2019年5月

2019-05-27

みどりのじゅうたん

5月に入り、北海道では遅い春を迎え、少しづつ生命の息吹が感じられるようになってきました。

ノースヒルズではゴールデンウィークに合わせたかのように桜が満開となり、その後一気に木々や花々が色づき始めました。

3 まだまだ甘えん坊なおチビちゃん。母さんにかまってもらいたいようです。

3_2 仔馬同士の楽しいひと時。日々の遊びをとおして強く、逞しく育っていきます。

Photo ずいぶんと活発な仔馬ですね。将来の活躍が楽しみです。

Photo_2緑の絨毯の上でお昼寝です。どんな夢を見てるんでしょうか?

Photo_4 やさしい表情で仔馬をみつめるお母さん。片時も仔馬のそばを離れません。

生まれて1ヶ月が過ぎた頃から、1日の大半を放牧地で過ごす昼夜放牧が始まります。

いつもお母さんと一緒だった仔馬たちも、少しずつ友達同士での遊びを覚えていきます。

仔馬たちは、すっかり緑の絨毯で覆われた広い放牧地を駆け回り、日々すくすくと成長していきます。

2019-05-25

日本軽種馬協会 軽種馬生産育成技術者研修【JBBA静内種馬場研修課】

 こんにちは、JBBA研修課の藤田です。5月も中旬を過ぎ木々の緑が目にまぶしく心若やぐ季節となって参りました。

 さて、2019年度(第41期)生産育成技術者研修ですが、入所より1か月半が経過し、研修生たちもすっかりここの生活に慣れ日々の研修に励んでおります。現在は、研修乗馬の日常管理はもちろんのこと、生産に係る研修、騎乗訓練、せり見学等と日々を忙しく研修を行っております。

 騎乗訓練では、現在「軽速歩」が(概ね)できるようになり、ツーポイント姿勢の訓練をはじめております。一部駈歩をはじめた者もいますが、まずは鐙にしっかりと立てるようになるよう練習を重ねております。

Photo  また生産に係る研修としては、JRA日高育成牧場(浦河町)にて繁殖牝馬の分娩前後の管理や分娩見学、当歳馬の取り扱い等と泊りがけで実施させていただき、数々の講義を含め貴重な時間を過ごしております。

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 来月6月には「種馬場実習」ということで、本場内で飼養している種牡馬の取り扱いや、飼養管理、運動、種付業務について勉強していきます。また、来月6月は1番牧収穫の時期でもありますので引き続き忙しい研修となりますが、研修生たちには1人前のホースマンとなるべく、精一杯頑張ってもらいたいところです。

2019-05-24

BTC教育係の平野です。

先日、第37期生はHBAトレーニングセール中の公開調教を見学してきました。この日は風が少し強く、肌寒く感じましたが、山菜取り以来の課外研修を楽しんでいました。

今回のようにF10秒代前半での騎乗を間近で見たのはJRAの展示会以来でした。その時はまだ馬にあまり乗ったことが無い状態での見学だったので、凄いスピードだなぁ位しか感じていませんでしたが、実際に自分たちが馬に乗るようになった中で見ると更に今回見学したような騎乗を出来るまでに、たくさんの練習をしなくてはならないことがわかったと思います。1年後にこのような場で騎乗できることを目標に頑張ってほしいと思います。

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騎乗訓練では、先日始めた駈歩の訓練にも大分慣れてきました。今度は競走姿勢をシミュレーターにて練習を始めました。今までの基本乗馬とは乗り方が変わってくるので、混乱していましたが、たくさん練習して早く身に付けて欲しいと思います。

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🏇第38期生募集について🏇

BTC軽種馬育成調教センターでは令和2年4月から研修の始まる第38期生の募集を行っております。また、それに伴い体験入学会の開催も決定いたしました。それぞれの詳細は下記のホームページよりご確認のうえ、お問い合わせください。

http://www.b-t-c.or.jp/index1.html

こんにちは、社台ファームです。

5月に入り、花が咲き芝生は緑に生え揃い、牧場中が色付いてきました。

北海道の行楽シーズン到来とともに、いろいろな仕事が増えていきます。

まずは7月のセレクトセールに向けて、販促用の動画撮影が始まりました。

早生まれの当歳馬たちを、数秒間のテイクとはいえ真っ直ぐ歩かせるのに何往復もしますし、かといって歩きすぎると疲れてきて頭が下がってしまったりと、いい状態での様子を撮影するのはなかなか大変です。後ろから追って少し刺激を与えてみますが、この仔はあまり反応ありませんでしたね(^^;

