2019年4月

2019-04-26

BTC第37期生が始まりました!

 BTC教育係の平野です。放牧地に緑が増え始め、馬も人も嬉しい季節となってきました。

 先日、第36期生が研修を終了しました。JRAの展示会に参加させていただき、すぐに修了式とあっという間に卒業していってしまいました。卒業査閲ではBTC教育エリアにて走路騎乗をたくさんの方々に見ていただき、緊張した様子ではありましたが、これまでの訓練を活かせた騎乗が出来ていました。残念ながら、怪我により全員での騎乗はできませんでしたが、1年間の研修で学んだことを基に就職後は更にレベルアップしていってほしいと思います。

 息ぴったりの走行でした☆

Photo_2

最優秀騎乗賞のY君と、場長賞・理事長賞の表彰を受けたH君のコンビ☆

Photo_4

修了証書を受け取り、1年間を終えました☆

Photo_5 お疲れ様でした!

 そして、37期生の研修が本格的に始まりました。基本的な馬の取り扱いについても大分慣れてきて、騎乗訓練も始まりました。今はまだ速歩までの訓練ですが、連休明けには駈歩にステップアップできるよう頑張っています。馬に乗るためには筋力・体力が必要!ということでトレーニングも欠かせません。

Photo_6

息抜きに行者にんにく採りに行きました。

Photo_7

今年はたくさん採れて、懇親会もみんな息が臭くなるまで食べることができました(笑)

Photo_8

1年後には立派なホースマンとなれるよう頑張りましょう!

今年度も牧場実習や見学でお世話になることと思います。第37期生につきましても、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い致します。

2019-04-22

春の訪れ ~ さくら ~

4月も下旬となり、ノースヒルズにも少しずつ遅い春が訪れようとしています。

ゴールデンウィークを迎える頃には、馬達が過ごす放牧地も緑の絨毯におおわれるでしょう。

例年5月上旬に満開となる牧場の桜ですが、ひとあし先に紹介します。

Photo ぴったりと寄り添う親仔。母馬の優しさが伝わります。

Photo_2 お昼寝していた仔馬とそばで見守るお母さん。何か物音がしたのでしょうか?

Photo_3 放牧地を駆ける親仔。生後一ヶ月くらいは常に一緒に行動します。

Photo_4

賢そうな瞳と凜々しい表情。仔馬たちは本当に表情豊かです。

美しい桜と親仔の風景、いかがでしたか。

次回は仔馬たちの楽しそうに遊んでいる姿をお届けします。

2019-04-19

皆さん、こんにちは。ビッグレッドファームです。

各地で桜の開花発表があり、いよいよ本格的な春の到来ですね。

こちら北海道も、朝晩はまだ肌寒さを感じるものの日中は春らしい暖かな陽光が差すようになり、ここ最近は放牧地で仲間と一緒に寝そべりながら日向ぼっこをしている馬の姿を目にします。

牧場の景観の一つとして昨年秋に球根から植えたチューリップもやっと日の目を見て、少しずつに葉っぱを伸ばしています。花開くのが待ち遠しいです。

Photo_5 (事務所前のチューリップ)

さて、3月4月は年度切り替え月。新しい事や未知の世界への挑戦であったり来たる日に向けての前準備であったりと、夢へと動き始める時期です。当牧場にも将来に向けて歩き出した3名の学生さんが立て続けにインターシップに来ていただきました。「牧場で働く上で今できる事を経験するため」「就業活動をする上での選択肢を広げるため」「純粋に牧場とはどういう所で何をしているのかを知るため」と皆さんそれぞれの思いでインターンシップに臨まれており、インターンシップ中も興味を持たれる事は一人一人違っていて、私たちにとっても牧場をより知ってもらう為にはどのようなアプローチが良いのかを改めて考えさせられる機会となりました。

そこで今回は、当牧場で行っている業務の全容をご紹介いたします。牧場作業のイメージを膨らませる参考材料にしていただければと思います。

ビッグレッドファームは現状、現場作業にあたる従業員は騎乗調教に就いていただく事が基本的なスタンスです。その上で、種付業務、繁殖業務(お産・仔馬の管理)、育成業務(若駒の管理)、農事作業(環境美化・施設管理)、その他では撮影作業(写真・動画・編集)などの必要な作業に分かれて対応する体制ですが、当牧場では業務毎の専門スタッフという括りはなく全スタッフが全業務に携わり作業や知識の幅を広げる機会を設けております。そういった従業員が学べる場を日々作っているので、騎乗経験がない方や馬に触れた事がない方でも受け入れが可能と思います!

