2015-09-24

ホームブレッドの離乳

 8月中旬から段階的に離乳を行いました。

昼夜放牧している8組の親子の群れから母親を3回に分けて間引いていきました。途中から出産経験のある性質の穏やかな空胎牝馬を放しておき、最後に子守役の空胎牝馬と子馬の群れになるようにします。そうすると、子馬も寂しがらず群れが安定するようです。

 なお、この離乳方法を実施するための条件は、母馬を子馬から完全に引き離すことができる施設があることです。母子お互いの姿が見えたり、泣き声がそれぞれの耳に届いたりする場所にしか母馬を移動できない場合には、子馬が柵を飛越するなどの事故のリスクがあるため、この方法を実施すべきではないでしょう。また、たとえ母馬ではなくても隣接する放牧地に他の馬がいる場合には、事故のリスクは避けられないため注意が必要です。

Photo 子守役の牝馬と当歳馬

 群れが安定したところで日高育成牧場のハッタリ分場に移動しました。

この子馬たちは種付けに帯同させていないので始めての馬運車輸送となりました。新たな環境での飼育になりますが、少しずつ精神的にも成長していってほしいと考えています。なお、新しい環境に慣れ次第、近々、子守役の牝馬も離していきます。

Photo_2 はじめての馬運車です。馬にも緊張が見られます。

Photo_3ハッタリ分場の放牧地です。子守役の牝馬のおかげで群れが落ち着いています。

Photo_4離乳後は集放牧の引き馬においても、人間と馬との1対1の関係をつくることができるよう心がけています。また、当たりの柔らかい当歳用のチフニー装着も開始しました。

Photo_5こちらは1歳馬の騎乗馴致(ブレーキング)です。ここでは馬のみならず、人もブレーキングします!BTC第33期生は2班に別れ、3週間ずつJRA育成馬を用いた騎乗馴致の研修を行います。さらに、年が明けたらこれらの馬たちに実際に騎乗する実践研修も行います。JRA育成馬とともに若者たちも育ってほしいと願っています。

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