2015-08-21

日高育成牧場開設50周年記念式典を開催しました 【JRA日高育成牧場】

 少々さかのぼりますが、7月27日に日高育成牧場開設50周年記念式典を開催しました。

 北海道浦河での競走馬育成は国営競馬時代から行われており、昭和36年から札幌競馬場日高分場として本会職員が配置され、農林省から借用した土地に事務所や厩舎を整備し、昭和40年1月に日高育成牧場として独立しました。

 当初は抽選馬の育成が主な業務でしたが、現在は『強い馬づくり』のための調査研究と成果普及の比重が大きくなってきています。

 昭和54年から先進国の生産育成技術を学ぶ為に継続的に専門職員を海外に派遣し、平成5年には家畜改良センター日高牧場(旧日高種畜牧場)の跡地払下げを受けて『日高育成総合施設軽種馬育成調教場(いわゆるBTC)』が完成しました。また、平成10年に繁殖や初期育成の本格的な調査研究を行うために生産育成研究室などを設置し、様々な生産育成研究を行ってきました。

 今後とも、生産地の皆様のお役に立てる研究や調査を行っていきたいと考えています。

Photo式典は、うらかわ優駿ビレッジAERUで行われました。鏡割りの様子です。

 7月には八戸、セレクトセール、セレクションセールおよび九州の4市場が開催され、JRAではこれまで17頭を購買しました。そのうち、宮崎に7頭が入厩し、日高には購買馬10頭とホームブレッド7頭をあわせた合計17頭が育成馬厩舎に入厩しています。現在、1歳馬は昼夜放牧を行っています。9月に騎乗馴致を開始するまでの間、主に放牧のみの管理で馬体の生理状態をナチュラルに保ち、成長を待ちます。

Photo_2セレクトセールで購買した牝馬2頭とJRAホームブレッド牝馬3頭の群れ

 また、本年生産したJRAホームブレッドの群れはだいぶ母子の距離が離れ、精神的にも離乳できる状態になってきました。

Photo_3母馬から離れ、子馬同士で遊ぶ割合が増えてきました。

Photo_4母馬はマイペースで草を食べています

 この時期には定期的なX線撮影によるDOD発症調査、内視鏡検査、血液検査等に加えGPSによる行動調査等、さまざまな調査研究を行っています。

Photo_58月13日~15日の3日間、帯広畜産大学との共同研究として、放牧地でマーカーを入れた子馬の糞を採取し採食量と消化率の調査を行いました。24時間体制で3日間行う地道な調査です。学生さんお疲れ様です。

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