2016年10月

2016-10-22

BTC第34期生 研修後半へ突入!

 BTC軽種馬育成調教センター教育係の細矢です。

 現在BTC軽種馬育成調教技術者養成研修生はJRA日高育成牧場での馴致実習を終え、来年1月から始まるJRA育成馬騎乗実習に向けて、日々の研修に精一杯取り組んでいる最中です。

 これからの騎乗訓練は、これまでの走路騎乗訓練と併せ、若馬の騎乗に柔軟に対応するための安定した騎座と騎乗バランス体得に向けた騎乗訓練が多くなってきます。鐙上げでの訓練や障害飛越を取り入れた訓練等、基礎的な部分を徹底的に取り組んでいくことになっています。

 学科では外部講師による専門的な講義や講話が多く実施され、課外研修はホッカイドウ競馬見学やチカ釣りといった行事も今後実施されます。

 最近朝夕の冷え込みが厳しくなり、人も馬も体調管理が難しい時期ですが、自己管理と馬匹管理をしっかりしていきたいと思います。

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2016-10-18

秋本番【JBBA静内種馬場研修課】

こんにちは。研修スタッフの山本です。

暫くぶりの寄稿となり、JBBA生産育成技術者研修も1年間の研修の半分以上が過ぎました。

JBBA研修生は入所間もなく分娩実習でお産を見学しましたが、8月には離乳についてJRA日高育成牧場で実習・見学をしました。

離乳は繁殖牝馬の来年のお産への準備や子馬の心身の成長を適切に促す重要なイベントとなります。

離乳時のストレスが馬のコンディションに長く影響することもあり、なるべくストレスのない離乳が求められます。

JRA日高育成牧場の離乳では、その年に子馬のいない穏やかな性格の繁殖牝馬をリードホースとして群れに導入し、数頭ずつ離乳する方法をとっていました。

母子ともこのまま順調に成長してほしいですね。

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また、セリ市場では5月のHBAトレーニングセールを皮切りに7月のセレクション、8月のサマーセール、10月のオータムセールと見学をしました。

マーケットブリーダーの多いサラブレッド生産界において、セリで馬が売れることは非常に重要なことで、その現場を見る機会があることは研修生にとって非常に刺激になったと思います。

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2dscf430010月に入り朝晩の冷え込みが厳しくなってきましたが、現在研修生の半数が牧場実習として、民間の牧場へ10日間住み込みでお世話になっています。

12月に入ると就職活動が本格化し、自分の行くべき牧場を自分で選択することとなります。

研修生は来年3月の研修修了、そして牧場就職へ向け今から追い込みに入っています。

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2016-10-12

ビッグレッドファームの蛯名です。

新冠も朝晩は冷え込んでまいりました。落ち葉も目立ってきておりますし、時期に紅葉の季節を迎えます。各地の紅葉も綺麗ですがビッグレドファーム内の紅葉も綺麗です。寒さが増してきますが、この時期の楽しみです。

先日、大勢のお客さんを迎えてウインレーシングクラブ、ラフィアンターフマンクラブの募集馬ツアーを開催いたしました。募集馬の紹介と展示、抽選会、種牡馬見学などのメニューですが、各クラブの会員様はスタッフとの会話も楽しみに参加されているようです。

迎える側としては準備が大変ですが、スタッフも会員様と同様に楽しみな一時ですし、馬が好きで、競馬が好きでこの仕事を選んで来たものの、人との接点は人生の励みになることを改めて感じる機会です。

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ビッグレッドファームでは、2月の種牡馬展示会、6月のクラブ募集馬ツアー、同じく10月の募集馬ツアーと多くのお客様にご来場いただく機会が有り、また11月にはクラブの親睦パーティーが東京で開催されます。このパーティーにも牧場スタッフに声が掛かり毎年数名のスタッフが参加しますし、年間を通してクラブ会員様が出資馬の見学に来場され、好きな馬の仕事に就きながら多くの方と接点を持つことが出来る環境であることが嬉しいです。

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現在、ビッグレッドファームでは新たに土地を購入して牧場の拡張工事を進めております。見晴らしが良くとても綺麗な牧場になりそうです。

完成、稼働が今から楽しみですし、更に良質な馬づくりに繋がればと思います。

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2016-10-08

ドイツからの吉報

皆さんこんにちは。

㈱白井牧場の白井直樹です。

報道でご存知の方も多いと思いますが、日高地方は8月に立て続けに台風に見舞われ、特に23日の9号で弊社も甚大な被害を被りました。

また、同じ時期に開催されていたサマーセールでも良い結果を得られず泣きっ面に蜂状態でした。

そんな牧場のムードも沈んでいた状態の時に遠く離れたドイツから嬉しい報せが届きました。

去年の3月15日付の当ブログでも写真をアップしたハクサンムーンの弟Warring Statesがドイツのホッペガルテン競馬場で見事デビュー戦を勝ったというのです。

