2012年8月

2012-08-31

競馬場では誘導馬にもご注目ください!

 ビッグレッドファームの蛯名聡です。

 中央競馬では、牧場から一番近く、車で2時間ほどで行く事が出来る札幌競馬場には、夏休みを利用して関係馬の応援に向かう機会を作る事も容易な距離であり、牧場スタッフも日帰りで関係馬の応援に向かう機会も多くなります。

 私も先日、8月19日に札幌競馬場へ行ってきました。

 開門直後の到着となりましたが、既に多くのお客さんが入場されており、最終的には33,000人を超える入場者数となりました。

 競馬業界は馬券の売り上げで経済が動きますので、競馬業界で生活させて頂いている身としては、競馬に興味をもって頂く事、競馬場へ来場して頂ける事が、馬券を購入して頂ける事に繋がることもあり、来場されるお客様は混雑で過ごし辛い点も多少はあろうかと存じますが、多くのお客様で賑わう事は、何よりも嬉しい状況でございます。

 来年はスタンドの改装工事のため、札幌競馬場での開催はございません。残す所僅かとなった札幌開催ですが、次の開催は再来年となります。

 来年開催が無いのは非常にさびしい限りですが、老朽化が進んだスタンドのままでは危険も伴いますし、何よりお客様がより過ごしやすい環境へと変わる過程でもありますから、一競馬ファンとしても、再来年のリニューアル開催を楽しみに待ちたいと思います。

 さて、写真は当日のあるシーンを撮影したものです。札幌記念出走馬の本馬場入場が終わった後、お客様前で綺麗に整列している誘導馬たちです。

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 中央にマイネルレーニア、右端にマイネルスケルツィと育成を手掛けた馬が2頭も無事にお仕事を務めておりました。

 競走馬の引退後は、種馬、繁殖牝馬、乗馬などに用途が変わっていきますが、乗馬と言っても、行き先などは中々掴み切れないのが現状です。

 前述の2頭は、共に重賞を制覇した馬であり、引退が決まった際に札幌競馬場にて誘導馬としてのお話しを頂きました。

 来場されるファンの方は元より、関わった牧場スタッフも遠慮なく会いに行ける誘導馬としてのお話しは大変有り難くも有り、無事に誘導を務め上げることが出来るのだろうかとの一抹の不安もございましたが、こうして無事に誘導馬として頑張っている姿は、生産、育成に携わる者としては大変励みとなります。

 勝負の世界ですから、必ず淘汰という言葉は付きまといます。

 少しでも長い競走生活を送れるようにと、1頭1頭に思いを込めて、丈夫で結果を残せる馬造りに取り組んでおりますが、残念ながら関わった全馬が希望通りの余生を送れるとは限らないのが競馬の世界です。

 お声掛け頂いた札幌競馬場の関係者方々への感謝と、お声を掛け頂けるほどの活躍をしてくれた2頭の現役時代を思い出しながら、札幌記念の発走を待った次第です。

 マイネルレーニア、マイネルスケルツィ以外にも中山でマイネルゴーシュ、マイネルチャールズ、マイネルユニバース。中京でコスモハンブルグ、京都でマイネルデスポットが、ビッグレッドファームで生産、育成などに関わった馬として現在も各競馬場で誘導馬として活躍しております。

 是非、競馬場で過ごされる時には、誘導馬にもご注目ください。

牧場で働こう体験会の様子【8月31日】


 「牧場で働こう体験会」6日目の様子をスナップ写真でご覧ください。

 最終日の今日、午前中は昨日も訪問したJBBA静内種馬場へ。昨日は施設の見学や講義、現役研修生たちとの懇親バーベキューでしたが、今日は現役研修生たちの研修を見学したり、研修用乗馬に乗せていただきました。2班に分かれて現役研修生たちがひき馬をしてくれます。馬上の参加者とひき手の研修生が、会話をしながら馬場をひき馬で進みます。参加者たちの緊張をほぐすように積極的に話しかけてくれる現役研修生たち。進路に悩む参加者も、貴重な話を聞けたのではないでしょうか。研修生たちの騎乗訓練の様子を見学する参加者の憧れの眼差しも印象的でした。

