2015年4月

2015-04-28

皆様、こんにちは。コスモヴューファームの山口です。

日中の気温も上がり、暖かく過ごしやすい気候になって来ました。

この気温の上昇で、芝生や放牧地も少しずつ色つき青草が生え、春を感じております。 

先日、冬の間、雪に埋もれていた花壇にお花を植えました。

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コスモヴューファーム本場の厩舎前広場にある花壇です。3種類のお花を植えました。

まだ、白い花が小さいですが、お花を植えるだけで、牧場の雰囲気が変わります。

職場をきれいに保つことは、職員の働きやすさにもつながります。

お花を植えた当日は、馬達もびっくりした様子で、少し警戒しながら花壇の花を見ていました。

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国道235号線沿い、正門前の花壇にも植えました。

まだ、5分咲き位ですが、太陽のエネルギーをたくさん浴びて早く満開に咲いてほしいです。

2015-04-23

トレーニングセール【日高軽種馬農業協同組合】

皆さん本当にお久しぶりです。

忙しくてなかなかブログに投稿できず、申し訳ありません。

1年の中でも4月5月は猛烈な忙しさなのです。

すでに九州トレーニングセールが開催されましたが、私たちの開催するトレーニングセールは5月26日にJRA札幌競馬場で開催します。

その上場馬のビデオ撮りを4月16日から5日間かけて行いました。

1Fの時計を計測してDVDにし、全国の購買関係者へ配布して、トレーニングセールをPRします。

Img_4167施設の充実や騎乗者の技術向上もあって、事故も無くビデオ撮りを終われたことが何よりです。

このビデオは北海道市場のWEBサイトでも公開されますので、興味のある方は是非ご覧ください。

5月25日は公開調教を9時30分から、26日のせりは9時からそれぞれ開催します。

一般の方も入場可能ですので、是非トレーニングセールの魅力に触れて頂ければと思います。

尚、25日は公開調教終了後に武豊騎手のトークイベントも開催します。

他にも一般の方がせりはもちろん、馬や競馬に興味を持って頂けるようなイベントも考えていますので、是非札幌競馬場へお越しください。

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2015-04-20

BTC第33期生&第32期生 ホースマンとして共にスタート!

 BTC教育係の小守です。

 今月は新旧研修生の入れ替わりがありました。

 新たに入講してきた第33期生は、北は北海道、南は大分県からと、全国各地から19名(内女性は2名)の若者が集結して研修が始まりました。年齢層は23歳~18歳となっており、騎乗経験者は2割ほどしかおりません。昨年同様、未経験者主体の第33期生ですが、1年後には新米ホースマンとして牧場デビューする予定です。

 先輩研修生となる第32期生につきましては、先日JRA日高育成牧場にて、JRA育成馬展示会に参加させて頂きました。研修生はJRA日高育成牧場の職員さんと共に、立馬展示と1ハロン13秒前後での騎乗調教を、来場された多くの皆様の前で披露しました。

 第32期生と第33期生は、これから育成調教技術者として高い志を持って一流のホースマンを目指していくことと思います。これまでお世話になった関係者の皆様に感謝の気持ちを忘れず、そしてこれからもお世話になる皆様に対しても感謝の気持ちをもって、研修と牧場の仕事に励んでもらいたいと思います。

 関係者の皆様には、今後も様々な形で研修生及び修了生がお世話になるかと思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。

Photo_7第33期生集合写真

Photo_8JRA育成馬展示会での立馬展示

Photo_9JRA育成馬展示会での騎乗調教

Photo_10第32期生集合写真

2015-04-16

2歳馬のデビューが近づいて【ビッグレッドファーム】

はじめまして。ビッグレッドファームの浅子です。

私が入社してから早くも3年が経とうとしています。

私は東京でサラリーマンの経験を経て、BOKUJOBでもご紹介のある浦河のBTCにて1年間の研修を受けてビッグレッドファームに入社いたしました。

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この馬の世界に飛び込もうと決意したのが東京競馬場で行われた第1回のBOKUJOBフェアでした。

様々な牧場の方々と実際に話すことが出来、働いた際の具体的なイメージが湧いたことは、この世界への一歩を踏み出すことになった大きな力となったことは言うまでもありません。

