2015年9月

2015-09-30

BTCの小守です。

 今回は、BTCで実施した一日体験入学会の様子を報告いたします。

BTCでは「育成調教技術者養成研修」の体験により、育成調教技術者の仕事への理解と、進路の参考としていただくことを目的に、年3回体験入学会を実施しております。内容は、「軽種馬育成調教場(BTC)および研修施設の見学」、「研修実習見学」、「厩舎作業体験」、「乗馬体験」、「ホースシミュレーター実技体験」、「養成システム・卒業生の就労状況の説明」を実施し、最後は現役研修生とバーベキューを楽しみながら、懇談会を行います。体験入学会の参加者からは、BTCの研修の事をより深く知ることができ、進路の参考になったという声を頂いております。

今年の体験入学会への申し込みは、全て終了いたしましたが、BTC研修受講希望者を対象とした入講説明会は出願締め切り日【平成27年10月23日(金)】まで、土日・祭日を除く毎日実施しております。時間は午前9時から12時まで(所要時間約3時間)、申し込みがあれば参加者の希望日に合わせて随時実施しております。内容は「養成システム・卒業生の就労状況説明」、「研修実習見学」、「調教場および研修施設の見学」となっております。

詳しくはBTCのホームページをご覧下さい。

Photo騎乗訓練を見学している様子

Photo_2見晴台にて調教施設の説明を受けている様子

Photo_3調教施設内の発馬機を見学している様子

Photo_4最後に現役研修生と一緒にBBQをしている様子

2015-09-24

ホームブレッドの離乳

 8月中旬から段階的に離乳を行いました。

昼夜放牧している8組の親子の群れから母親を3回に分けて間引いていきました。途中から出産経験のある性質の穏やかな空胎牝馬を放しておき、最後に子守役の空胎牝馬と子馬の群れになるようにします。そうすると、子馬も寂しがらず群れが安定するようです。

 なお、この離乳方法を実施するための条件は、母馬を子馬から完全に引き離すことができる施設があることです。母子お互いの姿が見えたり、泣き声がそれぞれの耳に届いたりする場所にしか母馬を移動できない場合には、子馬が柵を飛越するなどの事故のリスクがあるため、この方法を実施すべきではないでしょう。また、たとえ母馬ではなくても隣接する放牧地に他の馬がいる場合には、事故のリスクは避けられないため注意が必要です。

Photo 子守役の牝馬と当歳馬

 群れが安定したところで日高育成牧場のハッタリ分場に移動しました。

この子馬たちは種付けに帯同させていないので始めての馬運車輸送となりました。新たな環境での飼育になりますが、少しずつ精神的にも成長していってほしいと考えています。なお、新しい環境に慣れ次第、近々、子守役の牝馬も離していきます。

Photo_2 はじめての馬運車です。馬にも緊張が見られます。

Photo_3ハッタリ分場の放牧地です。子守役の牝馬のおかげで群れが落ち着いています。

Photo_4離乳後は集放牧の引き馬においても、人間と馬との1対1の関係をつくることができるよう心がけています。また、当たりの柔らかい当歳用のチフニー装着も開始しました。

Photo_5こちらは1歳馬の騎乗馴致(ブレーキング)です。ここでは馬のみならず、人もブレーキングします!BTC第33期生は2班に別れ、3週間ずつJRA育成馬を用いた騎乗馴致の研修を行います。さらに、年が明けたらこれらの馬たちに実際に騎乗する実践研修も行います。JRA育成馬とともに若者たちも育ってほしいと願っています。

2015-09-18

意外と知らない馬運車の中。ビクトリーホースランチです。

 本場からBTC(軽種馬育成調教センター)へ調教に通う時に馬運車を使用しますが、一般の方は意外と中の構造や様子を知らない方が多く、来訪の際に「中を見せて頂けませんか?」との要望があります。