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 静内種馬場を後にした一行は、バスで社台スタリオンステーションへ移動します。到着後にプレゼントしていただいた種牡馬パンフレットに感嘆の声があがります。「騒がないで!静かに!」さっそく注意されてしまいました。超有名種牡馬が続々と登場してきて、ぐっと声を堪えてスタッフの説明に耳を傾ける参加者たち。見学した種牡馬はディープインパクト、ハーツクライ、キングカメハメハ、クロフネ、ダイワメジャー、ドリームジャーニー、マンハッタンカフェ、ヴィクトワールピサら錚々たる顔ぶれ。カメラのシャッター音が鳴りやみませんでした。ディープインパクトと記念撮影できるサプライズも。きっと一生の思い出になったのではないでしょうか。

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 ノーザンホースパークで昼食後に新千歳空港へ向かいます。「まだ帰りたくない」「日高へ引き返して欲しい」そんな声も聞こえてきます。5泊6日の旅を終えて、参加者が一回り大きくなったように感じました。いつかまた、会える日まで。お疲れさまでした。

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2012-08-30

牧場で働こう体験会の様子【8月30日】

 「牧場で働こう体験会」5日目の様子をスナップ写真でご覧ください。

 午前中は、BTCの体験入学を希望する班と、これまで通りお世話になっている牧場での作業体験を希望する班とにわかれました。牧場での作業体験を希望するか、BTCの体験入学に行ってみようか、最後まで悩んでいる参加者の姿も見られました。

 牧場体験の最終日ということで、お世話になった牧場の方ともお別れです。「北海道に来たら必ず寄るんだよ」「元気でがんばってね」暖かい言葉をかけていただき牧場を後にしました。

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 BTCの体験入学では、研修の説明、施設見学、現役研修生の研修の様子を見学しました。希望者は馬装品の採寸もしてもらいました。質問しやすいように、と談話室で膝をつきあわせての質疑応答では、活発な質疑がありました。現役研修生たちの颯爽とした騎乗姿に感嘆の声が挙がっていました。

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 また、BTCの調教施設見学にも2班に分かれて出掛けました。広大な施設に驚く参加者達。芝コース、ウッドチップコース、スターティングゲートでは、競走馬の気分を味わいたいと全力疾走をする参加者の姿も。5日目の疲れも見せずに、元気一杯でした。

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 昼食を済ませると、これまで過ごした浦河エリアから離れて新ひだか町のJBBA静内種馬場に向かいました。JBBA研修の説明を受けたあとは、靴を消毒して、種牡馬や種馬場の施設見学をさせていただきました。バゴ、エンパイアメーカー、フォーティナイナーを見学したあとに、厩舎、種付場、研修センター等を見学。種牡馬はもちろん、滅多に見学することのない手術室や倒馬室等を興味津々に眺めていました。

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 この日の夕方は、JBBA研修の現役生徒達との懇親バーベキュー。研修生が参加者をゲストとして迎え、もてなしてくれます。食事のあとは屋外で輪になり、研修生たちのJBBA研修の志望動機や将来の目標等を聞かせてもらいました。最後には今月誕生日を迎える4人の参加者達へのサプライズバースデーイベントが。プレゼントをもらい、大きなケーキをみんなで取り分けて食べました。

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 こうして盛りだくさんの一日が終了。お疲れさまでした。明日はいよいよ最終日です。

2012-08-29

牧場で働こう体験会の様子【8月29日】

 「牧場で働こう体験会」4日目の様子をスナップ写真でご覧ください。

 昨夜は行程で唯一の「牧場に泊まる」日で、これまでグループに分かれてお世話になっている牧場に宿泊させていただきました。

 夕食では、家庭料理をご馳走になるグループ、牧場スタッフの皆さんとバーベキューを楽しんだグループ、様々だったようです。

 翌朝、スタッフが迎えに行ってみると、牧場の早い朝を体験したグループも多く、作業後の朝ごはんのおいしさに食べすぎてしまったグループも。皆、爽やかな牧場の朝を迎えられたようです。

