓子セットがプレゼントされました!

Photo_3  懇親会ではスタッフと研修生で鍋をいただきました。釣ったチカはてんぷらにしてもらい、ひとり1匹は食べることが出来ました♪

 研修につきましては残すところ4か月を切りました。今後も基礎の確立として乗馬での障害飛越や鐙上げ騎乗を行いながら、BTCでの走路騎乗を中心に日々騎乗訓練を行っていきます。また、その中でJRA日高育成牧場にて育成騎乗実習に参加させていただき、今後に向けての実践的な研修も行いつつ育成馬との向き合い方をさらに学んでいくことになります。

Photo_4 まだまだこのような雪化粧の中での騎乗訓練になります。寒いです…

Photo_5

BTC教育係 平野



本ブログにご参加いただける牧場を募集しています。
現時点での求人の有無は問いません。ご興味をお持ちの方はこちらからお気軽にご連絡ください。