2014-09-19

「ブレーキング」が始まりました【JRA日高育成牧場】

 JRA育成馬としてセリで購買した1歳馬たちは、入厩後、昼夜放牧で管理されてきました。ひと夏越してだいぶ馬体も充実してきたので、9月中旬から「ブレーキング」とよばれる騎乗馴致が始まりました。

「ブレーキング」とは、簡単に言うと、今まで放牧地で草を食べて自由に生活してきた馬たちに対して、鞍を装着し、人が騎乗することができるようにすることです。おそらく・・・馬のこれまでの人生(馬生?)のなかで、もっとも衝撃的な体験ではないかと思います。(そういう意味での「BREAKIG」であり、ちなみに騎乗できるようになった状態のことを「BROKEN」と呼びます。)

Photo はじめてローラー(腹帯)をつけたときの、バッキングと呼ばれる典型的な反応です。

 とはいえ、力ずくで馬にまたがるわけではありません。事前に馬の体に触ること、腹帯や鞍の装着、人が背中に乗ることなど、少しずつ馬に理解させ、慣らしながら実施することが大切です。ブレーキングは、約3週間かけて騎乗できるようにします。

その後、年内は、馬が人を背中に乗せて自由に動くための筋肉が十分発達するのを待つため、集団調教の中で、キャンターを実施し基礎体力を養成します。なお、左右均等な筋肉を発育できるように、毎日、両方の手前の運動を実施することも大切です。

Photo_2 ダブルレーンによる調馬索を行っています。

Photo_3馬の後方からダブルレーンによるドライビングを行っています。このようにして、騎乗する前に、馬が後方からの御者の指示に対して前に進むことを教えます。

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