2013年4月

2013-04-29

種付けシーズン【ダーレー・ジャパン・ファーム】

 北海道は、年明けから続いていた天候不順がやっと落ち着き、放牧地も青々と色を変え、ほっと一息春の訪れに心わくわくさせる時期がやって参りました。

Cimg11712

 しかし、生産牧場にとっては、春の訪れと共に、仔馬の出産、種付けと一年で最も忙しいシーズンとなり、息をついている場合ではありません。今日は、早朝7時の種付けに行ってきました。弊社スタリオンも朝から大忙しです。

Cimg11614

 前日、獣医の先生に発情状態を確認してもらい、いざ種付けへ。

Cimg11964_2 

 種付け前に、試情(当て馬に繁殖牝馬を近づけ発情状態をチェックするもの)、枠場での洗浄等を済ませていよいよ種付けです。後は、無事に種付けが終了することを祈るばかりです。

Cimg12414 Cimg12443

 お相手は、ケンタッキーダービーを制覇した名馬。凄い迫力です。

Cimg11874

 無事に種付けが終わりました。約2週間後に獣医さんに受胎しているかどうか確認してもらうことになります。無事に受胎して、来年どんな仔どもが産まれてくるのかな...。そんなことを考えていると忙しさも忘れてしまいます。

Cimg12483

 種付け場から出たまさにその瞬間が、大きな夢への第一歩なのかもしれません。

2013-04-26

皆さん初めまして!コスモヴューファームの松尾篤と申します。

 皆さん初めまして!コスモヴューファームの松尾篤と申します。高校を卒業して北海道に来て早12年。未だに寒いのには慣れませんが、年々早起きになってきています。職業病なのか、年のせいなのかどちらかは解りませんが(笑)

 さて今日は、デビューを間近に控えた、二歳馬達のゲート練習を紹介したいと思います。

Untitled

 皆さんご存知かと思いますが、競馬場でレースに出てくる競走馬達は、「ゲート試験」と呼ばれる試験に合格しなければレースに出ることはできません。一度合格した馬でも実際のレースで悪癖(暴れる、発馬しない、ゲートに入らないetc.)を見せてしまった馬には、再度試験を行なう場合もあるくらい厳しいものになっています。当牧場ではデビューを控えた馬達をゲートに馴らすことでトレセン入厩後のゲート試験がスムーズに合格できるように、しっかり練習をしています。

 馬は本能的に危険を察知すると逃避する動物なので、得体の知れないものに対して最初からすんなりゲートに入ってくれる馬はなかなかおらず、ビクビクしているのをなだめながら、練習用の幅が広いゲートから通していきます。慣れてきたら少し狭いゲートを通し、それも平気になったところで、レースで使用するゲートと同じ幅で馴らします。その後は扉を閉めてゲートの閉塞感にも馴らしていきます。ゲートの中は安全で敵もいないのだと馬に思ってもらえれば一番ですね。そしてゲートの開閉も十分馬に納得させた上でスタートの練習に移っていきます。

Untitled2

 ざっと文章にすると簡単そうですが、中にはゲートで立ち上がる馬や頑なにゲートに入るのを拒絶する馬も出てきます。馬が納得してくれていれば問題ないのですが「ゲートは怖い」「ゲートに入ったら走らされる」などなど。一度歯車が狂ってしまうとそれを直すのは時間も労力も掛かってしまうので馬の仕草や動きから馬の気持ちを察し、その場その場で適切な対応をするようにしています。経験を積んでくると対処の仕方も上手くできるようになってきますが、初めのころは僕も四苦八苦でした。それでも試行錯誤していくうちに上手にゲートが出来た時の達成感は忘れられません。

 今年の馬は例年に比べて苦労する馬はいませんが、いつでも対処できるように日々心がけています。厳冬期もようやく終わりを告げ、春の訪れを実感する毎日。寒い日々を共に頑張ってきた馬達の勇姿を見る日が、今から待ち遠しいです。