弊社の馬運車内は、愛馬の乗り降りが容易にできるよう横積み型に改造しており、最大7頭まで乗ることが出来ます。移動中は運転席のモニターで監視し、他馬とのトラブル等を防ぐために、顔の部分は隣が見えないようにしています。

今では平然と乗り降りしていますが、BTCに通う前には乗り降りの練習もかなりしたんですよ。

2_3馬運車の中

Photo馬運車内

Photo_3馬運車モニター


 

2015-09-16

夏の終わり【JBBA静内種馬場研修課】

こんにちは。JBBA研修スタッフの山本です。

早いもので先日からJRAは秋競馬に突入しましたが、研修生は夏競馬の最終週に札幌競馬場見学へ行ってきました。

普段、一般には立ち入りのできない装鞍所やパドック、発走地点、検体採取所、診療所と、競馬に出走する馬がどのように集合して発走地点へ向かい、ゴール後どのような検査を受けるのか、競馬の流れを追いながら見学させていただきました。

競馬を公正に、且つ滞りなく運営するため、多くのスタッフがそれぞれのセクションで厳正に運営をしていることに研修生も驚いていました。

パドックでは普段テレビで見ているジョッキーや調教師を間近で見ることができ、嬉しそうにしている研修生もいました。

この日は札幌2歳ステークスがありましたが、出走馬が今後のクラシック戦線でも活躍してくれたらうれしいですね。

当日お忙しい中対応していただいたJRA札幌競馬場の皆様、ありがとうございました。

研修生はこの貴重な経験を糧に、更なる技術向上に励んでいます。

Photo_10 装鞍所での体重測定

Photo_3パドック(通り雨が降ってました)

Photo_4発走地点(ゲートの開閉テストを体験)
 

 

2015-09-10

牧場実習に行って来ました!

 BTC軽種馬育成調教技術者養成研修第33期生の小竹です。

 入講してから5ヶ月が経ち、研修生活にも慣れてきました。そしてその研修の一環として、4ヶ所の民間牧場さんにご協力頂き、私たち研修生は2班に分かれて実習に行って来ました。僕がお世話になった牧場は、ビッグレッドファームさんで、以前見学もさせて頂き、とても興味のあった牧場の一つでした。

 実習期間は1週間で、初めは牧場の概要説明と作業の説明を受けました。普段の研修とやり方や決まり事が違うので、まずはそれらの点を覚えていくのに苦労しましたが、従業員の方々が親身になって教えて下さったおかげで、作業について行く事ができました。

 作業内容は馬房清掃などの厩舎作業や集・放牧、そして環境整備に力を入れられていて、綺麗な牧場の理由に納得しました。従業員の方が、「家族や友人に自慢できる牧場」と仰っていたのが、印象的でとても心に残っている言葉です。働いている方の中にはBTC研修の先輩方が多く、誇りを持って働いているのがひしひしと伝わってきました。

 ビッグレッドファームさんでの1週間はとても貴重な時間で、優しく話しかけて下さる方が多く、和やかな雰囲気の牧場で働ける楽しさと、研修とは違った現場の厳しさを学ぶ事が出来ました。この実習で学んだ事をこれからの研修に生かして、立派なホースマンになる為に励んでいきたいと思います。

 最後になりましたが、今回私たちBTC研修第33期生の為に、ご協力して頂いた各牧場の皆様、本当にありがとうございました。この場をお借りしてお礼申し上げます。

Photo馬房清掃の様子

Photo_2環境整備の様子

Photo_3 調教の様子

Photo_4重賞勝ち馬のマイネルフロスト号

2015-09-07

皆様、こんにちは。コスモヴューファームの山口です。

北海道開催も終わり、涼しい北の地で夏場を過ごした有力馬達が秋の大レースに向けてそろそろ始動する頃かと思いますが、皆様の中では『北海道開催』とは、どのようなイメージをお持ちでしょうか?

新馬のデビュー。2歳ステークス。函館記念。札幌記念。といったところでしょうか?