去年の夏に日本を離れてから気にはしていましたが、なかなか情報を追えていなかったので突然の朗報にスタッフ一同大変喜んでおります。

私もレース映像を見ましたが、3着以下を大きく引き離す強い内容で次走以降も期待しています。

我々のような中小牧場から世界で活躍する馬が出るというのもこの仕事の面白いところでね。

写真は去年ドイツへ渡る直前(7月14日)のWarring Statesです。

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Photo_2 それでは皆さん、季節の変わり目ですのでお体に気を付けて就職活動頑張ってください。

2016-10-06

東京競馬場 BOKUJOB広報&相談コーナーの開設

 今週末は東京競馬場において10月8日(土)・9日(日)の10:00~15:00の日程で牧場就業促進ミニフェアを開催します。

 詳細については、お知らせページをご覧ください。

 当日はBOKUJOB事務局員が活動についてのPRや牧場の仕事のほか各種研修制度について、直接説明をおこないます。

 この機会に是非お越しいただき、競走馬の牧場でのお仕事について、詳しくお話してみませんか?

 なお、当日は競馬開催日につき、15歳以上の方は入場料200円が必要となります。

 10月10日(祝)は開催いたしませんので、ご注意ください。

                                                BOKUJOB事務局

Img_0671 「BOKUJOB広報&相談コーナー(小倉競馬場にて)」

2016-10-05

Brake(ブレーキ)じゃなくて、Break(壊す)です【日高育成牧場】

 日高育成牧場は、今騎乗馴致の真っ最中。BTCの田口君のブログにあったように、日高育成牧場ではBTCの研修生の実習を行ないながら、無垢な1才馬が人を乗せ指示に従うように練習しています。一口に騎乗馴致と言っても、とても沢山のステップを一歩一歩登っていくような根気のいる作業の連続です。ちょっと例をあげると、タオルで馬体をパタパタ触ることから初め、ストラップを使い腹帯の圧迫に馴れる練習をし、ランジング(調馬索)などを行ないながら人の指示に従う事を教え、少しずつ人が背中に乗ることを受入れるように馴らし・・・といった具合です(その様子の一部は、僕の前回のブログやBTCの田口君のブログに紹介されていますので見てくださいね)。でも驚かされるのは、馬の理解力の高さと記憶の確かなこと。

 日高育成牧場では、一つの課題をしっかり馬が理解していることを確認してからでなくては、次のステップに進みません。したがって、決して急いでいる訳ではないのですが、ほとんどの1歳馬は一日(と言っても訓練しているのは1時間もありませんが)で新しい課題を理解・記憶し、翌日は次の課題に取組み覚えることができます。そして、2週間後にはちゃんと人を乗せ馬対場に出ていきます。もちろん、私たちが海外の技術を積極的に取り入れ、トライ&エラーを繰り返し築き上げた合理的な騎乗馴致方法のお陰とも言えるのですが、それとてクレーバー(賢い)な馬の特性があるからできること。「馬のDNAには、人を乗せコミュニケーションをとる能力があらかじめ組み込まれている」と思ってしまうほど馬は素晴らしい能力を持っています。

 ところで、馬の騎乗馴致を英語ではブレーキングと言います。「馬に乗る前に手綱やハミを使ったハンドル操作やブレーキ(Brake)を教えるからブレーキングでしょ?」と勘違いしている方がいるかもしれませんが、ブレーキングはBreaking。本当は壊すという意味のBreakです。これは、馴致が野生動物としての「殻」を破り(壊し)、新たに人と馬との関係を構築する作業であるため英語ではBreakingと呼ぶようです。

 現在、日高育成牧場で実習中のBTC研修生の皆さん。それぞれが様々な生い立ちを経てきたと思いますが、今は素敵なホースマンになるため自分の「殻」をブレークするために悪戦苦闘中です。でも、大丈夫ですよ!皆さんは、自分が思っているよりとても成長してます。皆さんの「殻」が割れて、新しい世界が見える日はもうすぐです。

Photo 騎乗する前に、ランジング(調馬索)を使いながら、人の指示を理解し動くことを教えます。このころは、「え~。ぼくどうすればいいのー」と馬も戸惑っているように見えますね(笑)。

Photo_2 しかし、馬は素晴らしい理解力と記憶力で一歩一歩ステップアップ。2週間ほどで人を乗せ指示に従い動けるようになります。神妙な面持ちで見つめているのはBTC研修生の皆さん。冬にはこれら馬に騎乗し調教をすることになります。若馬に負けない成長ぶりです。

Photo_3競馬を見据えて、ゲートの通過にも早い時期から取組みます。「ちょっと不安だけど、乗っているお兄さんも励ましてくれるし、隣に友達もいるからがんばってみようかな?」って感じですかね。

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