2015-04-16

2歳馬のデビューが近づいて【ビッグレッドファーム】

はじめまして。ビッグレッドファームの浅子です。

私が入社してから早くも3年が経とうとしています。

私は東京でサラリーマンの経験を経て、BOKUJOBでもご紹介のある浦河のBTCにて1年間の研修を受けてビッグレッドファームに入社いたしました。

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この馬の世界に飛び込もうと決意したのが東京競馬場で行われた第1回のBOKUJOBフェアでした。

様々な牧場の方々と実際に話すことが出来、働いた際の具体的なイメージが湧いたことは、この世界への一歩を踏み出すことになった大きな力となったことは言うまでもありません。

今、こうして私がBOKUJOBのブログを書かせていただく事も面白い巡り合わせと感じます。

さて、牧場に話を戻しますが、馬産地では出産・種付で忙しさがピークを迎える時期ですが、今年デビューを迎える2歳馬達の話題も少なくありません。

先ずは、皆さん1度は目にされたことはありますでしょうか。デビューを迎える2歳馬の取材、いわゆるPOGの取材が盛んな時期を迎えます。ビッグレッドファームでも3月25日にカメラマン、ライターさんなど大勢の方に御来場いただきました。仕上がりの早い馬、期待の馬など様々な視点でピックアップした馬の立ち姿の撮影、近況のコメント取材などがありますが、準備や対応に手間がかかる反面、牧場にお客さんが来てくれることで賑やかになり、スタッフも自然と笑みがこぼれます。楽しく仕事をする上では、お客さんに来て頂くのはとても良い事だと思います。

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また、4月15日にはJRA産地馬体検査という登録検査が間もなく控えており、ビッグレッドファームでも20頭程度の受検を予定しています。検査会場まで牧場から15~30分程度かけて輸送し、会場では多くの馬が集まります。馬にとっては経験した事の無い雰囲気でもあり取り乱す馬も見受けられますが、輸送と会場の雰囲気を経験することは競走馬としてプラスに働きます。

以上は幾つかの例ですが、競走馬としてデビューするにはコースでの調教のみならず色々な経験を積んでいく事が必要ですし、色々な経験は必ずプラスに働きます。

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勿論、レースを使っても耐え得る身体と精神力を身に付けるべく調教を積んできましたが、競馬で当たり前のように行われているスターティングゲートを利用した発走調教も万全にしてから送り出します。調教や作業中に「この馬はスタートが早いからレースでもスーッと前に付けられそう」「トップスピードを長く持続することが出来そう」などとデビュー後のイメージを重ねあわせるのも、この時期の楽しみです。

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競馬ファンの視点ではG1や重賞レースなどの方が注目が高いと思いますが、デビュー前の育成から携わる立場としては、特にデビュー戦は楽しみです。馬にとってもスタッフにとっても厳しい冬に、取り組むことを怠っては訪れる事の無い競走馬としてのデビューですから、感慨深いものがあります。勿論、デビュー戦に限らず自分が関わった馬がレースに出ることは嬉しくもあり、ホッといたしますが、この感情を1年中持ち合わせて仕事がするのはサラリーマン時代に無かったことであり、この仕事の遣り甲斐であり魅力と思います。

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全頭が無事にデビューを迎え、1頭でも多く勝ち上がってくれるようにと願いを込めて、これからも日々頑張って行きたいと思います。

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