また、ビッグレッドファームは事務作業も業務の一つ。事務作業と一言で表しても色々な作業があり、会計経理や労務管理、人事を含む総務はもとより、管理馬・関係馬の情報管理、それらに附随した書類作成や整理、電話対応や来客対応。シーズンによって発生する作業も多くあり、今の時期でいえば種付けの予約受付の対応などを担っております。他にも、当牧場内を含む業界に関わる情報管理や共有を「円滑かつ正確に」行える様に、色々なプログラムを駆使しながらシステムを独自にスタッフで作り上げるなど、スタッフ個々に今まで培ってきたスキルを様々な場面で活かしてもらい、牧場業務の力にしております。

それら事務作業に関わるスタッフは、北海道に5つ、茨城県に1つの計6つの牧場を構える業界内でも規模の大きな牧場ながら現在4・5名程度。事務専門スタッフもおりますが、大半は騎乗調教を含めた現場作業に就きながら事務作業もこなしております。

この対応を可能にしているのは、偏に各場の現場責任者をはじめとした現場スタッフが細かい事務作業を対応してくれていること、また牧場全体で無駄を省いて効率よく業務を回していることから叶う状況です。今後もますます省力化、効率化を図り、牧場や従業員のモチベーションの向上と共に牧場を維持し、競馬業界繁栄の一役を担うことが出来ればと考えています。

馬や競馬、牧場に興味を持っていただいた方が、「牧場で働きたい」「自分のスキルを牧場で活かしたい」と感じてもらえる職場環境を目指して取り組みたいです!

Photo_6

Photo_7 (共に今年生まれた当歳馬とお母さん)

2019-04-18

日本軽種馬協会 軽種馬生産育成技術者研修【JBBA静内種馬場研修課】

 こんにちは、JBBA研修課の藤田です。春爛漫の好季節となって参りました。

 3月上旬に投稿して以来となりますが、これまでの間に「2018年度(第40期)生産育成技術者研修生」たちは修了式を迎え、今春から牧場へ勤めることとなりました。修了式では、研修の集大成としてご来賓、ご家族の見守る中、卒業騎乗供覧として部班演技と走路騎乗が披露されました。

Photo_2

Photo_3

 また、今月の4月3日には「2019年度(第41期)生産育成技術者研修生」たちの開講式が行われ、全国各地から集まった未来のホースマンたちは、これから1年間、馬の基本的な取り扱いから騎乗・馴致等の調教技術、飼養・健康管理等と多岐にわたる研修を行っていくこととなります。

 まだ入所して2週間というところですが、一通りの馬の管理はできるようになり、騎乗訓練もはじまり、これからの1年間の研修を有意義に過ごしてもらえたらと思います。

Photo_4

2019-04-16

JRA日高育成牧場のあしはらです

ブリーズアップセールに出発

 昨年のセール後にやってきた育成馬たち・・・。馴致、調教などいろいろなステップを踏みながら成長し、4月10日の展示会も終了し、セール開催地に向けて出発の日を迎えることとなりました。そして、この原稿がアップされる頃は、住み慣れた日高をあとにして、中山競馬場に到着し最後の調整を行っていると思います。順調に調教メニューを消化していった馬、何度か調子を崩して足踏みした馬・・・いろいろでしたが、全体的には例年に比較して順調だったのかなという印象です。4月23日のブリーズアップセールで購買された育成馬は、各所属厩舎および関係牧場に移動して調教を積み、6月の新馬デビュー戦に向かっていくことになります。私もテレビ観戦にとどまらず、機会を作って、育成馬のレースを見に行くことができればなあ、と思っています。

 残念ながら今回のセールに出場できなかった育成馬ですが、その中の何頭かは5月の北海道トレーニングセールに向かいます。ブログ投稿のタイミングにもよりますが、その状況については、また報告したいと思います。

分娩もまもなく終了です

 分娩も今月末予定日の1頭を残して無事に終了しました。親子たちは、それぞれの成長に合わせた広さの放牧地を駆け回り、元気に過ごしています。また、原稿を書いているこの日は、のんびりと過ごす1歳馬を写真におさめることができました。

Photo

Photo_2  最初に産まれた子馬はすでに100kgをこえており、かなり大きくなりしっかりしてきましたよ。草も青々してくるこの頃になると、栄養のある草を食べた母親の乳を飲むことで、子馬たちは急激に成長することになります。過去に何度か言ったことがあるかもしれませんが、成長の過程では、バランスがとても大切です。上半身の成長が先行すれば下肢に負担をかけますし、逆の場合は下肢に適度な負担がかからず、骨や筋肉、靭帯の成長や強度に影響が出てきます。特に、生まれて3ヶ月前後が一番変化の激しいときなので、より注意深く観察しなければなりませんね。その成長の様子については、今後も報告していきたいと思います。

