2013-01-30

こんにちは!日本軽種馬青年部の三好です。

 年も明け春間近という地方の方もいらっしゃるかと思いますが北海道はまだまだ真冬の真っ只中です。

 真冬の雪が積もっている北海道の牧場の馬達は夏場のように青草を自由に十分な量を食べることができなくなります。これは自然の力の前ではどうすることもできません。そのため冬場の馬達のために夏場に収穫しておいた牧草を放牧地に撒いてあげます。

 冬場は寒さに耐えうるためと青草を自由摂取できないためエネルギー供給量を高くしてあげなくてはならないので与える牧草の質と量には非常に気を使います。我が家ではサイレージという発酵させて栄養価を高めた牧草を与えています。

 ところが最近、ビニールのラップで幾重にも巻かれて屋外に保管してあるサイレージを食い荒らされる被害に遭っています。

 犯人は馬ではなく野生のエゾシカ達です。

 放牧地に撒いて馬が食べ残した草を真夜中に来て綺麗に食べているのは以前からよくありましたがまさか人家の目の前に保管してあるサイレージのビニールを破って中の草を食べ荒らすとは思いもしませんでした。

 一度味を覚えたエゾシカはまた食べに来ると思われ頭を痛めています。

野生動物のエゾシカと共存して行ければよいのでしょうがエゾシカによる農産物の食害や自動車や鉄道との衝突事故による経済的な損失ははかりしれません。

 馬を育てるための貴重な牧草でエゾシカを育ててしまっている悲しい現状を今回は聞いていただきました。

 馬と鹿ですから文字通り馬鹿馬鹿しい話では済まされないほど問題は深刻だということを申し上げて今回のブログとさせていただきます。

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コメント

エゾシカが爆発的に増えているのは知っていましたが、このようなところで
被害が出ているとは驚きです。
天敵が殆どいない状況では、数が増えていくのは自然なことですが、元はといえば、数の調整をしてくれていた狼がいなくなってしまったからだと思います。それも人間が絶滅させてしまったからですよね。

何も力になれないですが、馬たちのためにがんばってください。
こんなことしか書けない感想でした。

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