 一宿二飯のお世話になり、部屋を片づける参加者達の様子です。

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 早朝からの作業も精力的にこなしていました。

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 午後からは乗馬体験です。乗馬経験豊富な参加者、乗馬経験のない参加者、レベル別に分かれて指導を受けます。上級者はトレッキングに出掛けて行きました。

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 乗馬体験を終えると、BTCで講義を受けました。競走馬と乗馬の手綱の持ち方の違いなど、たくさんのことを教えていただきましたが、盛り上がったのはホースシミュレーター体験。騎乗者の偉大さを肌で感じたようです。

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 今日の夕食は宿泊施設のうらかわ優駿ビレッジAERUのビュッフェ。ゲストとしてついさきほどお世話になったBTC教官のみなさん、そして、BTCの現役研修生の4人の女性が駆けつけてくれました。食事をしながら世代の近い先輩に気軽に質問ができる機会は貴重です。最も多かった質問は、「どうやったらBTC研修の試験に合格できますか?」でした。

 恒例となった参加者ひとりひとりによる自由テーマのプレゼンテーション。緊張しながらも、将来の夢、馬への想い、目を輝かせながら話してくれました。

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 最後に研修日誌を書いて今日の日程は終了。早朝からの長い一日、お疲れさまでした!

2012-08-28

牧場で働こう体験会の様子【8月28日】

8月26日からスタートした「牧場で働こう体験会」3日目の様子をスナップ写真でご覧ください。

初日に北海道は浦河町に到着した一行は、2日目(27日)からさっそく牧場での作業を開始しました。こちらの写真は3日目(28日)の様子です。

この日は牧場に宿泊ということで、皆期待に胸膨らませて楽しそうに出かけて行きました。

ひき馬の様子です。これから放牧地に馬を連れていきます。

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馬房の手入れの様子です。清掃や寝藁の準備等をさせていただきました。

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馬の飼糧(エサ)の勉強をさせていただきました。馬ってこんなに食べるの?と驚きの表情が印象的でした。

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番外編:3日目の今日は、それぞれお世話になっている牧場さんに宿泊させていただきます。牧場作業終了後、様似共栄牧場チームはなんと名車マスタングで温泉へ。

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明日からもまだまだ体験会は続きます。お楽しみに!

2012-08-21

海をバックにした放牧風景

皆さん、こんにちは。コスモヴューファームの山口です。

今回は、海をバックにした放牧風景と、環境の維持について紹介したいと思います。

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こちらの放牧地は、海をバックに映画やドラマ、雑誌などによくつかわれています。

夕日が沈む光と、昼夜放牧されている馬たちの影が絶妙でたまりません。(今回は昼間の写真ですので、ドラマなどで使われた時は、見て下さい。)

コスモヴューファームは、海沿いの高台に位置し、非常に景観が良い場所で、撮影などの来場者も多く、牧場の景観の維持にスタッフ一同、常に気にかけています。

夏場の環境の維持に欠かせないのが、何といっても草刈でしょう。

この時期は、芝生もすくすくと育ち、(必要以上に育ちすぎる場所もありますが・・・) 毎日、草たちとの終わりなき戦いです。

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乗用芝刈り機で刈り込みが出来る所は、乗用芝刈り機で刈りますが、乗用芝刈り機の入れない場所や、細かい所などは、スタッフが刈払機をもって、手刈りして行きます。

