2019-02-20

皆さん、こんにちは。ビッグレッドファームです。

新たな1年を迎えて、早くも1ヶ月。そして「平成」から「新元号」に変わるまで、残すところ約2ヶ月と半分。

「年号が変わる」と決まってからテレビ・インターネット・雑誌などを通して「平成」の様々な事柄を振り返る特集やワードをよく目にするようになりましたが、皆さんも自分なりに「平成」を振り返られているのでしょうか。或いは、来たる「新元号」に思いを馳せているのでしょうか。

私自身は、やはり業種柄でしょう…インターネットで「平成の代表馬」や「歴史に残る名馬」などを検索したり動画で過去のレース映像を閲覧したりしながら過ごす今日この頃です。

競馬業界の歴史を辿ってみて当然の事ながら「競走馬にとっての血統」のように全てが現在に繋がっていて、次の時代・世代へと紡がれている事を改めて感じました。同時に時の流れと共に変わった事や今も変わらない事、それらを含めて今後にどう繋げていくかを考えていかないといけないと強く思いました。

そこで今回は、ビッグレッドファームの歴史を少しご紹介。

創業は1974年。現在「ビッグレッドファーム浦和」として稼働している牧場が発祥の地です。ここからビッグレッドファームは始まりました。それから徐々に規模を拡大。

1991年には育成・調教などトレーニング専門とした「真歌トレーニングパーク」が開場。

1999年には約310頭収容可能で270haの敷地面積をほこる、種牡馬を管理する種馬場をはじめ、生産・育成・調教の全ての業務を行っている「ビッグレッドファーム明和」が開場。

次に開場した牧場は北海道を離れて茨城県へ。「ビッグレッドファーム鉾田」はJRA美浦トレーニングセンターから1時間程度の位置にある育成場で、同トレーニングセンターから近いため現役馬の短期調整に利用されています。

その後も北海道に「ビッグレッドファーム田原」「ビッグレッドファーム朝日」と2ヵ所に牧場を開場し、着実に管理頭数も増やしています。

活躍馬としては、2009年の天皇賞春を優勝した生産馬のマイネルキッツ始め、功労馬として現在もビッグレッドファーム明和で一般見学者やファンの方をお迎えしながら過ごしている育成馬のコスモバルク(2007年シンガポール航空国際C優勝)など、大舞台で活躍する馬を多く送り出しております。

同内容を含む細かい内容は当牧場のホームページにも記載しておりますので、ぜひご覧ください。また本年1月にホームページをリニューアルいたしましたので、閲覧された事のある方も、ぜひ!

とはいえ、競馬業界の歴史はもちろん、今年で46年目を迎えるビッグレッドファームの現在に至るまでの軌跡をもっと知ってもらうにはネットや紙媒体を介してだけでは伝えきれません。広く知られている経歴や実績の記録も大事ですが、何て事のない牧場と馬の日常の記憶も切り離せない部分だからです。その部分を知るには、やはり馬たちと共に長く時を積み重ねてきた先輩スタッフのリアルな言葉ほど当時の光景を思い浮かべるのに適しているものはないと思います。私自身も当牧場に身を置いてから先輩方に色々な思い出話を聞きました。話の内容は決して全てが良い事ばかりではなかったですが苦節あっての今に繋がっているのだと知れましたし、何より思い出話に花を咲かせる先輩方はとても楽しそうで「先輩たちの中では今でも色褪せる事のない大切な記憶である」と感じたものです。当牧場で10年と年月を重ねた私も今度は伝える側として、見学会やインターシップ、またこのブログを通じて皆さんに発信していけたらと思っています。

さて、話は変わりまして、2月に入りいよいよ種付シーズンです。

シーズンに向けて2月初めから各スタリオンSで種牡馬展示会が催されました。ビッグレッドファームも先日2月12日に開催。昨年は前日までの豪雪に見舞われた中での展示でしたが、今年は穏やかに迎えられて胸を撫で下ろしました。お忙しい中、沢山のご来場いただき有難うございました。

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Photo_2 また今回は本年デビューのゴールドシップ初年産駒の公開調教を行いました。

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Photo_4 〈多くの業界関係者の方々の視線が注がれる中でのお披露目〉

これからまた引き続きデビューに向けて調教を進めていきます。

願わくば新元号の初年度活躍馬となるように。欲目を出せば新元号初年度の代表馬となるように。

ただ競馬業界も勝負の世界。この産駒に限らず確かな事は言えない世界です。それでも現役馬を始め、デビューを控えている馬もこれから産まれてくる仔馬も、どの競走馬も等しく可能性を持ち得ていると思います。血統・能力・天候・馬場状況など、それら全てを合わせた中で競い合い結果に繋げていくのが競馬なので、ゴールするまではどの馬に軍配が上がるか判りません。

だからこそ個々の馬の力を最大限に引き出せるように、どんなチャンスも取り逃さず掴みにいける様な「タフで強い馬づくり」を今後も行っていきます。

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