2012年10月

2012-10-31

今回はリリーバレーよりお届けします。

 こんにちは、追分ファームです!今回はリリーバレーよりお届けします。

 朝夕の冷たい風が身に染みる季節になり、場内の木々の葉も、かなり色付いてきました。あの夏の暑さがウソだったかの様に、北海道では冬の足音が聞こえてきています。

 追分ファームリリーバレーは、2011年に開場したばかりの、調教場を主体とした新しい牧場です。スタッフ同士が何度となく話し合いを重ねながら、牧場を作り上げていっています。

 そんなリリーバレーの施設はというと、まず両トレセンと比較しても勾配のきつい、高低差36.8mの坂路コース。屋根付きで、どんな天候にも対応できます。ここで十二分に負荷をかけ、サラブレッドのポテンシャルを引き出します。

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 また、砂厚を内周回15cm、外周回13cmに設定している周回コース。ここではスピードを出しすぎず負荷をかけることができます。

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 広大な敷地と、この施設をフルに活用し、スタッフ全員で更なる高みを目指していきたいと思っています。

 8月下旬頃から、追分ファーム本場で馴致を終えた1歳馬たちが、続々とリリーバレーに移動してきました。

 若駒たちは周回コースや、坂路コース、また日によって角馬場、ロンギ場を使って、徐々にトレーニングを始めています。

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 まだまだあどけない1歳馬たちですが、一生懸命調教をこなしています。
 これからどんな成長を遂げていってくれるのか、とても楽しみです。

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2012-10-26

衣替えの季節は過ぎましたが・・・

 こんにちは\(^o^)/

 牧場就業促進事務局の小野です。

 最近、やっと秋めいたかと思ったら、飛び越して冬の足音が聞こえていますね。

 みなさんも衣替えを済まされたのではないでしょうか?

 そこでクリーニングの話題を「ナニコレ珍百景」風にお届けです。

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 新冠のとあるコインランドリーですが、

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 馬服も洗えるコインランドリーです。

 また、浦河町内を車で走っているとこんな看板が・・・・

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 みなさん、馬産地ならではの看板だと思いませんか?
 (馬産地の方は当たり前の看板なのしれませんが・・・(笑))

 ちなみに馬服を着た馬はこんな感じです。寒そうですね。

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2012-10-24

こんにちは、社台ファームです。

 こんにちは、社台ファームです。

 1歳馬の馴致が始まり、当歳馬は離乳が進み、牧場も秋めいてきました。

 子育てを終えたお母さんたちは今がようやく一息つけるころでしょうか。早い馬では3か月後にはまた子育てですが、この時期くらいはのんびりしてもらいたいですね。

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 この放牧地に放れているのはほとんどが3月予定日の馬たちでした。まだお産までは半年ありますが、お腹はずいぶん大きくなりました。

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 写真はエイシンフラッシュのお母さん、ムーンレディです。

 お兄ちゃんに続くような馬が生まれてくれることを期待しています。

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 さてこちらは子育てを無事に終えて、のんびりモードのピンクカメオです。のんびり草を食べていたと思ったら、眠くなったのか横になってしまいました。

 放牧地で横になるということは、安心してるということですよね。

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 隣の放牧地をのぞいてみると、こちらは来年初めてお産をする馬たちがいました。

 競走馬の体つきよりはだいぶ丸くなりましたが、誰だかわかるでしょうか?

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 3頭の右はワンカラットです。予定日は4月なので、まだあまりお腹は目立ちませんね。

 もともとの体形もがっちりしていましたから、競走時代からあまり変わらないように見えるかもしれません。

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 そして3頭の左はレッドディザイアです。こちらは2月予定日。正面から見たら少しはお腹が大きく見えるでしょうか?

 ちなみに3頭の真ん中はメイビリーヴです。2頭の写真を撮っていたら、私の後ろに来てちょっかいを出してきました。

 メイビリーヴも撮ろうと少し離れようとしたのですが、ぴったり後ろについてきて写真は撮れませんでした。

 放牧地を歩いていて後ろをぴったりついてくるのは、仔馬も繁殖も一緒です。

 遊んで欲しくて寄ってくるのでしょうが、当歳馬は加減知らずな遊び方でのしかかってきますし、かといって繁殖のすりよせる鼻の威力もなかなかです。

 馬と戯れるのは幸せなひと時ですが、馬たちも少し加減を知してくれるといいのですが。まあ、そこが可愛いんですけどね。

2012-10-22

セリの準備は順調に進んでいます。

 JS繁殖セール上場馬の事前下見に来場された方々への展示が忙しくなってきました。

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 セリでの展示に向けて、繁殖牝馬を立たせる馴致をしています。

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 セリに向けて、繁殖牝馬のドレスアップに余念がありません。
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ビッグレッドファームの菅野です 。