今、こうして私がBOKUJOBのブログを書かせていただく事も面白い巡り合わせと感じます。

さて、牧場に話を戻しますが、馬産地では出産・種付で忙しさがピークを迎える時期ですが、今年デビューを迎える2歳馬達の話題も少なくありません。

先ずは、皆さん1度は目にされたことはありますでしょうか。デビューを迎える2歳馬の取材、いわゆるPOGの取材が盛んな時期を迎えます。ビッグレッドファームでも3月25日にカメラマン、ライターさんなど大勢の方に御来場いただきました。仕上がりの早い馬、期待の馬など様々な視点でピックアップした馬の立ち姿の撮影、近況のコメント取材などがありますが、準備や対応に手間がかかる反面、牧場にお客さんが来てくれることで賑やかになり、スタッフも自然と笑みがこぼれます。楽しく仕事をする上では、お客さんに来て頂くのはとても良い事だと思います。

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また、4月15日にはJRA産地馬体検査という登録検査が間もなく控えており、ビッグレッドファームでも20頭程度の受検を予定しています。検査会場まで牧場から15~30分程度かけて輸送し、会場では多くの馬が集まります。馬にとっては経験した事の無い雰囲気でもあり取り乱す馬も見受けられますが、輸送と会場の雰囲気を経験することは競走馬としてプラスに働きます。

以上は幾つかの例ですが、競走馬としてデビューするにはコースでの調教のみならず色々な経験を積んでいく事が必要ですし、色々な経験は必ずプラスに働きます。

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勿論、レースを使っても耐え得る身体と精神力を身に付けるべく調教を積んできましたが、競馬で当たり前のように行われているスターティングゲートを利用した発走調教も万全にしてから送り出します。調教や作業中に「この馬はスタートが早いからレースでもスーッと前に付けられそう」「トップスピードを長く持続することが出来そう」などとデビュー後のイメージを重ねあわせるのも、この時期の楽しみです。

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競馬ファンの視点ではG1や重賞レースなどの方が注目が高いと思いますが、デビュー前の育成から携わる立場としては、特にデビュー戦は楽しみです。馬にとってもスタッフにとっても厳しい冬に、取り組むことを怠っては訪れる事の無い競走馬としてのデビューですから、感慨深いものがあります。勿論、デビュー戦に限らず自分が関わった馬がレースに出ることは嬉しくもあり、ホッといたしますが、この感情を1年中持ち合わせて仕事がするのはサラリーマン時代に無かったことであり、この仕事の遣り甲斐であり魅力と思います。

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全頭が無事にデビューを迎え、1頭でも多く勝ち上がってくれるようにと願いを込めて、これからも日々頑張って行きたいと思います。

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2015-04-10

スタリオンマン【ダーレー・ジャパン・ファーム】

 皆様、こんにちは。4月になり日本各地で桜が開花するなか、入学式や入社式が行われたり、桜の名所は花見客で賑わったりと春真っ盛りという感じでしょうか?

 北海道は、日中でも15℃を下回る日が多くまだまだ肌寒い日が続いており、桜を見るのはまだまだ先になりそうです。しかしながら、牧場周辺を車で走ると馬運車とすれ違う回数が一気に多くなり、春の訪れと共に繁殖シーズン最盛期に突入したのを感じる今日この頃です。

 さて、この時期に多くすれ違う馬運車。その名の通り馬を運ぶ車ですが、向かう先はというと、スタリオン(種付場)です。ダーレーにもスタリオンがありまして、現在、アドマイヤムーン、フリオーソ、キングズベスト、モンテロッソ、パイロ、全5頭の種牡馬を繋養しています。

 今回は、そのスタリオンで働く専属のスタッフであるスタリオンマンについてご紹介します。

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現在、種付け業務に大忙しのスタリオンマンですが、担当種牡馬の健康状態について細心の注意を払いながら飼養管理を行っています。

よきパートナーとして家族同様いやそれ以上のお付き合いになるのかもしれません。

02 皆様には、“種付け”といってもあまりイメージが沸かないかもしれませんが、実際にはかなりの体力を消耗するのと、危険が伴います。そのためストレスが溜まったり、時には怪我をしてしまったりすることなどもあります。

 それは種牡馬だけでなく、業務を行うスタリオンマンも同様です。

 写真は、種付け前の準備で、繁殖牝馬に一定の処置がなされているところです。基本的には枠馬の中で行うのですが、そこに入るのを嫌う馬もいるので、写真のように馬房の中でこの処置を行わざるを得ないことも多々あります(汗)。繁殖牝馬の尾にテーピングをまいたり、洗浄したり、蹴られた衝撃を最小限に抑えるためのブーツを履かせたり、種付け中になるべく動かないように保定(鼻捻子、耳捻子を使用)したりとひと苦労です。

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 馬は季節繁殖動物に属しているため、繁殖牝馬の発情が来て種付けが可能となるのは日照時間が長くなる春の時期だけです。この時期に種牡馬が体調を崩してしまっては、多くの生産者にご迷惑をかけることになります。手厚いケアで健康な状態を維持してやることが必須となってきます。

シーズンを乗り切る体力を維持するために適切なエクササイズなども欠かせません(写真下)

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スタリオンマンとして働くには、馬に愛情を持つことはもちろんのこと、経験と熟練された技術が求められるのです。

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さあ、今年も人馬共に繁殖シーズンを無事に乗り切れるよう、気を引き締めて頑張ります!