この作業のおかげで、きれいな牧場を維持できています。

この場を借りて、作業しているスタッフにとても感謝です。

2012-08-16

北海道の夏

 牧場就業促進事務局です。

 2週間後に迫った「牧場で働こう体験会」の打合せのため、東京から北海道に出張。

 到着した初日、北海道はスカッと晴れて、湿度も低く、気持ちの良い風の中、海岸線をドライブです。東京と比べると天国です。牧草収穫中で大きなロールが転がる採草地や、海から長いコンブを引き上げる漁師さんなど、夏の風物詩が盛りだくさん。「ブログで紹介したいけど、今日は約束の時間もあるので、写真は明日に撮ろう」と会話しながら、お世話になる牧場、関係施設を回りました。

 翌日は、残念ながらあまり天候に恵まれず、牧草作業もコンブ漁も行われていませんでした。

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 それでも、日高地区に2箇所ある海水浴場の一つ様似町の「親子岩ふれ愛ビーチ」ではキャンプを楽しみ、水遊びをする子供たちの姿が。短い夏を楽しんでいました。ちなみに外気温は23℃でひんやり。ということは、水温は???何℃なの?

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 国道沿いの海産物店の店先には、生きが良く今にも逃げ出しそうな、マダコと呼ばれるミズダコ。タコ箱で捕獲された20kg越えの上物。右の箱の中にはカレイが。カレイの種類も多種多様だそうです。

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 帰り際には、まだ若そうな小柄なキタキツネがお見送り。

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 北海道は自然の魅力いっぱいと改めて認識した出張でした。

2012-08-15

大作ステーブルです。

 8月に入り、夏競馬も中盤に差しかかりました。

 大作ステーブルでは、サマーセールに向けたコンサイニング馬たちの最終仕上げと、休養馬たちの追い切りで暑い日々を過ごしています。

 育成がメインの当場では、やはりサマーセールが一大イベントです。当場も参加している「馬市.com」も大忙しです。セリは8月20日~24日までの5日間。来年のトレーニングセールへ向けた仕入れもあります。

 全ての競走馬達がレースに出走する為の大前提となる、自分たちの生涯の一喜一憂を共にするオーナーに見初められる為の勝負が、生まれ落ちたときから始まっています。馬たちもドキドキなはず!

 馬に直接携わるスタッフたちが、どれだけ馬の気持ちになり目標をしっかりと持って、目標の為に今何をするべきか考えて行動することが一番大事で、技術はその考えに追随して身に付いていくものです。

 セリは目標がはっきりしています。若馬たちの今後の運命が決まります。

 まず売れることが重要になります。買いたいと思わせる、思って貰えるようにするにはどうすればいいのか日々精進です。競馬での活躍は勿論ですが、まず舞台に立たせてあげたい、ゲート入りしないとゴールはありません。全部の馬に出走して欲しいと思いませんか?そんな基本的なことに重きを置いています。

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2012-08-14

こんにちは。ダーレー・ジャパン・ファームです。

 こんにちは。ダーレー・ジャパン・ファームです。

 当牧場でも、離乳の時期を迎え忙しくなってきました。現在のところ離乳は順調に進んでいます。

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 獣医の先生がアシスタントに直検の指導をしているところです。
 受胎したあとも定期的にエコーでチェックし胎児が順調に育っているかを見ています。

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 また、ダーレーでは、毎年社内でサマーパーティーを開催しています。スタッフの家族も参加し、皆で食事やゲームを楽しみます。今年は綱引きで盛り上がりました!

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2012-08-09

ローブデコルテ

 7月21日の新馬戦で、オークス馬ローブデコルテの初仔スイートメドゥーサが待望のデビュー戦を迎えました

 彼女が生まれたのは2年前の2月3日

 この年、ノースヒルズで最初に誕生したのが彼女でした

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 2010年7月

 親仔そろっての記念撮影

 ずいぶんお母さんの毛色に似てきました

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 2011年9月

 なかよしグループでの記念撮影

 となりの栗毛の女の子はシャスターデイジー ( 母サンドリオン ) です

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 2012年7月

 待望のデビュー戦

 はじめてのレース、ゴール板を先頭で駆け抜けました

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 彼女の勝利に牧場中、大騒ぎでした

 おめでとう スイートメドゥーサ !!!

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