2015年5月

2015-05-28

BTC研修に入講して

BTC軽種馬育成調教技術者養成研修第33期生の板井と申します。

 BTC研修に入講して、1ヶ月が経ちました。この1ヶ月は早く感じましたが、内容は濃いものでした。馬房清掃、馬の飼葉作り、馬の手入れなど、覚えることが沢山ありました。初めて手入れした馬はケイアイカイトという馬で、大人しくて手入れしやすかったです。4月末から騎乗訓練が始まり、最初は軽速歩のリズムが全然わからず苦労しました。1ヶ月経った今は、駈歩の訓練に入ったところで、速歩よりスピードが速い中で姿勢を崩さないようにしなければなりません。その姿勢が腰にすごく負担が掛かるので、毎日ケアをしています。

 2カ月間で合計6回ある馬装コンテストは、馬に頭絡や鞍などを正確に装着できているか、馬体がしっかり手入れされているかを競うものです。完璧な手入れと馬装を1時間以内の制限時間(回数が増えるごとに時間が短縮されます)で終わらせなければならないので、スピードも重要です。私は時間内に終わらせる事が出来ましたが、鞍の位置が後ろすぎたり、馬体が汚れていたりと良くない結果でした。もっと腕を磨いて、残りの馬装コンテストで順位を上げていきたいです。

 1ヶ月がこんなに短く感じるのであれば、1年もあっという間だと思います。今後も後悔の無いように生活していきたいです。

Photo 札幌競馬場にて

Photo_2 馬房清掃も慣れてきました

Photo_3角馬場で駈歩での騎乗訓練

Photo_4リフレッシュ!

Photo_5 馬装コンテストの様子

2015-05-21

トレーニングセールに向けて【JRA日高育成牧場】

 4月28日(火)に行われましたJRAブリーズアップセールにおきましては、多くの皆様のご来場を賜り、また、JRA育成馬のご購買をいただき、誠にありがとうございました。この場を借りまして、改めて御礼申し上げます。

 さて、今回、JRAブリーズアップセールに欠場した馬のうち8頭を、5月26日に札幌競馬場で行われる北海道市場主催のトレーニングセールに上場いたします。

上場予定馬は以下の8頭です。

 No.292 ローランウィスパーの13(牝、父:ブラックタイド)

 No.293 ウインクルディールの13(牝、父:アルデバラン)

 No.294 オヘソノタカラモノの13(牡、父:ナカヤマフェスタ)

 No.295 カシノリボンの13(牝、父:タニノギムレット)

 No.296 コンゴウマライカの13(牝、父:ケイムホーム)

 No.297 シルキーメインの13(牡、父:カジノドライヴ)

 No.298 スペシャルウーマンの13(牝、父:バトルプラン)

 No.299 フォレストメリーの13(牡、父:ブラックタイド)

 上場馬は、短期間の休養をはさみ、ブリーズアップセール終了後に立ち上げを開始しました。肢元に負担をかけすぎないように、主に屋内坂路で調教を行っています。調教できる期間も短いですが、なんとかこれらの馬にも競走馬として活躍できるチャンスを与えてあげたいと願っています。

Photo覆馬場での準備運動

Photo_2調教後のリラックスをはかるためのグラスピッキング

 JRAホームブレッドは、予定していた8頭の出産が終了しました。全馬、無事に出産したものの、蹄葉炎に罹患した母親から生まれた小柄な初子、および、母馬が寝返りを打って子馬の前肢を巻き込んでしまったため強度の外向肢勢になってしまった子馬がおり、悩みはつきません。最善を尽くしつつ、可能な限り自然に育ててあげたいと考えています。また、種付けについても、ほぼ終了し、あとは受胎を確認するのみという状況で、現在は5頭の受胎が確認されています。

Photo_3 母子の収牧風景

2015-05-15

若い力に期待しています【ビクトリーホースランチ】

4月17日(金)、BTCの第32期 育成調教技術者養成研修生の修了式が行われました。

1年間の厳しい研修を経てホースマンとしての第一歩を踏み出した総勢18名の卒業生の中から、弊社には定野(さだの)(こう)()君(福岡県出身19歳)と大谷(おおたに)琢磨(たくま)君(山梨県出身19歳)の2名が入社しました。

修了式後には一度故郷に戻り、心身共にリフレッシュをして来ました。

 “一日も早く仕事を覚えよう”と全力で頑張っています。

これからも今まで以上に努力を重ね、初心を忘れることなく、誰からも信頼されるホースマンに成長して行くことを願っています。頑張れ!定野君、大谷君。

88番定野君

2_22番大谷君

Photo_2荻野社長と左 定野君 右 大谷君


 

2015-05-08

BTC第33期生 奮闘中です!