Untitled3

2013-04-22

こんにちは。ノーザンファームです。

 こんにちは。ノーザンファームです。

 18日、安平町にある北海道ホルスタイン協会家畜市場にて行われた「産地馬体検査」に行ってきました。

 今年度は、夏の札幌開催が無く北海道シリーズは函館一本になることから、例年に比べ受検頭数が少ない傾向にあるそうです。

 産地馬体検査の詳しい内容については「競走馬のふるさと案内所」サイト内の馬産地ニュースにあります。ご興味をお持ちの方は、ぜひ一度ご覧になってみて下さい。

 さて今回は、普段目にすることのないPOG本の写真撮影風景を少しご紹介します。

Pic1

 検査を終えた馬たちを待ち構える撮影クルー。取材陣は検査場に立ち入れませんので、検査場の外で待機します。この日集まったは取材陣はざっと30名ほどでしょうか。

Pic2

 POG関連書籍などで皆さんがよく目にする写真の撮影風景。まだまだ幼い若駒たちですから、ジッと駐立してることはなかなかありません。馬に負担を掛けないため、1頭あたり10秒ほどの時間で撮影をしていきます。

Pic3

 キレイな立ち姿の写真を撮るために、馬の前に人形を持った人が立って馬の注意を惹きます。「なんだあれ??」という風に見ていますね。その隙に撮影します。

Pic4

 検査を終えた馬たちは馬運車でそれぞれの牧場へ帰っていきます。乗降車の際もチップを敷くなどして、馬への負担を少しでも和らげてあげようという気遣いが感じられます。

 いかがでしたでしょうか。

 あと2か月で2011年生まれの馬たちがデビューを迎えます。生産に携わったもの、育成に携わったもの、それぞれのスタッフはこの日のために仕事をしてきたと言っても過言ではないと思います。

 まずは全頭無事にデビュー戦を走り終えて欲しい、そんな気持ちでいっぱいです。

2013-04-11

お久しぶりです。JBBA研修課 山口です。

 BOKUJOBブログをご覧の方!

 お久しぶりです。JBBA研修課 山口です。

 最近は少しずつ暖かくなり、爽やかな春が近づいているようですが、JBBA研修も新たに第35期生が3月末に入所しており、私としてはまた1年間この若者たちと切磋琢磨して行きたいと思っています。そこで研修生の「紅二点?」から研修状況を伝えてもらいたいと思います。では!

 こんにちわ!!第35期研修生のゆりたんです。私たちは3月28日に入寮し、29日に開講式がありました。

 倍率約3倍の試験に合格して全国各地から集まってきた私たち12名(男10人・女2人)ですが、馬の手入れや乗馬をしたことのない人が多く、毎日慣れない作業の連続で筋肉痛や腰痛に悩まされています。ちなみに私は腰痛はありませんが両腕と背中が筋肉痛になってます・・・。でも筋肉痛になるということは今までより筋肉が増えるということなので、もっともっと筋肉痛になってムキムキになりたいと思います!

Ggg

 先日、JBBAの場内見学をしました。敷地がとてつもなく広くて作業着のまま歩いて移動だったので、なかなか大変でした。

 施設内には手術を行う場所があって、この日はたまたまある牧場の馬が手術を受けていました。かなりショッキングな光景でしたけど、これも勉強の1つと考えてみんな真剣に見学しました。

 その後、種牡馬のいる施設の方へ行きました。JBBAにいる種牡馬は世界中で素晴らしく活躍している馬ばかりで、「エンパイアメーカー」「ヨハネスブルグ」「バゴ」などなど・・最近JBBAに来た、2009年米3歳牡馬チャンピオンの「サマーバード」もいます!
同じ敷地内にこのような素晴らしい種牡馬が沢山いると思うと、やはりJBBAの研修生になれてよかった!と改めて思いました。

Hhh

 ところで研修生には担当馬がいて、私はタマモストロングとトウショウビームという馬の担当になっています。私が初めてタマモの手入れをした時、ものすごく嫌がられました。。。私の手入れがヘタクソでイライラさせてしまったからです。

 でも何日かやっていると、だんだんタマモがイライラしなくなってきて、私も日々成長しているのだなと感じています。しかしまだまだ詰めの甘い所も多々あるので、常に目標を持って毎日少しずつ成長していけたらいいなと思っています!