 皆様初めまして。今回リレーブログを担当させていただきますビッグレッドファームの菅野(すがの)です 。
 
 10月も半ばにかかり、暖かい日差しと冷ややかな空気が入り混じる牧場にアメリカから1歳馬がやってきました。

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 主に育成、調教を行う真歌トレーニングパークへ3頭。
 繁殖、育成、調教、スタリオン事業と総合的に業務を行うビッグレッドファーム明和へ2頭が新たに育成馬の仲間 に加わりました。

 5頭のラインナップは次の通りです
 ~ 米国で産駒が大活躍しているEmpire Makerの産駒
 ~ 重賞2勝をあげているコスモファントムの父、Stephen Got Evenの産駒
 ~ 現1歳(本馬)が初年度産駒Old Fashionedの産駒、
 ~ 期待の輸入種牡馬アイルハヴアナザーの母父でもあるArchの産駒、
 ~ 今年のベルモントステークス(アイルハヴアナザーの3冠がかかったレースでした)を制したUnion Ragsを輩出したDixie Unionの産駒
  
 縁あってビッグレッドファームで育成をする事となりましたので、

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 健康で丈夫に競走馬としてデビューできるように管理していきたいと思います。

 話は変わりますが、 日本に輸入された競走馬の頭数を調べた所15年前の1997年に453頭とピークを迎えた後、昨年度は154頭と僅か34%程度まで数字を下げております。
 私が競馬に興味を持ち始めた頃は、大きいレースで圧倒的なパフォーマンスを見せる外国産馬を頻繁に見かけましたし、名前も知らない父や母父に得も言われぬ幻想を抱いていたものですが 、数字が示す通り最近は競馬場で外国産馬を見かける事は以前に比べ少なくなりました。

 昨今は日本の生産、育成レベルが世界のトップクラスに達し、日本国内で良質な若駒を 購入出来る状況にあり、セレクトセールではディープブリランテの全妹を海外の資産家が購入するなど海外からの買い付けは今後増えていくと予測されています。
 関税(1頭340万円)他輸送経費、検疫費用他のコストを負担してまで海外から競走馬を購入するニーズが減った事も要因の一つでしょうか。

 全体的に競走馬の輸入頭数が減った中にありながらもビッグレッドファームには毎年米国、欧州、南半球等から輸入馬がやって来ます 。

 スプリンターズステークスを初め重賞3勝をあげたマイネルラヴ 、前述のコスモファントム、コスモメドウ、先日小倉2歳Sを制したマイネルエテルネル等の重賞勝ち馬達もビッグレッドファームで育成を手掛けた馬です。

 世界中に名の知れた種牡馬の産駒や日本ではなじみの薄い血統背景を持った産駒と触れ合う事は、
世界の血統の勉強をさせてくれるキッカケとなり、海外を肌で感じつ貴重な機会を与えてくれる事でもあります。

 海外からのお客様の来場も年々増加しています。

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 上の写真はアメリカ・ケンタッキー州の生産者の方々が来場され、アイルハヴアナザーを見学いただいている際の写真です。

 益々国際化が進む本業界には、ホースマンとしてのスキルアップに意欲のある方、向上心のある方には魅力ある環境が牧場にはあると考える次第です。

2012-10-19

こんにちは、コスモヴューファームの山口昌之です。

 北海道は、朝晩の気温も下がり日出も遅くなって来ました。

 以前のブログで、ここ、コスモヴューファームは、『景観がとても良く撮影などに使われます。』と紹介しましたが、今回は、朝の集牧(馬を放牧地から厩舎へしまう作業)の時に撮った幻想的な写真と集牧から放牧までを紹介したいと思います。

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 ↑こちらは、厩舎の中から外を映した写真です。現在AM5:30、薄暗い中牧場の一日が始まります。

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 ↑夜明けと共に夜間放牧を終えた馬たちが、厩舎へと戻って来ています。
 この光景は、とても幻想的です。

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 ↑夜が明けて、太陽が出て来ました。

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 ↑こちらは、離乳した当歳馬たち。現在AM6:00 出入り口で待ち構えています。「早く厩舎にしまってよぉー」と、訴えてきている様に感じます。

 馬たちが厩舎に戻ると、餌を食べさせ、怪我や体調不良の馬がいないかなどを1頭1頭、検温などをしながらチェックして行きます。

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 ↑そして、何も異常がなければ、AM10:30 翌朝まで、緑の大地と青空の下へ放牧に出で行きます。

2012-10-18

大作ステーブルです

 先日おこなわれた、世界最高峰のレースである凱旋門賞で、日本馬のオルフェーヴルが一番人気に押され、惜しくも2着にではありましたが、日本の競馬会が今や世界トップレベルにあることが実証されたことは間違い無いと感じました。

