2014-04-25

出産シーズン【ダーレー・ジャパン・ファーム】

 日高もだいぶ暖かくなり、遅い春の訪れを感じる時期となりました。

同時に、我々生産者にとっては馬の出産&種付けと1年で最も忙しく、神経を使うシーズンとなります。 

繁殖牝馬の出産予定日が近づくと、スタッフが24時間体制で監視し出産に立ち会います。

写真のような酸素ボンベ、消毒液、タオル、コットンなど出産に必要な道具を予め用意しておきます。

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分娩馬房に隣接する監視室で夜を徹して繁殖牝馬の様子を見守ります。

また、定期的に直接馬房に入り繁殖牝馬の乳房の張りを確認しながら、分娩時期を推測します。

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無事に分娩が終了すると、産まれた仔馬は約1時間後に立ち上がり、その後母乳(初乳)を飲みます。

馬は人間と違い、母の胎盤を通して仔馬に免疫抗体が移行しないという特徴があります。

また、初乳中に含まれる免疫抗体を仔馬が体内に吸収できる時間は生後24時間以内とされています。

したがって、今後すくすくと元気に育つためには、この初乳を摂取することが必要不可欠となり、

上手くいかない場合は、スタッフが介助して飲ませます。

Photo_15 まだまだ目が離せないのですが、無事に産まれて良かったとほっと一息つく瞬間。

 それは新しい命の誕生に感動し、競走馬としての将来に多くの関係者が夢を抱く、

 まさにその瞬間なのかもしれません。

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