2013-04-09

こんにちは。JRA日高育成牧場の横田貞夫です。

 今年の冬は全国的に記録的な積雪量となりましたが、日高育成牧場がある浦河町でも史上最高の積雪量を記録したとのこと。「涼夏少雪」といわれる日高の地でも今年の降雪量は例外的であったようです。

 日高育成牧場の馬場に長らく積もっていた雪も4月の声を聞いてほとんど融けました。4月23日(火)に中山競馬場で行われる「JRAブリーズアップセール」に向け、今まで屋内で調整していたJRA育成馬も、ようやく屋外の調教コースで最終調整が行われることになります。

 4月9日(火)には、「JRAブリーズアップセール」に上場される育成馬たちの「育成馬展示会」が日高育成牧場で開催され、関係者の皆様の前に披露されます。順調に調整されている育成馬たちの姿を見ていただければと思います。

 一方、育成馬の調教が進められているのと並行して、日高育成牧場が生産しているJRAホームブレッドも誕生してきています。
今年の第1号は、3月11日にビューティコマンダの13(牡:父ヨハネスブルグ)が誕生しました。出生時の体重は64kgで、骨量豊富なしっかりした子馬です。

 そして第2号は、本日4月4日「アンパンの日」の夜更けに誕生しました。バクシンスクリーンの13(牡:父ヨハネスブルグ)で出世時の体重は58kgでした。第2号が誕生したと思っていたら夜明けには第3号となるフレンドリータッチの13(牝:父アルデバラン)も誕生しました。出生時の体重は57kgで、どちらも元気な子馬です。

 本年はこれから残り5頭の産駒誕生を予定していますが、2年後の「2015JRAブリーズアップセール」に、誕生した8頭すべてが無事に上場できることを願っています。

Ccc

 本年度のJRAホームブレッド初産駒 ビューティコマンダの13(牡:父ヨハネスブルグ)

2013-04-08

皆さん!こんにちは。JRA函館競馬場の岡野です。

 皆さん!こんにちは。JRA函館競馬場の岡野です。この春より当地で勤務しております。3月までBOKUJOB(牧場就業促進事務局)事務局員として働いておりました。今は事務局から遠く離れてしまいましたが、いつも心はBOKUJOBにあります。

 さて、函館もようやく雪が解け、津軽海峡から吹く風もぬるくなり、海の色も少しずつ碧くなって参りました。今年の函館競馬は、札幌競馬場スタンド改築工事に伴い、6月15日~9月1日まで24日間のロングラン開催となります。わが国で唯一《海が眺望できる競馬場》では、競馬開催に備え、多くのファンの皆様をお迎えできるよう、馬場などの施設整備、来場促進にむけたパブリシティなど、いろいろな準備を始めております。

 実は、まだ内緒ですが、今年の函館競馬のポスター図案はなかなかの出来栄えになり、競馬ファンや函館市民の心の奥まで届くかなあと期待しているところです。

 また、函館記念3連覇のエリモハリアー君も、函館競馬場の誘導馬として、また競馬場の広報部長として活躍すべく、日々トレーニングを重ねています。

 エリモハリアー部長は、さすが英愛ダービー馬ジェネラスの仔だけあり、競馬場にいる10数頭の馬たちのなかでも、断然、気位が高いのです。私もいつもハリアー部長に見下されております。

 では、これから新たに牧場に就業しようと考えている皆様、ぜひ機会がありましたら、この夏の函館競馬場にまで足をお運びください。函館グルメもたくさん用意しておきます!心よりお待ちしております。

Aaa  Bbb

エリモハリアー(2000年生)     函館 芝コース(2013.4.4撮影)

2013-04-05

こんにちは、追分ファームです!

