2018-04-20

皆さん、こんにちは。ビッグレッドファームの堀田です。

各地に多大な影響を与えた冬も終わり、春の陽気に満ちてきた今日この頃。

こちら新冠も、時折雪混じりの雨が降り風はまだ肌寒いものの、春らしい芽吹きが景色の随所に出始めました。

約2か月前の大雪を思い返すと、当然の事ながら季節は巡るものだと感じます。

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Photo_2 さて、この時期に心が弾むのは春の到来ばかりではありません。

昨年に引き続き今年もビッグレッドファームに新入社員が加わり、一段と牧場が賑やかになりました。

まだ入社して1ヶ月も経っていませんが、判らない事があれば積極的に質問してきてくれますし、笑顔で仕事に取り組んでいる姿は、逆に元気をもらえます。

私個人としては丁度1年前の4月に投稿の本ブログで紹介した新人スタッフが、今年から一先輩スタッフになった事にとても感慨深さを感じているのですが、2年目に突入した当の本人達は初めての後輩ができる事に些か戸惑っているようでした。

話を聞くと「まだ自分自身が社員としても仕事の面にしても勉強中なのに、新人を教える側になれるのだろうか…」と心配していたようです。

しかし最初こそ会話にぎこちなさがあったものの、1年間で教わった事や得たものを自分なりに説明したり作業の様子を伺っていたりと、教える側として遜色は無い様に見えます。

新人指導は私たち自身も仕事への理解が深まる良い機会なので、更なるステップアップを図っていきたいと思っています。

そして、今年デビュー予定の若駒達にとっても新たな課題を与えられる時期でもあります。

坂路での通常調教に加え、トラックコースに備え付けられたゲートを利用した発馬練習が、雪解けのこの時期から本格的に始まります。

競走馬としてレースに出走するにあたり『ゲートからの発馬』はクリアしなくてはならない必須条件。ただ2歳馬にとっては初めての経験になるため段階を踏みながらゲートに馴らしていきますが、すんなりゲート練習を熟す馬もいれば、枠内に閉じ込めた際にじっとしていられない馬、枠内に入ること自体を拒む馬など、馬によって反応が違います。特に過剰に反応を示す馬のゲート練習は人馬ともに危険を伴うため、騎乗しているスタッフは勿論、ゲートの扉の開閉などを行う補助スタッフにおいても、如何に危険リスクを減らしながら馴らしていくことが出来るかを考えながら日々の調教に取り組んでいます。

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Photo_4 また1歳馬には、ラフィアンターフマンクラブの会員様向けの募集馬ツアー(6月下旬)に向けて準備が始動。馬体の冬毛抜きやタテガミの整髪、脚の水洗いなどの手入れが主ですが、現役調教馬では普通に行えるこれら全てが経験の少ない1歳馬にとって未知の体験です。馬体にブラッシングをされる事も嫌がる仔は嫌がるものです。とはいえ、手入れは馬体を綺麗にするだけでなく体を触られる事に馴らす意味あるため、妥協はできない作業でもあります。

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Photo_6 人も馬も成長していく上で必要最低限のマニュアルはあっても、生き物ゆえ正解は1つでない事が仕事をより面白くさせているのではないでしょうか。

競馬業界は競争の世界ではありますが、試行錯誤して行なってきた経緯や経験は自分の力に、果ては牧場を築き上げる原動力に繋がると思います。

今後も引き続き、スタッフ一同協力し高め合いながら牧場を支える1本の柱になれるように邁進していければと思います。

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