 BTC教育係の小守です。

 BTC軽種馬育成調教技術者養成研修第33期生は入講から約1ヶ月が経過しました。

 今回は研修生からのブログ掲載と思いましたが、研修生全員が自由時間を復習と予習に費やしているため(1年間このような様子が続いてほしいのですが・・・)、今回も私から現況報告いたします。

 研修生は午前中、馬房清掃と騎乗訓練を実施しております。騎乗訓練は4月21日(火)から本格的にスタートし、覆馬場で速歩を主体とした部班運動を行っております。現在は騎乗馬に対し、発進・停止・曲がるといった基本的な動作をしっかり体得することと、自身の騎乗姿勢の確立に励んでおります。ゴールデンウィーク明けからは、駈歩へと進んでいきます。

 午後からは学科と馬の手入れ、厩舎内外清掃を実施するといった日々の研修が続いております。

 これからは課外研修も充実してきますので、通常研修の他、そういった様子も次回お伝えしていきたいと思います。

Photo覆馬場での騎乗訓練風景

Photo_2 午後の学科の様子

Photo_3シャワーで馬体の手入れ

Photo_4馬房にて蹄の手入れ

Photo_5きゅう舎周りの清掃

Photo_6 シミュレータールームでの練習風景

2015-05-01

新生活のスタート【JBBA静内種馬場研修課】

 はじめまして。JBBA研修所スタッフの山本と申します。はじめてブログにお邪魔しますが、よろしくお願いします。

 さて、全国的に暑い日々が続いているようですが、ここ静内も例年より暖かく感じられます。二十間道路の桜も開花し静内にも春が来たようです。

 JBBA研修所では3月21日に第36期生の修了式が行われ、4月2日からは新たに第37期生が入所し、全国各地から集まった12名が研修生活をスタートしています。12名の多くが全く馬を扱ったことがないのですが、1年間の研修を通して生産・育成牧場で生きていくために必要な技術と知識を身につけるべく、悪戦苦闘しています。

 そして早速、研修生は分娩実習へ行ってきました。お世話になったのはJRA日高育成牧場です。夕方に牧場へ到着し、分娩に関する講義を受けた後、分娩監視をしました。監視に入ってから約3時間後の夜10時30分頃に破水があり、10時45分には無事出産をしました。安産で本当によかったです。そして更に11時30分頃には子馬が起立しました。生まれてから1時間足らずで立ち上がるなんて、人間と比べると本当に早いですよね。ただ、なかなか初乳を飲むことができずにいました。子馬は母馬の初乳を飲むことで免疫を移行させるため、丈夫に育つためにも初乳を飲むことは非常に大切なのです。無事に生まれてからも注意しなければいけないことが沢山ありますね。JBBA研修生はそれから暫く母子の様子を観察し、深夜1時過ぎにJRA日高育成牧場を後にしました(帰りの車中はみんな爆睡していました)。

 今回出産した繁殖牝馬は予定日まではまだ1週間以上あったのですが、お産が近いとの連絡を受け、急遽実習させていただきました。JRA日高育成牧場では分娩兆候を見る際に乳汁のpHや糖度を測っています。pH値が6.4以下、糖度が20以上であればいつ生まれてもおかしくないとのことでしたが、今回お産をした繁殖牝馬は夕方に測定したpH値が6.2、糖度22.4で、正にその日のうちに分娩がありました。JRA日高育成牧場の研究成果が生産牧場に生かされ、分娩の際の負担が少しでも軽減されればと思います。

 研修生は初めて馬の出産現場に立会い、生命誕生の神秘と力強さにきっと感動してくれたと思います。今後、更に多くの経験を積み、技術や知識を身につけ、来年の今頃には新たな就職先の牧場で活躍できるよう1年間の研修に打ち込んでいきます。

1年後に12名の研修生がどのようなホースマンに成長するのか楽しみです。

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