 今冬、追分は例年に比べ降雪が多く、最近では珍しい高さの積雪になりました。3月末になった現在でも、まだ放牧地には雪が残っていますが、近頃は雨が降ることもあり、進む雪解けに春が近づいてきたことを感じます。

 そんな雪の残る放牧地ですが、今年産まれた当歳馬たちが母馬と一緒に元気に放牧されています。

 春日分場でのお産はすべて終わっており、放牧地では親子が放牧されています。まだ気温が低い日もあり、当歳馬には馬服を着させて放牧しています。雪解け時期の湿って足場が悪い放牧地ですが、春になって緑の絨毯となった放牧地を走り回る当歳馬たちのスガタが楽しみです。

 本場の繁殖厩舎ではまだお産を待つ馬が残っており、大きなおなかを揺らしながら放牧地をゆっくり歩いています。今年のお産も残すところ3分の1の頭数をきりましたが、みんな無事に産まれてきてくれるように願っています。

Ddd

Eee

2013-04-03

はじめまして。BTC第30期生の橋本です。

 私達BTC第30期生は、1泊2日で帯広競馬場に「ばんえい記念」を見に行ってきました。ばんえい競馬に関して私はほとんど知識がなく、実際に見たのも今回が初めてでした。

 私が感じたばんえい競馬の3つの魅力を紹介します。まず1つ目は、スピードが遅いため、一緒に横で応援しながら追いかけて、レースが見られるところです。2つ目は、なんといっても2つの山を越える時の迫力です。あれは見ているこっちまで力が入ります。最後は、ばんえい記念そのものです。1トンの重量を背負うレースで、簡単には前へ進めません。その中でばん馬(そりを引かせる馬のこと)達は最後まで精一杯頑張り、最下位の馬がゴールするまで皆が応援し、無事に全馬が完走した時に起こる拍手!まさに感動に包まれた瞬間でした。

 私は、ばんえい競馬を見て、今までとは違った競馬の魅力や奥深さに気づき、さらに競馬を好きになりました。まだばんえい競馬を見たことがない人にも、是非機会があれば、この迫力と感動を味わってもらいたいです。

 2日目には、スイートピアガーデンとよつ葉乳業十勝工場の見学もしました。とても楽しい2日間となり、卒業まで1ヶ月を切った私達にとって、最高の思い出作りが出来ました。残りの研修期間も、切磋琢磨して頑張っていこうと思います。

1_3

ばんえい競馬マスコットのリッキーくんと。

2_3

迫力満点のばん馬達。

3

柳月 スイートピアガーデン前で。

4_2

よつ葉乳業にて。

5

帰りにちょっと寄り道。

2013-04-01

春近し、場内整備も大忙し。(ビクトリーホースランチ)

 暦も3月半ばを過ぎ、すでに雪解けも始まっていますが、一日も早く場内のウッドチップコースを使用できるよう除雪を行いました。

4

 トラクターの後部にスノーブロアを取り付け、後ろ向きで進みながら1周600Mのコースに積もったおよそ30cmの雪を飛ばして行きます。

 雪の下からウッドチップが顔を出すと、今度は散水車で水を撒きチップ内の“シバレ”を溶かして行きます。

 今ではすっかり雪もとけましたので、春の陽気の中でコースを力強く駆ける若駒達の勇士(馬?) が見られるのも間もなくです。

2_2

« 2013年3月 | メイン | 2013年5月 »



本ブログにご参加いただける牧場を募集しています。
現時点での求人の有無は問いません。ご興味をお持ちの方はこちらからお気軽にご連絡ください。