気分を変えて

 若いときは予想もしなかったことですが、年をとって50を過ぎて痛感することが2つあります。一つは字が見づらくなってきたなあ、ということ。そして、もう一つが、あちこち体が痛くなってきたなあ、運動不足だよなあ・・・ということです。私は根っからの怠け者なので、運動不足解消のためにスポーツをするとか、朝ランニングをするとか、ストレッチをするとか考えません・・・。だめですよね。でも多くの人は、

 「どこかのスポーツクラブの会員になって、トレーニングで汗を流してみよう」

 「水泳なら若いときに得意だったし、久々に泳いでみようかな」

なんて、気分を変えて体を動かしてみる、いつもと違う筋肉を動かしてみるなどと考えることでしょうね。また、普段からスポーツをしている人で、思わぬ故障をしたりして、休養を余儀なくされたときに、筋肉の衰えや、心配機能の低下を恐れて、そのときに合ったトレーニング方法を考えて体を動かすことでしょう。そんな努力が実を結んで、回復したときには、そう苦労することもなく、体も元に戻り、いい思いをしたりするでしょう。

 馬の場合も、一種の陸上選手と言えますから、故障とは背中合わせのところがあります。私は過去に、「馬の温泉」「リハビリセンター」とも称される福島県いわき市の競走馬総合研究所常磐支所というところで勤務した経験があります。そのような施設は、日本では限られたところにしかなく、様々な方法で馬がリハビリを実施していることは、あまり知られていないかもしれません。

 今回はごく簡単ですが、トレッドミルとプールを取り上げて書いてみたいと思います。

トレッドミル

写真はトレッドミルと言う器具を使ってトレーニングを実施している育成馬です。

Photo_3  ひと昔前なら、高価で設置も面倒で、使い勝手もあまりよくなかったものですが、近年ではとても使いやすく、牧場単位で所有できるほど身近なものになってきました。その利点はいろいろ・・・。第一は効率的に運動ができることでしょうか。少ない人数で、大きく場所をとることもなく、決まった時間の中で行うことができます。その前段階として、準備運動をするための施設であるウォーキングマシーンも普及しており、これらを組み合わせることでバラエティに富んだ調教をすることができます。私がJRAに入って間もない頃のトレッドミルはどちらかと言うと研究目的で使用することが多かった・・・。例えば、馬の走行フォームを記録して分析するとか、馬の吐く息や血液を走行中に採取して能力分析するとか、内視鏡を装着したまま走らせて呼吸機能の検査をするとかです。またある程度の馴致訓練も必要でした。今では、育成調教の過程の中で、調教進度遅れの育成馬に使用したり、全馬トレッドミル調教の日を設けて、運動強度の判定をしたりと、いろいろな使われ方がされるようになってきました。今後は至るところで、そのような光景を目にすることになるかもしれませんね。

 プール

 馬が泳ぐ姿など、想像したこともない、見たこともない・・・と言う人、きっと多いですよね。馬用プールはJRAでは東西のトレーニング・センターや福島県いわき市にある馬のリハビリセンターにあり、調教やリハビリに利用されています。一番の利点は、足元に不安がある場合でも、泳ぐことで心肺機能を低下させないことでしょうか。水の中に入ると水圧がかかるので、呼吸するときに力が要ります。そして、泳ぐためには一所懸命前後の肢を動かすので、筋肉トレーニングにもなりますね。

 見ていると面白いですよ。人を同じで泳ぎの上手い馬、下手な馬がいます。下手なパターンで一番多いのは、あせって、前足だけ動かして、後ろ足を動かすのを忘れること。そうすると、お尻がだんだん沈んでいって、「助けてくれー!」という状況になる。そんなときは、急いで出口まで引っ張ります。上手な馬は、お尻が水面に見えて、ぷりぷり動かしている姿を観察できます。トレセンでの見学は条件があり難しいことが多いですが、福島県いわきでの見学は比較的自由ですので、HPなどで調べて行ってみるのもいいでしょうね。屋外プールなので、実施期間は概ね5月中旬から10月上旬です。寒いと水に入れないところは人と一緒です。

 ちなみに私は25mも泳げません、あしからず。

 写真はプール調教の様子と温泉で疲れを癒しているところです。

Photo_4 今後の活用は皆さん次第!

 今回はリハビリ法の単純な紹介・・・というよりは、これらの方法をどう発展させていくかは皆さんが考えていくことだ・・・そういう思いで書いてみました。皆さんの中にもリハビリに興味のある人がいると思います。多方面から情報を仕入れて勉強してみてください。今後どんな風に使われるようになっていくのか・・・それは皆さんが是非考えていってくださいね。使っていくうちに思いがけない発見もあるかもしれませんよ!

 今回もお付き合いありがとうございました。

2019-04-15

ゴドルフィン道場、スタート!