当歳馬・1歳馬のセレクトセール上場馬、社台RHの募集予定馬は全頭、この動画撮影をこの時期に行っています。

https://youtu.be/IXoJ4myYoqg

2歳馬は5月17日に千葉県の船橋競馬場で行われました千葉サラブレッドセールが大きな仕事でした。

約50頭の2歳馬を前日下見→セリ当日の公開調教→セリと二日間の行程で上場いたしました。

今回前日下見は初めての一斉展示という形を取りましたが、おおむね好評だったようです。

毎年暑い中行われる千葉セリですが、今年は比較的いつもよりも過ごしやすい陽気でした。

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https://youtu.be/60BcQrKcEgs(公開調教ファステスト!の組)

2019-05-13

JRA日高育成牧場のあしはらです

今年の桜の満開は・・・

 5月は北海道の春。桜が咲く季節です・・・なんて、内地の人が聞くと「何言ってんの?」なんて思われそうですが、日高ではゴールデンウィーク後半が桜の季節なんです。寒い年だと、ゴールデンウィークが終わってからなんてことも・・・。花見といえばジンギスカンが定番で、場所によってはライトアップで夜桜見物なんてイベントもあります。まあ、結構寒かったりするのですが・・・。私は北海道出身なので、それが当たり前で、滋賀で就職して、はじめて本州の桜を目の当たりにして驚いたのが4月初めに桜が咲いていること。そしてエゾヤマザクラを見慣れている私にとっては、ソメイヨシノ、葉桜でない、鮮やかな桜を見たのが衝撃的でした。そもそも「葉桜」という言葉があることをこのときに知ったかもしれません。写真は今年の浦河の桜並木です。(満開時期に不在にしていたのが残念・・・)

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 そんな中で、子馬たちは、緑も濃くなってきた放牧地をお母さんと一緒に楽しく駆け回っています。1歳たちは、早生まれでは150kgくらいにまで成長して、体も一回り大きくなったように見えます。また北海道トレーニングセールに向けて調整している育成馬たちですが、それぞれのペースにあわせながらの調教が続いています。また、来年の出産に向けて、種付けも計画どおりに進んでいる様子。人も馬も、それぞれの春を感じながらすごしているようです。

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浦河港に豪華客船が

 ゴールデンウィーク明けの5月10日、浦河港に豪華客船が就航しました。船の名前は「ぱしふぃっく びーなす」号。神戸・横浜が出発地で、反時計回りに太平洋、日本海と日本一周するクルーズ船の最初の就航が浦河ということで、この春ちょっとした話題となる出来事でした。実は私もこの船にスタッフとして乗船し、各寄港地の魅力を事前にお伝えするという企画の中で、浦河の馬の生産に関する紹介をするということで、馬の講義をしてきました。今回は45分と時間が限られているということで、馬の種付けから出産、離乳までの過程をわかりやすくコンパクトにまとめてお話してきました。上手く伝わったかどうかはわかりませんが、皆さん真剣に聞いてくれた様子で、良かったのかなと思います。このような機会は頻繁にあるわけではないので、とても貴重な体験でしたが、各種イベントの中で馬の話をすることは、日高育成牧場が協力すべき重要な仕事と認識していますので、皆さんの周りでも何か馬に関する講演などの要望がありましたら、ご一報いただければと思います。よろしくお願いします。

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Photo_5 馬はニンジンが好き?

 さて、今回は食べ物の話です。 

 日常生活の中で、例えば馬の絵を見る、写真を見る、テレビの動物関連の番組を見る・・・なんてこと・・・よくあると思います。だって、このブログを読んでくれている人は、無類の馬好きですから、そういう機会はより多くあると想像します。で、今、馬の絵、写真、漫画など何でもいいので、頭の中で思い浮かべてもらいたいのですが、例えば食べるシーンだと、馬が美味しそうに何を食べているか・・・おそらく多くの人は、草やニンジンを食べている姿を思い浮かべるのではないでしょうか?

「馬はニンジンが大好きだよね」

これ、常識!なんて思う人・・・多いと思います。

 こんな書き出しだと、次に否定が入りそうなものですが、いえいえ、私も馬はニンジンが大好きだと思いますよ。

 でも、何で馬といえば「ニンジン」なんでしょうね。

諸説あり

 私が聞いた話では、馬は甘いものや甘い香りがするものが好きで、例えばおなかがすいていそうな場面などで手懐けるために、たまたまニンジンを使うことが多かったから・・・と聞いたことがあります。馴致のときなど、ハミを装着するときに口を上に上げて嫌がる場合をよく見ますが、ニンジンを食べさせて、その隙に装着するのを見たことがあります。色、硬さ、味、使いやすさ・・・様々な理由で多く使うようになったかもしれません。そんな感じで、馬といえばニンジンというイメージがついたのかもしれませんね。確認したことはありませんが、ニンジンが嫌いな馬もいるかもしれません。しかしながら、確実に甘いものを嫌う馬はいないと予想します。