 それ以上に感じることは、現在のように渡仏後の調教をする場所や受け入れ先、渡仏の際のルートなどの整備された環境と、なにより、世界レベルの競走馬へと育てあげる環境を日本が有していることの実証が出来たような気がします。

 現在のように環境が整備されるに至るまでの先人達の努力に感謝です。

 今まさに馴致、育成をスタートしておりますが、自分達が直接触れ合い教えて行く馬たちの中にも、もしかしたら、世界のレースを狙えるような逸材が居るかも知れません。

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 人間と同じくして馬たちはそれぞれに能力を有して生まれてきます。その能力を最大限に発揮出来る環境を作ること、そしてレースの際には能力以上の力を出せるように馬に携わる人たちが環境を整えることが大事だと改めて感じました。

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 全ての馬に第2のオルフェーヴルとなるチャンスがあります。

 持てる能力を最大限に引き出してあげる為に一番大事なこと、それは環境であり、陣営の力だと思います。

 母馬への配合の段階から始まる、世界最高峰への夢を乗せたその思いは、1頭1頭の馬たちに直接触れる人の思い、その馬が将来競馬で優勝出来るように、今、何をするか真剣に悩み一生懸命に考える、その馬に携わる全ての人の真剣な思いが一番大事だと感じます。

 そんな夢を実現する為の環境の一旦を担う、熱い思いを持った若い力がもっともっと、競馬サークルには必要です。

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2012-10-12

ケンタッキー

 9月10日から2週間にわたり アメリカ ケンタッキー州でキーンランド社の主催する1歳馬のセリが開催されました。

 ノースヒルズでは毎年、社員研修としてこのセリに参加しています。

 今年は、3名の調教師と2名のノースヒルズ社員がセリに出かけました。

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 じっくりと観察し、1歳馬たちの長所を探し出します。

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 セリ会場にはお花が飾られ、馬達もピカピカ、日本とは違った独特の雰囲気があります。

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 セリ会場はライトアップされています。

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 今年は3頭の女の子が チーム ノースヒルズに加わりました。

 ローブデコルテやオーブルチェフ、ラヴェリータもこうして選ばれ、日本へやってきました。

 写真は若かりしころのローブデコルテ まだあまり白くありません。

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 ケンタッキーの牧場で過ごすヘヴンリーロマンスやビリーヴに会ってきました。

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 すこしは英語を覚えたのでしょうか?

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2012-10-10

皆様初めまして、吉澤ステーブルの川村と申します。

 ここまでのブログでも記されているように、今年は10月に入っても北海道ではあり得ないくらいの残暑に見舞われていますが、馬たちは徐々に涼しくなる中で、元気一杯な様子が目立つようになりました。

 また今月に入り1歳馬の入厩が増え、普段にも増して大きな嘶き声が響き渡っています。本当に初々しい季節がやってきたと感じる瞬間です。

 早くから入厩した馬たちはすでに乗り運動を始めていますが、サンシャインパドックには腹帯を締めた馬もおり、馴致作業もピークに入ってきました。

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 若駒たちにとっては本当の意味で競走馬としてのスタートを切る瞬間です。人も馬もあせらずじっくりと進んでほしいと、切に願っています。

2012-10-04

こんにちは。下河辺牧場です。

 先週から急に秋らしくなった日高地方。馬たちも9月中旬まで続いた猛暑から解放され、毎日元気に放牧地を駆け回っています。

 下河辺牧場には、繁殖・1歳(イヤリング)・トレーニング・メンテナンスの4部門があります。

 先週末で4月中旬までに生まれた馬たちの離乳が無事終了し、離乳した当歳馬たちが順次、繁殖牧場からイヤリング牧場へ移動しています。当歳馬たちは、これから来年の馴致時期(8月)まで、イヤリング牧場で「優秀なサラブレッド=優秀な競走馬」として成長していくための、マナーや立ち振る舞い方を教えられていきます。お母さんと一緒にいた頃には大目に見られていたワガママは一切通用しません。結構厳しいんです。。(^_^;)

 イヤリング・トレーニング部門では、1歳馬の騎乗馴致が最盛期を迎えています。競走馬になるための第一歩。馬にとっては何もかもが初めての経験ですが、スタッフに導かれて皆順調に馴致をこなしています。

 下の写真は、栗毛の馬が初めて人を背中に乗せた時の写真です。少し緊張はしていたものの、落ち着いてスタッフに跨られていました。

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 下の写真は「ドライビング」といって、手綱からの指示に従って、停止や右左に曲がることを覚える練習です。競馬用語で「ハミ受け」といわれている事を教わっています。

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 前回のブログでトラクターを操るテクニックの事に触れましたが、下の写真は当場の繁殖牧場「トラクター基地」の写真です。
 私的にはいつ見ても「かっこいいな~」と感動してしまいます。壮観でしょう!!?

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