4月に入り、進学・進級、就職・転職・異動と、気分新たに新生活をスタートさせたという方も多いのではないでしょうか。私たちダーレーにも、高校・大学を卒業した8名が入社してきます。

馬の業界というと、「未経験からだと大変そう」といったイメージを持っている方もいますよね? 実は、今年のダーレーの新入社員は、馬術部などで馬を扱った経験がある人もいますが、その多くはまったくの未経験。

未経験でも馬の扱いを体系的に学べる研修プログラムとセットで、新卒採用を本格的にスタートさせました。「ゴドルフィン道場」と呼んでいるプログラムで、最初は乗馬の基礎や馬の扱い方を座学や実習で学びつつ、さまざまな部門の現場を体験した後、1年間の海外研修を予定しております。

道場1期生となる新入社員たちは、社会人としての基礎研修や英語のレベルチェック、ユニフォームのサイズ合わせなど、これからの生活に必要となる話を最初の数日で学んだ後、各部門の見学へ。

まず、朝の調教見学からスタート。初めて見るサラブレッドの走る姿に「乗り役になってみたい気持ちが高まった」との感想も。そして、「馬が走った後は自分たち」とばかりに、坂路1本。いかに負荷のかかる環境で馬がトレーニングをしているのか、身をもって体験することができたのではないでしょうか。

Photo

Photo_2 続いて種牡馬を見学した際は、スタリオンとして帰ってきたファインニードルを目にして「おおー」と目を輝かせていました。ちょうどシーズン中ということもあり、種付けの現場も見学。ゲームの世界では簡単に行われる種付けも、一頭一頭に難しさがあり、文字通り命がけの現場であることも感じてもらえたのではないかと思います。

Photo_3 午後は、繁殖にイヤリングと、生産現場を見学。入社前から競馬好きだったという新入社員は多いですが、なかなか生産の現場を目にする機会はなく、熱心に話を聞いていました。また、まずは先輩たちに名前を覚えてもらうことも新人の重要な仕事と、1日に何度も自己紹介をし、社会人らしい挨拶も少しずつ板についてきました。

Photo_4

Photo_5 そして、週の後半にはいよいよ実習スタート!先輩の指導のもと、厩舎作業や馬具の扱いを学びます。初日は箒(ほうき)の使い方から一苦労。なんとか、1人2馬房の清掃をやりきることができました。終わった後に「どうだった?」と聞いてみると、「楽しかったです!」と返ってきたのは頼もしい限りですね。

Photo_6

Photo_7

ただ、こちらもゆとりをもってプログラムを組んだつもりですが、慣れないことの連続で、最初の一週間はかなり疲労を感じているようにもみえました。馬に触り、乗るようになる日もすぐにやってきます。体力や集中力の維持も、社会人としての大事な自己管理の一つ。新入社員のときに抱いた大きな夢や目標を忘れずに、それぞれの道に向かって進んでいってほしいと願っています。

ほかのスタッフからも「そこまでしっかり教えてもらえるなんてうらやましいね」と言われる、ゴドルフィン道場のプログラム。「昔はそこまでしてもらえなかったよ」とも言われますが、どこの牧場の人たちも「人手不足」を課題にあげるなか、できる限り多くの人にこの世界に興味を持ってもらい、人を育てていくことが大切になってくると考えています。

2020年卒業の方向けにも、新卒採用を実施しております。リクナビでプレエントリーを受け付けておりますので、ぜひ以下のページよりご覧ください。みなさんからのご連絡をお待ちしております!

https://job.rikunabi.com/2020/company/r286422088/

2019-04-02

能力検査【岡田スタッドグループ】

皆さんこんにちは。世の中は年度変わり。波乱に満ちた平成も間もなく終わりを告げようとしています。

ホッカイドウ競馬の開幕まで2週後に迫りましたが、ハイレベルな戦いを繰り広げる2歳馬のデビューへ

向け能力検査が実施されています。

Photo

当グループの傘下である『ノルマンディーOC』では、毎年ホッカイドウ競馬で2歳馬をデビューさせて

おり、リーディングトレーナー田中淳司厩舎とのコンビで挑む新馬は、今年で4世代目となります。

Photo_2

本年第1回目の能力検査を受検した

パラダイムチェンジ号

Photo 馬っぷりは他馬に見劣りせず、返し馬でもゆったりとしたフォームで上々の雰囲気。

Photo_5

しかし実戦では・・ポンと好スタートを切ったものの、砂を被ると口を割ってしまいズルズルと後退。

気性面での若さを露呈してしまいました。

Photo_6

牧場に従事していて、何年経ってもワクワクドキドキするのが、2歳新馬戦。

能力検査の時計が気にならないと言えば嘘になりますが、これからしっかりと乗り込み、本番ではガラリ

一変を期待したいものです。

« 2019年3月 | メイン | 2019年5月 »