 私が競走馬の治療を現場でやっていた頃・・・

 「先生、食欲がないんだよね・・・何かいい薬を飲ませてほしいんだけれど・・・」

 と診療依頼を受けることがしばしばありました。大体の薬は味がないか、苦いかですから、なかなか難しいですが、食欲増進作用のある薬はいくつかあったので、それに甘いものを混ぜたり、甘い香りのする薬を入れたりして与えたものでした。薬を飲ませるときは、鼻からチューブを入れて流し込むのが普通ですが、食欲を掻き立てるには、舌に絡ませたほうが効果ありのこともあるんですよ。なので、小型のポンプに薬を入れて、強制的に口の中に押し込むこともありました。歯茎を出して、いかにも「美味しくない~」という顔をするのが面白かったりするのですが、もちろん、食欲を取り戻して競馬で頑張ってほしいと思いながら治療をしていましたので決して悪気はありません。勘違いしないでくださいね。

疑問と工夫

 では、ニンジン以外で好きなものはあるんでしょうかね?例えばバナナ。大好きです。バクバク食べます。栄養もバッチリですしね。リンゴも大好きですよ。大きいままだと消化に悪いので切ってあげたほうがいいのですが、ガリッガリといい音立てて美味しそうに食べます。今ではあまり見なくなりましたが、角砂糖もガリガリと美味しそうに食べます。まあ、甘いものは何でも好きなのかもしれません。

 競走馬は競馬に応じたエネルギー摂取が必要ですが、厳しい調教を重ねていると、体調によっては食欲が落ちる場合が出てきます。食べなければ翌日の調教に影響が出るだろうし、食べなかったから、翌日の調教強度を落とすとなれば、競馬の成績に影響してくる。管理する人は、何とか食べさせたい、栄養のあるものを摂取してもらいたい・・・そんな考えから、ニンジン以外の好きなものを探すこととなるのです。バナナがいいらしいよ、リンゴもいいかも・・・なんて話が広まってね。

 昔、面白いことをやっている場面に遭遇しました。普通、馬の飼葉桶って一つですよね。あるとき、プランターのような容器を馬房の中に5つくらい並べて、1種類ずつ食べ物を入れて与えていたんです。面倒くさいことするなあ、としかそのときは思わなかったのですが、人に食べ物の好き嫌いがあるように、馬にも好き嫌いがあるんですね。で、その馬が好きな食べ物を探って、必要な栄養をたえず取れるようにしようと試みていたわけです。実に面白いですよね。

 単純な食べ物の話・・・と受け取られてしまいそうですが、実は、当たり前にやっていることでも、ちょっと疑問を感じたら、みんなに提案して、アイデアを出しあいながらいろいろなことにチャレンジしてみるべき・・・そんなことを食べ物の話を例にあげて言ってみたかったのです。これは馬に乗っているときも当てはまることがあると思います。最初は教えられたとおりに基本をやって、そして技術が上がってきたところで、自分なりに工夫してみるのです。時と場合によってはそういうことが大切になってくると思います。

 あらゆることに疑問を持ち、場合によっては何か工夫してみる・・・。皆さんの技術を伸ばすために必要なことだと思いますよ。

今回もお付き合いありがとうございました。

2019-05-11

BTC教育係の平野です。

 第37期生が研修を開始して1ヶ月が経ちました。大型連休も終わりましたが、研修生は関係なく、騎乗訓練や授業と変わらぬ日々を送っておりました。

 先日、毎年恒例の馬装コンテストを行いました。1人1頭馬装を行い、教官が5つの項目をチェックして点数をつけていきます。馬具の装着方法だけでなく、牧場でお客様に馬を見てもらうことを想定して、手入れや保定時の動きについても見ています。

 第1回優勝者の得点は92点でした。今回は60分とかなり時間をかけて馬装をしましたが、次回以降行う5回については、回を追う毎に短時間での馬装を行わなくてはなりません。クオリティはもちろんのこと、スピードも上げて馬装を完璧に出来るように勉強して欲しいと思います。最後にはどれだけ点数を上げてくるのか…楽しみです。 

 騎乗訓練では駈歩の訓練をスタートしました。3週間ほど速歩での軽速歩や前傾姿勢での騎乗を行ってきて、ひと段階訓練内容を上げることができました。速歩とは違った馬の動きに驚いた研修生も多くいました。シミュレーターでの練習も行えるようにしておりますので、たくさん練習して馬の動きに慣れていってほしいと思います。

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