2013年3月

2013-03-29

こんにちは、社台ファームです。

 3月も半ばをすぎ、春の訪れが……なんて書き出しにしたいところですが、生憎のところ雪に地吹雪に、せっかく溶け始めた道路の雪も、また再び積もってしまいました。

 こうなると当然放牧地も雪だらけ、せっかく放牧しても馬たちもあんまり運動してくれません…。特にお産を控えた繁殖馬は、ある程度運動をしてくれないとおっぱいが張ってしまいます。

 人も馬も同じです、おっぱいが張ると……辛いんですよね。

 と、いうことで妊婦さんですがウォーキングマシンでちょっと強制的に運動をさせます。集牧ついでにウォーキングマシンに入れて、30分ぐらい回してから馬房へ戻します。

 なんだか出してほしそうにこちらを見ていますが、そんな訴えには応えません!

 もうちょっと頑張ってね、とエールを送りながらその場を去りました。

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2013-03-28

ビッグレッドファームの蛯名聡です。

 今年は積雪が多かったこともあり、気温が上がる日中は一気に雪解けが進んで場内は川の様に雪解け水が流れております。一方で、仔馬たちの頭数もドンドン増えて春が近づいてきていることを実感いたします。

 少し前になりますが、2月19日に牧場の大きなイベントの一つである種牡馬展示会が開催されました。350人を超える方々にご来場いただき賑やかなイベントとなりました。関係者に配合種牡馬の選定の参考にしていただくことが大きな目的ですが、お客さんにご来場いただくにあたり、展示種牡馬の手入れや体調管理は元より、牧場内の整備も含めて何日も前から整えていきます。

 ビッグレッドファームでは一般のファンの方も含めて比較的オープンにお客さんの来場を迎え入れておりますが、これだけのお客さんを一堂に迎え入れるイベントは気が引き締まりますし、何より従業員にも刺激になり、日々の牧場管理にも好影響をもたらします。

 同じ時期に各種馬場で行われる種牡馬展示会ですが、ビッグレッドファームでは他の種馬場での展示会では行われることのない“初年度産駒の調教”も併せて披露しております。

 その年に初年度産駒がデビューを迎える繋養種牡馬の産駒を実際に坂路コースで走らせて、フットワークや仕上がり度合いも含めて配合種牡馬の選定をしていただく目的がありますし、ビッグレッドファームの調教施設ならびに育成技術を見て頂く場としても貴重な機会になります。

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 大勢のお客さんの前で騎乗するわけですから、少しでも良い騎乗をと意識し、さらに身嗜みにも気を遣います。これだけでも良い経験ですが、今年はJRAの騎手も騎乗に駆け付けてくれたこともあり、プロと一緒に騎乗する機会を得て更に刺激になったことでしょう。

 日々変化の無い環境は楽ではありますが、面白みに欠けるかもしれません。一方で変化のある環境は大変な面もありますが、人を成長させてくれる環境でもあります。一概に言えることではありませんが、ビッグレッドファームは変化があって常に明るい牧場であり続けたいと思っております。機会があればご来場ください。

2013-03-26

こんにちは。日本軽種馬青年部の三好です。

 季節は3月になり馬産地は本格的な出産種付けシーズンに突入しました。

 今年の冬は日高地方としては過去に例を見ない程の積雪量でしたので春の訪れが遅く3月になっても気温がマイナスの日や雪が降る日もあり出産予定日が近づいた馬にはまだ産まないでいいよ!と話しかけています。

 雪深い放牧地の為せっかく子馬が生まれてきても十分に運動させてあげられませんしゆっくり昼寝させてあげられないのは可哀想ですし健やかな成長にも悪影響が考えられます。

 それでも約11ヶ月という妊娠期間を経て各牧場では子馬が次々と産声をあげています。

 我が家でも今年最初の出産が7日の夜にありました。

 この母馬は臨月になりお腹が重たくなると放牧地ではほとんど歩かなくなるためウォーキングマシンを利用して運動不足を解消してあげていました。そのおかげか予定日より3日早く元気な牝の子馬を無事に出産しました。

 出産予定日の1週間位前から急な出産に備えて夜中でも厩舎に取り付けた監視カメラから送られてくる映像を見るためモニターを見ながら寝る日々になるため熟睡はできなくなります。最近では出産のだいたいの目安がわかる方法も研究されましたが100%の精度とはいえないのでやはり人間の目での監視は必要です。馬産地は一年のうちである意味一番寝不足の季節到来とも言えるでしょう。

 みんな昼間に人間が見てる目の前で産気付いてくれたならとても助かるんですけどね~。さて今夜も出産予定日まで3日となった馬の映像をモニターで流しながら浅い眠りにつきます。おやすみなさい。

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2013-03-04

ダーレースタリオンパレード開催致しました。

 2月18日に2013年度のダーレースタリオンパレードを開催致しました。

 恒例となりつつあるトークショー、本年度は、アドマイヤムーン産駒に騎乗して頂いている岩田ジョッキーや元ジョッキーで競馬評論家としても有名な細江純子さんにお越し頂くことができました。合田さんの軽快な司会で話ははずみ、展示までの約10分間、馬トークで盛り上がりました。

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 あいにくの雪模様の中、今年産駒がデビューのパイロとディープスカイの展示から始まりました。どちらの産駒も生産者や育成場で大変好評頂いており、今後の活躍に期待がかかります。プルピットの代表産駒パイロの産駒は、血統からみて短距離から中距離に適正があると期待されています。またアグネスタキオンの最高傑作ディープスカイの産駒は、壮健な馬体で特に立ち姿でのインパクトがあり見栄えがすると好評です。

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 ベテランの風格を見せるようになったアドマイヤムーン、堂々とした姿に改めてこの馬の偉大さを感じました。初産駒からすでに重賞勝ち馬を出しており、今年3世代目の2歳産駒のデビューにも更なる期待が高まります。

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 本年度は、新種牡馬3頭が加わりパレードを更に盛り上げてくれました。中でも、皆さんご存知のフリオーソは、初めての展示会にも関わらず落ち着いた様子で、さすが7年に渡り競走馬を続けて来た貫禄を見せていました。父は14頭ものG1馬を送りだしているブライアンズタイム、期待せずにはいられません。

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 掉尾を飾ったのは、 BCジュヴェナイルとケンタッキーダービー両レースを史上初制覇したストリートセンス。海外ではすでに重賞勝ち馬を送り出しています。雪が降りしきる中、多くの来場者が最後まで見学して下さいました。

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 展示終了後、テントの中に昼食を用意させて頂きました。約800名の方々が来場され、悪天候にも関わらず大盛況で終了することができました。

 パレード当日は、種牡馬を引くスタリオンマンをはじめ、お客様の対応をするノミネーションスタッフ、そして受付や会場の運営を手伝うファームスタッフや事務スタッフが一丸となって働きます。皆の気持ちはひとつ、来場者にパレードを楽しんで頂くこと。またスタッフの中では、種付けシーズン幕開けの儀式としても、スタリオンパレードはビックイベントになっています。

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