2015-04-08

ホルモン処置したサラブレッド乳母について【JRA日高育成牧場】

 出産後、母馬の事故や子馬の虐待が起こった場合、人口哺乳または乳母を導入して子馬を育てる必要があります。通常、乳母は子馬を出産している(母乳が必要なため)性格が温厚な品種(ハーフリンガー種など)を用いますが、日高育成牧場においては、子馬を産んでいないサラブレッドをホルモン処置して乳母にする方法を行っています。しかし、これまでサラブレッドは繊細なところがあり、母親に子馬を受け入れさせるには少々困難を伴ってきました。

 今回は、母馬が妊娠中に蹄葉炎を発症したので出産後の子育ては困難と予測されたため、予定日から逆算して約1ヶ月前から別のサブレッド牝馬に対してホルモン処置を開始(ホルモン処置をして泌乳するまで約2週間の準備期間が必要)して、乳母としての導入を試みました。

Photo妊娠後に蹄葉炎を発症した母馬(ダンスウィズジェニ)。両前肢が痛いので、後肢を踏込んだ集合肢勢をとります。

Photo_2出産後の母馬と子馬(ダンスウィズジェニの15 父バゴ)。

 母馬は蹄葉炎の治療のため栄養状態も悪化し出産も危ぶまれましたが、無事に初子を出産しました。母馬は出産翌日に子馬と離し、あらかじめ準備していた乳母用のサラブレッドと子馬を対面させました。なお、対面前に、乳母に対して枠場内で膣から手を入れて子宮頚管を刺激し、分娩時の感覚を誘発させました。また、乳母に鎮静処置を行い、鼻粘膜にメントールを塗布し嗅覚を鈍らせると同時に、子馬の馬服には乳母の糞尿をつけました。これまで、そのようにして乳母付けを行っても子馬の受け入れには時間を要しましたが、今回はあっという間に乳母が子馬を受け入れました。

Photo_3子馬を受け入れた乳母(ワンモアベイビー)。ワンモアベイビーはJRAホームブレッドとして中央競馬で初勝利したマロンクンの母です。

 今回、乳母として使用した馬は、これまでも子煩悩で母性が強いところがありました。そのような性質を持っていたためあっさりと成功したのかもしれませんが、この要因を科学的に解明することがわれわれの課題と考えています。今、関心を持っているのが、他の動物種で養育行動や社会行動との関連が知られている「オキシトシン受容体遺伝子(OXTR)」などの動物の行動と関連がある遺伝子です。近年、距離適性に関連がある「ミオスタチン抑制遺伝子」が注目されていますが、初期馴致の難しさと「セロトニン受容体遺伝子(HTR1A)」との関連等、「行動に関連する遺伝子」も徐々にわかり始めてきました。今後は、このような行動特性を持つ遺伝子を解明し、血液検査であらかじめ乳母適性の判別ができるようになればいいですね。今後の研究成果にご期待ください。

Photo_4 子馬は出生時28kgとかなり小さく生まれました。乳母の子育てに期待したいところです。

Photo_5 4月4日の調教です。後期育成馬もいい感じで仕上がってきていました。4月13日(月)は育成馬展示会です!

2015-04-03

JBBA研修 第37期開講

 BOKUJOBブログをご覧いただいております方々、こんにちはJBBAの山本です。このたび新しくBOKUJOB担当となりましたのでどうかよろしくお願いします。

 さて先般、新たに第37期生の研修生12名が入所し、4月2日、本会静内種馬場において開講式が滞りなく行われました。研修生は全国あらゆる地域からの研修参加であり、よくぞこの最果ての地である北海道に来てくれたと歓迎するばかりです。今はまだ不安と希望の中での研修だと思いますが、早く人にも馬にも慣れ、全力で研修に取り組めるようになってもらいたいと思います。

 本研修はカリキュラムの内容が豊富であり、馬の管理や扱い方から騎乗訓練、さらには繁殖学、血統なども学べるとともに牧場で必要な作業なども実践的に身に着けることができるのが特色です。

 ぜひ皆様、少しでも牧場で働きたいと思った方は当研修にご一報願います。

 以上、JBBA山本でした!

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