夏のローカル開催のイメージが強いかと思いますが、私の中では楽しみの多い開催の1つでもあります。

なぜなら、牧場で育成した新馬のデビュー戦や、休養から調整し送り出した馬達の走りを直接競馬場に見に行ける機会が多いからです。

初めて背中に人を乗せてから、デビューまで10ヵ月以上も牧場で育成をした馬が目の前の新馬戦で勝利した時の喜びは、言葉では表せません。

Photo   ↑

札幌の新馬戦を快勝した自家生産馬のウインムート号。

産地馬体検査を受検して競走馬登録を終えていましたので、本州に行く事無く直接札幌に入厩しました。

目標にしていた新馬戦を快勝後、すぐにコスモヴューファームに戻ってきました。

牧場を経由して秋のオープンレースを目標に再びトレセンへ送り出しました。

Photo_2   ↑

トゥルームーン号3歳。デビュー前からのコスモヴューファーム育成馬です。

函館開催前半で、500万下で連闘した後に調整のためコスモヴューファームに戻ってきましたが、

すぐに目標レースに向けて調整。牧場から帰厩後10日で函館開催競後半のレースに出走し、

勝利を収めコスモヴューファームに戻ってきました。

Photo_3   ↑

札幌で2連勝したウインフェニックス号

コスモヴューファームから直接、札幌競馬場に送り出し、500万下特別競走を快勝後に

再び、牧場へ戻ってきました。

その後もしっかりと調整をして、札幌競馬場に帰厩。記憶にある方もいらっしゃると思いますが、

オールスタージョッキーズ最終戦を唯一の女性ジョッキーヘイリー・ターナー騎手で勝利する事が出来ました。

もちろん、厩舎での最終調整や、連携がしかっり取れた事、担当厩務員さんやジョッキーなどのお力添えがあってのことですが、コスモヴューファームから送り出した馬が目の前で2連勝できたことは、牧場で働いているスタッフのモチベーションにもつながります。

来年以降に北海道開催をご覧になる機会がございましたら、是非、休み明けの馬に注目して頂ければと思います。

もしかしたらゴール版の前で、大きな声で応援している育成場の担当者がいるかもしれません。

2015-09-04

初投稿になります。荻伏共同育成場です。

 大手の牧場さんや公益法人の皆様が名を連ねる中、うちのような中堅、いや中堅よりちょっと下の育成場が書かせていただくのは恐縮ですが、また違ったものの見方ややり方が垣間見え、それに興味を持ってくれた方がうちの門戸を叩いてくれればと願う次第です。

 前振りが長くなりましたが、当育成場は育成場でありながら、一定の時期が来るまでは集団で放牧地に放し、現在では昼夜放牧も行っております。昼夜放牧は運動量が多く、ここに来るまで継続して行われていた馬ならば問題ありませんが、セリで買われてこちらに預けていただいた馬にとって、昼夜放牧はかなりしんどいようです。このしんどさがこれからの馴致や調教を耐える力になってくるので乗り越えてもらわなければなりません。若いうちに苦労は買ってでもしろと言ったところでしょうか。

Photo_4夜間放牧の疲れでぐったり…

2015-09-02

小倉競馬場 BOKUJOB広報&相談コーナーの開設

 今週、小倉競馬場においてBOKUJOB広報&相談コーナーを開設いたします。

 日程および開催場所は9月5日(土)・6日(日)の10:00~15:00、小倉競馬場スタンド2階コンコース特設会場となっております。

 当日はBOKUJOB相談員の方に牧場の仕事や研修制度について、直接説明をおこなっていただきます。

 この機会に是非お越しいただき、競走馬の牧場でのお仕事について、何でもご相談ください。

 ご疑問の点がございましたら、ご遠慮なくお問合せフォーム又は下記までお電話にてご連絡ください。

 なお、当日は競馬開催日につき、入場料100円が必要となります。

                                                BOKUJOB事務局

                                                (競走馬育成協会内)

                                                 ℡03-6809-1821

« 2015年8月 | メイン | 2015年10月 »